The World Ahead 2022
(出典:The Economist)
トランプ前大統領が準備する合法的クーデター
(出典:2021年11月3日 東洋経済ONLINE)
支持率が下落し続けているバイデン大統領は、来年2022年には健康上の問題という理由で辞任する可能性が高いと思います。
しかし、本当の理由は民主党内部でクーデターが起こり、再び乗っ取られることになります。現在、民主党内では支持率低下から緊張が高まっており、記者会見でまともに質疑応答ができないバイデンに不安を持った党内の勢力が動いています。
バイデンの後任は初の女性の大統領になりますが、ハリス副大統領は短い期間だけの暫定大統領であり、後任には別の女性が選ばれます。
トランプ前大統領、新SNS「TRUTH Social」立ち上げを発表 iPhoneアプリ予約受付中
(出典:2021年10月21日 ITmediaNEWS)
一方、トランプ人気で支持率を上昇させている共和党から、黒人女性がトランプ前大統領と協力しながら11月の中間選挙で議席数を増やしていきます。トランプ陣営が始めたSNS「Truth Social」の人気が上がり、FacebookやTwitterの人気は低迷していきます。
2024年の大統領選挙に、トランプが立候補するかどうかはわかりませんが、動画がメインのTruth Social によって世界各国の保守派や右派の政治家がチャンネルを持ち、選挙戦で有利な立場を得ることになると思われます。
その後、アメリカ国内の分断はさらに激しくなり、2023年以降に内戦状態に突入していきます。17世紀の南北戦争のような内戦ではなく、全米各地で反ロックダウンやワクチンパスポートへの抗議デモをきっかけに暴動が始まります。
欧州各地で大規模デモ 新型ウイルスの規制強化に反発
(出典:2021年11月22日 BBC)
すでに大規模な抗議デモが起きているヨーロッパ諸国では、ワクチン接種の義務化が強制されており、ポーランドをはじめとする東欧のハンガリーや北欧のデンマークなどもEU離脱を本格的に開始するようになります。
EU(欧州連合)は、ドイツを中心とした連合とフランスを中心とした連合の2つに分裂し、それからフランス側の連合がさらに分裂していきます。第一次世界大戦や世界大恐慌は、オーストリアが原因で始まりました。
世界はフラクタル構造で成り立っており、再び18世紀初旬のような状態に世界は突入していきます。他方、南米ブラジルでは国内クーデターが起こり、ボルソナロ大統領が引きずり降ろされることで民主主義は再び立て直されることになります。
Xi Jinping’s crackdown on Chinese tech firms will continue
(出典:2021年11月8日 The Economist)
世界経済についてですが、これまで世界を引っ張ってきた巨大IT企業群のGAFAの一つであるFacebookのメタバースは失敗するものと考えられます。20年前のセカンドライフと同様、自分のアバターを使ってオンライン上で他人と交流すること自体、匿名を好む多くの人々には好まれていません。
基本的に、SNSは家族や友人など顔見知りだけが交流するだけの場所になります。そうした家族向けのサービスを提供するIT企業が興隆することで、いよいよFacebook(メタ社)は財政的な問題を抱え、倒産を余儀なくされます。
Facebookの倒産後、次に当局に狙われるのがAmazonやGoogle(アルファベット社)です。巨大IT企業のほとんどが税金逃れに走っており、内部告発をきっかけにビジネスモデルが崩壊していきます。
国境を越えて利益を出しているIT企業に対し、徴税するための国際的なルールが作れることになります。当然、アルゴリズムを利用した個人情報の扱いについても、最初は国別に規制が行われますが、最終的には国際的なルールが決められます。
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