|
バイデン氏、新型ウイルスの発生源に関し追加調査を指示 情報機関に
(出典：2021年5月27日 BBC）
昨年までの話では、新型コロナウイルスは宿主であるコウモリから「武漢海鮮市場」で売られていたセンザンコウという動物に感染し、それから人への感染が拡大したと公式には発表されていました。世界で最初の患者が確認されたのは、2019年12月8日です。
しかし、中国共産党が管理する「武漢ウイルス研究所」の研究員数名がすでに11月時点で感染して死亡していたことから、バイデン大統領は情報機関に指示を出し、研究所から流出したことについて調査する報告書の提出を求めました。
武漢ウイルス研究所から新型コロナが流出した疑惑は、昨年3月に世界中に感染が広がり始めた当初からあり、トランプ前大統領も流出したことを支持していました。今回、流出した事件が初めて調査されることになったわけです。
そして、中国から始まった新型コロナの流出事件の中心にいるのが、バイデン政権の最高医療顧問でアメリカ国立アレルギー感染症研究所（NIAID）所長のファウチ博士です。
実は、アメリカの医学研究の頂点にあるアメリカ国立衛生研究所（NIH）は、中国の武漢ウイルス研究所が研究していた様々な「ウイルス組成の実験」に370万ドルの資金支援をしていたことが判明しました。
ウイルス組成の実験とは、ウイルスの遺伝子を組み換え、人工的に組成して生物化学兵器として戦争などで使用するための実験のことです。当然、組成されたウイルスの感染力や毒性が強くなることもあります。
Lab incidents lead to safety crackdown at CDC
(出典：2014年7月11日 Science）
オバマ政権は、2014年にパンデミックを引き起こす恐れがあるとして、中国政府とアメリカ政府が実施しているバイオセーフティーレベル4以上のウイルス実験を全て中断すると発表していました。
ところが、アメリカ国立衛生研究所（NIH）は、武漢ウイルス研究所にコウモリのコロナウイルス研究費として60万ドル（約6500万円）の資金を出していたことが最近公開されたファウチ所長の電子メールから分かりました。
そもそも、なぜオバマ政権がウイルス実験を中断したのかですが、アメリカの感染症対策の中心であるアメリカ疾病管理予防センター（CDC）に炭疽菌や天然痘、そして新種のインフルエンザの3つのウイルス株が、不活化されないまま送られてきたようです。
もし危険なウイルス株が外に漏れた場合、2015年にパンデミックが起きた可能性があります。その後、CDCの研究所がすぐに閉鎖されましたがこの株こそ「新型コロナウイルス」であると思われます。
What Happens When COVID-19 Becomes Endemic
(出典：2021年5月28日 Start for）
さて、今後の新型コロナウイルスの予測ですが、欧米のシンクタンクは月に1回のペースで情報を分析し、それをレポートにまとめて公表しています。中にはパンデミックではなく、「エンデミック（endemic）」という言葉が使われています。
つまり、パンデミックが終息することはないということです。これまで、集団免疫が構築されるには、国民の70％以上が感染するか、ワクチンを接種する必要があると言われてきましたが、現在までの日本国内の感染者（PCR陽性者）は約80万人で、ワクチン接種者は約110万人です。
最近の世論調査では、アメリカ国民の30％はワクチン接種はしないと回答しており、ヨーロッパ各国でも「接種をしない」と答えた人が50％以上の国もあります。
そのような状況から考えても、集団免疫が獲得できる水準までワクチン接種が増えることはないと思います。だから、シンクタンクのレポートでエンデミックという言葉が出てきているわけです。当然、事態を長引かせたいから新たなウイルスをばらまくわけです、
イスラエルで感染者増加再拡大懸念 マスク着用義務再び導入も
(出典：2021年6月23日 NHK NEWS WEB）
実は、多くの人がワクチンを接種しても重症化のリスクが低くなることはわかっていません。国民の80％以上が摂取したイスラエルでさえ、インド変異株の新規感染者の半数を子どもが占めている報道されています。
要するに、ワクチンに効果がないことが判明しました。日本もこうした状況になる可能性は高いですが、私たちがより安全なワクチンが出るまで接種を延期するか、またはワクチンのリスクから接種そのものを断念し、免疫を上げて予防するしかないように思います。
| 
2021年6月24日
