Japan’s middle class is ‘disappearing’ as poverty rises, warns economist
(出典:2020年7月2日 CNBC)
海外メディアが、日本でも貧困が拡大しているために中産階級が消えつつある、と報道しています。前回お伝えしたように、安倍首相をはじめとした自民党の政治家がカネをばら撒き、さらにカネを儲けようとするのでは国民の生活が苦しくなるのは当然のことです。
政治家や役人というのは、自分以外の困っている人や生活環境、自然、そして生命をどうやって保護していくかが問われる職業であるということです。
夫妻側に政党交付金1.2億円 河井氏党支部 買収資金か
(出典:2020年7月3日 毎日新聞)
結局、そういう思いが心の中心になければ成立しなくなり、多くの国民が貧困で苦しむことになります。安倍首相や麻生財務大臣、河井議員夫妻などは、カネの亡者となって不正や汚職に身を染めて見事に「政治屋」に成り下がってしまいました。
また、言いたいことを言うだけの政治パフォーマーたちも出てきています。過激な発言で注目されている政治運動をしているN国党の立花氏や、れいわ新選組の山本太郎代表というのは、俳優のような立ち位置にいます。
演説を聞いても、国内外情勢に対しての政治的な信念や確固たる考えがないように感じることがあります。経済政策についても、教養レベルでもマルクス経済学を例に出すなどして自分なりの分析や意見を持った上で政策を打ち出す必要があります。
世界情勢を全く知らない政治家が、国内だけの政策を打ち出してもいずれ上から潰されることになるいだけです。諸外国の歴史を知り、人の意見ではなく、自分でも現場にも赴いて歴史観や政治観を見い出して意見を述べるべきです。
テレビや新聞では、突然「政界のプリンス」「財界の大物」などともてはやすように、マスメディアが偶像として設定してくることがありますが、この20年は政治や経済分野で景気がよくなったことなどありません。
これまでの登場人物は全員、政治パフォーマーであり、国際金融資本の手下(売国奴)であるということです。しかし、それをテレビで観た後にその人たちの書いた本や話を信じ、決して自分で考えることなく称賛し、最終的に期待を裏切られるわけです。
山本太郎代表が掲げている15兆円規模の地方債、総務省が改めて認める!単純計算で50兆円規模くらいまで可
(出典:2020年7月3日 情報速報ドットコム)
例えば、山本太郎代表が語る「MMT理論」についてですが、彼が経済学を基本から学んでいるとは私は思えません。ある程度勉強していると思いますが、自分で考えてそれを良しとしたのかは分からないわけです。
「ベーシック・インカム」についても同じことが言えますが、政策を簡単に説明するだけではなく、実際に日本で導入した時のシミュレーションを行い、その結果をレポートにして発表することが求められています。
残念でありますが、誰が総理大臣になろうが議員になろうが、2024年までは日本経済がさらに悪化していくしかないように思います。自民党であろうか野党であろうが、現在の選挙システムや投票方法が大きく変わらない限りは衰退が続いていきます。
そんな話よりも、私たちAtlasがやりたいことは生き残るための準備です。そして、周囲にこのことを周知していくことです。政治や経済よりも「私たちAtlasがやっておきたい」、「やらなければならないこと」が別にあります。
さて、私(ピーター・ヨネナガ)は一般的な日本人とは少し異なる人生を経験させていただきました。幼い頃に渡米し、アメリカの大学・大学院を卒業し、その間に起業しながら米軍にも所属して任務に就きました。
高成長・高収益企業のポイントはこれだ!
(出典:Atlasマンツーマン英会話)
日本に帰国しても、すぐに起業して日本初の会員制語学スクールとオンライン英会話スクールを立ち上げ、Atlasマンツーマン英会話の全国展開を始めました。大学の世界ランクでトップ10に入るような大学を卒業しましたが、スタンダードな日本の社会人にはなれなかったわけです。
その間、様々な業界の重要人物にも会えることができ、マルチリンガルとして国内外の情勢を分析するために有利に進めてきました。現在、情報リテラシースクールはその集大成であり、コラムとセミナーを運用するようになりました。
カリフォルニア大学では国際関係学(IR)を専攻し、将来的に外交官を目指しましたが駐サンフランシスコ領事館に在籍していた時、得体のしれない詐欺師が大勢いることを感じ、自分にはこの世界は合わないと思いました。
その後、シリコンバレーで起業したことで大勢の日系企業で働く駐在者と仲良くなりましたが、結局はビジネスマンになるしかなかったわけです。
それでも、おかしな世の中を変えるにはその世界を構成している一人ひとり人の意識を変えなければならないことがわかり、現在は政治や経済、IT、教育、外交関係などあらゆるものを網羅するポータルサイトのような活動を行っています。
東日本大震災後は、シンクタンクを立ち上げてコラムやメッセージを書くようになりました。週5回、毎日6本以上、毎日休むことなく続けています。あれから9年が経ちましたが、この無料コラムが意外にも私のライフワークになりつつあります。
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