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【分析予測】The World Ahead 2022年の「世界はこうなる」⑥ ロシアとウクライナ(EU側)の政治・社会情勢

更新日 2021年12月21日

 

The World Ahead 2022
The Economistへのリンク画像です。

(出典:The Economist)

 

ロシア、NATOに東欧やウクライナでの軍事活動放棄を要求
2021年12月18日 Reutersへのリンク画像です。

(出典:2021年12月18日 Reuters)

 

ウクライナの国境地帯で、米軍を中心としたNATO軍とロシア軍双方が睨み合っており、緊張状態が続いていると報道されています。

 

9万を越えるロシア軍兵士が、来年1月にもウクライナへ軍事侵攻する可能性も指摘されています。先日、バイデン大統領とプーチン大統領がオンラインで米露首脳会議を開催しましたが、プーチン大統領が笑いを堪えきれない様子が報道されていました。

 

政治的に弱体しつつあるアメリカですが、そのピークとなるのが2022年11月の中間議会選挙の時です。ロシア軍は、これからちょうど1年後にウクライナに軍事侵攻することになるものと考えられます。

 

しかし、ロシアはウクライナを占領するわけではなく、東部のロシア語を話す分離独立派を支援し、東部ウクライナをロシアに併合しようとするのが目的です。ただし、ウクライナ軍がそう簡単に手放すことはないと思います。

 

また、ロシアの動きに対してEUの中心国であるドイツとフランスが政治的な調停に乗り出し、すぐに外交交渉が進められることになります。一方、バイデン政権の動きは遅いため、ロシアに政治的な圧力をかけるだけで終わります。

 

その後、ウクライナを巡ってロシアと欧米諸国は膠着状態に入り、ウクライナが正式にNATO軍に加盟することはなくなります。あくまでロシアの目的は、EU(欧州連合)の組織力を弱体化することにあります。

 

ロシアは、豊富な天然ガスと石油をパイプラインで送り続けているため、ヨーロッパ全体のエネルギー供給を支配しており、いつでもEUに圧力をかけることができる立場にあります。もし冬場に供給を止めることになれば、ヨーロッパ人たちは凍え死ぬことになりかねません。

 

ロシア「ウクライナ侵攻計画」プーチンの強気の背景にある中国との“準同盟”関係
2021年12月7日 現代ビジネスへのリンク画像です。

(出典:2021年12月7日 現代ビジネス)

 

2022年の中国とロシア経済は、欧米諸国や日本と比べて好調であると予測されています。ロシアは、中国との同盟関係をさらに強化し、中国はロシアに協力する形でEUの弱体化を仕掛けることになります。

 

イギリスは、大英帝国時代から「分割統治」で世界を支配してきました。国内の少数派を権力側につけることによって、国内に分裂が起こって不安定化して国力が落ちるという手法です。現在、日本にもそれが利用されているのは明らかです。

 

ロシアと中国は、そのような分割統治を利用して欧米諸国を内部から分裂させるように動いています。2022年には、ロシアと中国が交わした政治や経済、そして軍事面の合意内容が明らかになると思います。

 

ロシアの同盟国であるベラルーシですが、10月にイラクやシリアからの難民をカネで雇い、隣国のポーランド国境に移動させました。ルカシェンコ大統領は、EUに問題を引き起こそうとしていたのは間違いありません。

 

「移民・難民を道具にした」 EU、人道危機を招いたベラルーシ非難
2021年12月18日 朝日新聞へのリンク画像です。

(出典:2021年12月18日 朝日新聞)

 

今後、ポーランドはロシアやベラルーシに対抗するために、国境地帯の軍事力を強化することになります。しかし、2022年はルカシェンコ大統領の退陣を求めて社会不安が起きると考えられます。

 

ルカシェンコ大統領が政権を維持できるかどうかは、国内の敵対勢力やポーランド側の戦略によって決まることです。おそらく、クーデターは失敗し、関わった人たちは厳しい罰を受けることになります。

 

ベラルーシ国民はEUを支持していますが、ルカシェンコ政権はロシアとつながっています。ルカシェンコ大統領は必ずしもプーチン大統領を尊敬しているわけではないですが、政治的な必要性からロシア側についています。

 

ロシアは、2014年に占領したクリミヤ半島をウクライナに返還することはなく、北方領土のようにこれからも占領し続けていきます。ロシアは、セルビアやボスニアなどバルト海諸国との関係を強化しようとしています。

 

ソ連崩壊30年、大国ロシア復活の野望と摩擦
日本経済新聞へのリンク画像です。

(出典:日本経済新聞)

 

当然、経済面でのつながりも強化されるため、プーチン政権は中東やバルト海沿岸、そしてユーラシア全体を影響下に置こうとします。2024年はアメリカ大統領選挙の年ですが、アメリカ覇権の終焉を迎えることでプーチン大統領は大きな転換期を迎えることになります。

 

プーチン大統領が権力の座を離れるか、または健康問題を抱えて辞任することも考えられます。ナワリヌイなどの民主化要求運動家は次々と拘束されるため、次のロシア大統領は独裁的な権力者になることがわかります。

 

200年以上も西側諸国のディープステートに狙われ続けているロシア国民は、欧米諸国のような民主主義を望んではいません。欧米の巨大投資銀行の侵入を許さず、新世界秩序のグレートリセットを拒否し続けています。

 

最後に、2022年以降に中国は台湾を侵攻する動きに出てきます。その時、ロシアは中国側につきますが、2022年11月のアメリカ議会中間選挙の前後で世界的に不安的な出来事が起こされることを予測しておきます。

 

ロシアとウクライナは、大規模な戦争にまで発展しませんが、ウクライナ国内は紛争が続いていきます。ロシアは、世界中の人々に希望をもたらす国となりつつありますが、精神的な豊かさを回復することを示していると思います。

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