日本国内のワクチン接種状況副反応の情報
(出典:NHK 特設サイト 新型コロナウイルス)
日本では、すでに医療従事者と高齢者を中心に400万人近くの人たちがワクチン接種を済ませていると報道されています。
そのような状況の中、副反応であるアナフィラキシーや死亡例も報告されています。厚労省がホームページで公表した資料(データ)がありますが、読んでも理解できない人も多いと思います。そこで、私たちが4月25日までの270万人のデータを分析しました。
日本の副反応と死亡例
厚生労働省データより 2月17日~4月25日
(出典:2021年4月30日 厚生労働省)
死亡例
(出典:2021年4月30日 厚生労働省)
接種者270万人のうち、副反応が出たのは全体の4402人(0.16%)で、アナフィラキシーが出たのは 633人(0.023%)、緊急治療を受けたのは511人(0.02%)、そして死亡者は19人(0.0007%)となっています。
また、副反応が出た4402人の男女別の内訳は、男性が728人(17%)で女性が3669人(83%)です。この時点で、80%を越える副反応は女性に出ていることがわかります。
具体的な年齢別の内訳は、10代 23人 (0.62%)、20代 940人(21%)、30代 1068人(24%)、40代 1285人(29%)、50代 802人 (22%)、60代 282人 (7.7%)となっています。特に、20代から40代の比較的若い女性にアナフィラキシーを含む副反応の75%が集中しています。
アメリカの副反応と死亡例
一方、ワクチン接種が人口の30%まで進んでいるアメリカも日本とほぼ同様の結果が出ました。ワクチン接種の公式報告機関が公表したデータは、4月23日までとなっています。
VAERS COVID REPORTS
(出典:OpenVAERS)
データによると、接種者9800万人のうち、副反応は11万8902人 (0.12%)で、アナフィラキシーが出たのが636人、緊急治療を受けたのは1万6554人(0.016%)、入院したのが8165人 (0.008%)、そして死亡者は3544人 (0.0003%)です。
男女別の内訳は、副反応や死亡者の割合は日本とほぼ同じ(ファイザー製とモデルナ製)で、副反応と死亡者の男女比では死亡者は男性のほうが多いものの、副反応全体ではやはり女性が圧倒的に多いことがわかります。
日本では女性の割合は83%ですが、アメリカではほぼ73%が女性となりました。死亡者は男性1906人(54%)で、女性1561人(44%)、不明が77人です。副反応は男性1万2232人(27.3%)で女性3万2677人(72.7%)が出ています。また、年齢別では25歳から50歳までの副反応が出たのは2万500人(45.6%)です。
アメリカでも、副反応は圧倒的に女性のほうが多く、25歳から50歳までの年齢層でも女性の割合が多いことがわかりました。ワクチン接種は、世界中でアナフィラキシーを含む副反応が若い女性に集中しています。
副反応の特徴として、報道などで言われているような脳内出血(血栓)ではなく、女性特有の婦人病の症状が多いことが判明しています。
アナフィラキシーが怖い人に知ってほしい真実 コロナワクチン打った後にもしも起こったら?
(出典:2021年5月9日 東洋経済ONLINE)
他方、イギリス(アストラゼネカ製)のワクチン接種人数は、全人口の50%に上る3300万人ですが、女性特有の副反応は少ないと報告されています。しかし、女性特有の副反応以外にも何千人もの女性が月経周期の乱れの報告がある、と報道されています。
実際に、月経異常の副反応はSNSで多数投稿されており、ワクチンを接種した後、何百人もの女性が奇妙な症状を報告したり、月経周期の異常について証言しています。
Facebookでは、複数の産婦人科医がワクチン接種の副反応として、珍しい出血を訴える多くの女性を見ていると投稿しており、「ポリソルベート80」という化学物質を問題視しているコメントが目立っています。
例えば、アストラゼネカ製のワクチンには「HPVワクチン」という子宮顎がん用のワクチンや、インフルエンザ用のワクチンにも含まれているようで、実験用のネズミに投与したところ、卵巣毒性の発生が確認されているとのことです。
日本でも若い女性に激しい副反応が出ていますが、イギリスで報告された流産や早産などの症状は報告されていません。気になるのは、アストラゼネカ製のワクチンのみに含まれている「ポリソルベート80」が原因である可能性があることです。
日本では、アストラゼネカ製のワクチン接種を様子見していますが、これから大量に入荷されるファイザー製やモデルナ製のワクチンについて、できるだけ接種を避けるようにし、観察していくことが賢明です。
|