Disease X Will Kill 80 Million In 36 Hours, WHO Panel Warns
病原体Xは、将来致命的な流行またはパンデミックを引き起こす可能性のある未知の病原体に対して指定されたコードネームで、エボラウイルスとともに世界保健機構(WHO)の危険な疾病の優先リストにも含まれているようです。
1918年の世界的なインフルエンザ・パンデミックでは、世界人口の1/3が罹患し、全人口の2.8%にあたる5000万人が死亡したとされています。もし同じような感染症が今日起こったら、人口は4倍になり、移動時間は世界のどこでも36時間で5000万人から8000万人が死亡する可能性があるようです。
前回の続きですが、上場企業の新日本科学は、医薬品メーカーからの治験や動物実験を受託しており、実験動物として飼育していたサルが「Bウイルス」の感染源となり、従業員に感染したと報道されています。
サル由来ウイルスに初感染 鹿児島、拡大の恐れなし
Bウイルスは、1933年に発見されたサルのウイルス感染症です。しかも、感染して死んだ人物の名前をとって「Bウイルス」と名付けられ、噛まれたり、引っかかれたりした傷口からウイルスが侵入したり、唾液や糞尿が飼育ゲージから飛び散り、それを吸い込んで感染すると言われています。
今回、感染した新日本科学の技術員は、噛まれも引っかかれもしないまま感染しています。つまり、実験室内で空気感染が起きたということです。
Bウイルス病とは(国立感染症研究所)
この感染した技術者についてですが、発熱などで病院を受診した後、鹿児島市内の病院の隔離病棟で治療されていると思いますが、鹿児島市も新日本科学も「ノーコメント」を貫いています。報道では、未だに治療中ということで重症であることは明らかです。
このウイルスに感染するとエボラウイルスと同様、100%死に至ります。ところが、11月まで9か月も厚労省や国立感染症研究所が介入せず、獣医学部もある鹿児島大学でも封じ込めができていなかったようです。
11月28日に厚労省が公表した本事件の公式内容ですが、新日本科学が隠していたことは誰の目にも明らかです。死に至る感染症ということを考えると、かなり悪質であると思います。
鹿児島市におけるBウイルス病患者の発生について(2019年11月28日厚生省より発行)
21日には、厚生労働省と国立感染症研究所、そして鹿児島市保健所の合同による実験動物施設への調査を実施し、27日には国立感染症研究所からの検査結果を市が受け取り、当該医療機関に送付したと発表されています。
そして、同日には当該医療機関からの発生届を受理し、厚生労働省に対してBウイルス病の発生を報告しました。
これによって、九州の地元メディアがこの事件を初めて報道し始め、2月に起きてから9か月を経過してようやく明らかになったことになります。しかも、未だに技術者は治療中ということは、感染源として生きているということです。
インフルエンザなどでは、長くても1週間ほどで全快し、自宅に戻ることができますが、それができないということは本当にカテゴリー3レベルの「バイオハザード」が鹿児島市で発生したことになります。
当然、鹿児島市や九州全域の住民は、何も知らされずにそこで生活しているわけですが、国民の無知を利用して安倍政権の閣僚たちは、国民の税金を使って自分たちの利益のためだけに生きています。
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