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ドナルド・トランプの恐るべきビジネス感覚と外交技術② 「外国のことに関わりたくないアメリカ」|Atlasマンツーマン英会話

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ドナルド・トランプの恐るべきビジネス感覚と外交技術②
 「外国のことに関わりたくないアメリカ」

次の世界的な外交イベントのスケジュールとしては、9月にロシアのウラジオストクで開催予定の経済フォーラムに金正恩が招待されており、そこでロシアが北朝鮮への天然ガスのパイプライン引き込みの話をすることになっています。

 

そもそも北朝鮮への国連決議として経済制裁は解除も緩和もされていないわけですが、こういう経済提携の話だけが進んでいるように見えます。また、中国の習近平主席はこの秋にも再び北朝鮮を訪問する予定があり、今後も激しい外交のやり取りが続いていくわけです。

 

さらに、日本の安倍首相は金正恩との日朝会談を希望しているようです。しかし、これまで北朝鮮に対して最大限の圧力をかけ続けてきた安倍首相が、北朝鮮への経済援助の案を出すというのは都合が良すぎると考えないのでしょうか?

 

一方、中東ではシリアの西側を第3次中東戦争で勝利したイスラエルが占領していますが、実効支配しているゴラン高原からほんの数キロ先までついにイランの正規軍である革命防衛隊が迫っていると報道されています。

 

このゴラン高原をシリアとイラン、そしてヒズボラというレバノンの親イラン・シーア派の軍事組織がシリア西側奪還のために開戦になれば、中東が再び戦争地帯になるのは時間の問題と言えそうです。

 

そして、私たち日本人が住む東アジアにも当然その影響が及ぶことになります。一般的に言われている世界の火薬庫というのは、この中東と極東、そしてバルカン半島の3つしかありません。どちらかで戦争が順番に起きるのは間違いないということです。

 

そこで不気味なのが、アメリカの軍事・国防産業を中心とした事業体である軍産複合体がいつまで黙っているのかです。アメリカというのは、戦争を10年に一度、最近では5年に一度のペースで世界のどこかで戦争を起こさないと経済的に維持できない国です。

 

世界史を見ても。ローマ帝国から始まってすべての帝国は、必ず戦争をしなければならない社会構造になっていました。アメリカの軍産複合体はトランプ大統領に戦争の必要性を説明し、兵器の在庫を処分しようとしているのでしょうか?北朝鮮との戦争で使うはずだった大量のミサイルはどうするのでしょうか? 

 

ところが、今度は中東が次の火薬庫に逆戻りしていることになっているわけです。イランとシリアの同盟軍は、ロシアからS300という地対空ミサイルを購入し、ついにそれを自分たちで正確に動かし、撃てるように訓練が終了したと昨年、地元紙では報じられました。

 

それでイスラエルの戦闘爆撃機を今年1月から正確に打ち落とせるようになったことで、今度はイスラエルがこの事態に深刻になっているようです。これまでのようにイスラエルがこの地域の制空権を持つということが危うくなりつつあります。

 

この事態に慌てふためいているネタニエフ首相は、たびたびロシアのプーチン大統領に会いに行き、イラン軍をシリアから撤退させてほしいと懇願しているというわけです。一方のアメリカのトランプ大統領は、イスラエルだけは何があっても助けなければならないのに、救援することができないままです。

 

このような状況の中、アメリカのトランプ大統領は国内のことで手一杯になっており、外国のことなど構っていられないほど混沌としているのが分かります。この「アメリカ・ファースト」による思想というのは、外国のことに関わりたくないという政治思想のことです。

 

トランプ大統領は、恩人でもあるユダヤ人が600万人も住むイスラエルでさえ見捨てようとしています。これが「アメリカ・ファースト」が具現化した姿であるということです。人口850万人が住む埼玉県ほどの小国を、トランプ大統領は真剣に守ろうとはしません。そして、イスラエルが完全にアメリカに捨てられている今の様子は、日本とよく似ています。

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