|
世界の終わりか希望の源泉か 「終末論」が持つエネルギーの二面性
 (出典:2023年8月11日 朝日新聞)
世界で最も信仰者の多い宗教はキリスト教で、約23億人が信仰していると言われています。次に多いのがイスラム教で約18億人です。
仏教は約5億人ですが、多くの日本人のように無宗教、つまり特定の宗教を信仰していないという不思議な民族も存在しています。そもそも、無宗教というのは神仏を信じていないという意味でもあり、日本は不思議な国であることは間違いありません。
一方、欧米諸国はキリスト教徒(クリスチャン)、アラブ諸国や中央アジア、そして東南アジアなどではイスラム教徒(モスレム)が多いということで、生活や習慣、文化、政治、経済、社会まで宗教的な影響を受けています。
その定義となっているのが聖書であり、イスラム教でもコーランという聖書の内容に似た預言書を人生の糧にしているわけです。戦争中のウクライナもロシアもカトリックと正教会の違いはあってもどちらもキリスト教国であり、両国民のほとんどが聖書を読んだことがあるはずです。
他方、パレスチナ人を大量虐殺しているイスラエルはユダヤ人が多く、つまり旧約聖書しか読まないユダヤ教徒です。ところが、ネタニヤフ政権やイスラエル軍とその支持者たちはシオニストであり、ユダヤ教を信仰しているとは到底思えません。
餓死するか、食糧配給所に行って銃殺されるか、難民になるか--ガザ住民に迫る「死のわな」とは
 (出典:2025年7月4日 Yahooニュース)
パレスチナ人が暮らすガザ地区では、2023年10月からイスラエルによる虐殺(ジェノサイド)が実行されており、食料配給所や給水所に集まった人々にイスラエル軍が無差別に発砲し、毎日大勢の死者が出ていると報道されています。
パレスチナ人の死者数は5万5000人を超えており、シオニストは600万人のユダヤ人を殺害したナチスドイツに匹敵するほどの残虐行為であることは明らかです。無宗教の日本人が世界情勢をいつまでも理解できない理由は、おそらく聖書を一度も読んだことがなく、信仰心もないからだと思います。
私はアメリカの大学生であった時に、多数派のバプティスト教会で洗礼を受けたクリスチャンです。しかし、日本で教会に行ったことがなく、「無教会主義」のような状態にさせられて早25年が過ぎました。
池上彰氏が解説「聖書を知らないと損をする訳」 世界情勢を知るうえで押さえたい前提知識
 (出典:2022年11月12日 東洋経済オンライン)
今思うと、なぜアメリカでクリスチャンになったのかと言えば、アメリカで活動するには最低限、聖書の知識が必要だったからです。現地で英語を話すにも、相手に文化背景を理解されないままではコミュニケーションなど全く取れないわけです。
日本人特有の無宗教思考では、話が通じるのはアニメや漫画、ゲームオタクだけです。もしあなたがオタクでない場合、特に共和党の支持者が多い州ではキリスト教や聖書の知識を持つ必要があると思います。
最近、イスラエルを旅する日本人ユーチューバーの動画を観ていますが、歩いているだけで子どもから石を投げられたり、差別的な扱いを受けている様子がうかがえました。私は身体が大きいので被害を受けにくいとは思いますが、どうしてもイスラエルを好きになれません。
映画『はりぼて』予告編
 (出典:映画『はりぼて』公式サイト)
少なくとも、日本で暮らしている限りはキリスト教やユダヤ教の影響をほとんど受けずに済んでいますが、旧統一教会(自民党や参政党など)や創価学会(公明党)など、カルト宗教団体の政治活動が日本社会に悪影響を与えていることのほうがダメージが大きいと思います。
いつの時代も宗教団体が政党や政治家をサポートし、合理的な判断と意思決定ができなくなるほど洗脳やマインドコントロールされているケースがありました。今、世界中で同じことが起きていますが、テレビや新聞を主な情報源にしていては本当のことは何もわかりません。
日本では、未だに主要メディアが「反トランプ」の立場で報道しており、日本全体がトランプ大統領についての理解が乏しく、これまでの世界が異常であったことに気付けずにいます。英語力だけでなく、聖書の知識などがなくては日本もかなり腐敗していることはわかりません。
幸い、日本や韓国、台湾、中国などの東アジア諸国は、欧米やイスラム諸国の終末論的な人生観に支配されていませんが、台湾有事を何としてでも止めないと第三次世界大戦に巻き込まれてしまいことになりかねません。
|