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感情をコントロールできない会社経営者や投資家はただのギャンブラー②

更新日2023年3月3日

 

勝てても少額、負ける時は全額スるのがオチ…FX投資を「2分の1で勝てる」と考える人が根本的に間違っていること
2023年2月22日 Yahooニュースへのリンク画像です。

(出典:2023年2月22日 Yahooニュース)

 

SNS上には、FX(外国為替証拠金取引)などの売買を予想し、まるで教祖のように偉そうにしている人間を見かけることがあります。

 

そして、カネに群がる多くの若い人たちが一か八かのギャンブルをしています。彼らのやっていることは、ラスベガスやマカオのカジノで連日行われていることと同じで、負けたら掛け金を全部失い、勝ったら大儲けする「ゼロサムゲーム」そのものです。

 

最近は、1ドル=150円まで進んだ昨年9月までの円安時期と、一時的に128円の円高から再び136円台の円安へと乱高下が続いているため、家族泣かせの勝負に出ているギャンブラーたちが増えているわけです。

 

これだけボラティリティが高ければ、「金持ちになれる…」と思う人間が増えるのは当然のことで、1万人に1人の確率で億万長者になった者を羨ましく思い、次々とチャレンジャーが出てきますが、結局、全体の99.9%のギャンブラーは一文無しになって消えていきます。

 

ところが、負けず嫌いで借金したカネをFXにつぎこむ命知らずもいるようで、最終的には無縁仏になるケースもあります。前回説明したように、「感情をコントロールできない人間」というのはとにかく先が読めません。

 

下がれば悲しみ、上がれば喜ぶという一喜一憂だけで生きており、しかもレバレッジ(カネを借りて投資)を何倍もかけているので予想外の展開になるとあっという間にロスカットに追い込まれ、さらに焦って逆の選択を選んでしまうことになります。

 

そのうち、どんどん賭けている金額が大きくなっていくので、金銭感覚が麻痺して数百万円が目の前で失われていくことに慣れていきます。しかし、常に不安と恐怖の精神状態に置かれている小心者は、日常生活に支障をきたすようになることがあります。

 

未来予測は当たらなくても、明日の危機を乗り越えることはできる
2023年2月28日 WIREDへのリンク画像です。

(出典:2023年2月28日 WIRED)

 

強い精神力の持ち主というのは、生まれつきではなく、年齢と共に徐々に培われるものです。自分の感情をコントロールできるようになるには、地道に自分の生業を続けながらあらゆる経験を積んでいくことです。

 

若い頃から小さな失敗をすることで、世の中の動きというのはわかってくるものです。若い時は次々と新しいモノに手を出しては騙されるわけですが、さすがに50代にもなれば自分の老い先を考えて保守的になっていきます。

 

年齢関係なく、誰にでも「防衛本能」は備わっていますが、なかなか未来を正確に予測することはできません。だから、ほとんどの日本人は大胆な言動をせずに何とかやり過ごしながら生きているわけです。

 

一方、大胆な言動をしながら現状維持を通そうとする者もいます。何でも先送りするので、結局、精神的な限界が来ると諦めて損失をさらに増やすのが特徴です。ある程度は我慢できますが、最後の最後に勝負を捨てるのでダメージは大きくなります。

 

不景気.com 国内倒産
不景気.comへのリンク画像です。

(出典:不景気.com)

 

このことは投資家だけでなく、会社経営者にも言えることです。私は、「2020年初頭に世界的な不況がやってくる」とコラムやメッセージで伝えていましたが、誰一人として聞く者はいませんでした。そして、2020年3月に緊急事態宣言が出されたことでようやく気づいたようです。

 

2020年3月から6月頃にかけて、特に接客業では閑古鳥が鳴きました。つまり、一日中お客さんの来店がない状況に追い込まれたということです。当時、すぐに見切りをつけて閉店したのが適当に運営していた会社や個人です。

 

ところが、政府や自治体から給付金が出たことで、未だに飲食店の営業を続けている人たちがいます。次は、景気後退で再び閑古鳥が鳴く可能性が高いですが、今度こそ見切りをつけて違うことをするきっかけになるかもしれません。

 

今、増えている会社の倒産は、2020年から現在まで利益が少なくても運営を継続し、徐々に赤字が積み上がった結果です。見切りをつけようとしなかったことで、最終的には競争から排除されてしまいました。

 

「家にいるか」「預貯金は」道内で不審電話急増 1月0件が2月286件に 高齢者中心、詐欺・強盗予兆か
2023年3月1日 北海道新聞へのリンク画像です。

(出典:2023年3月1日 北海道新聞)

 

昔から詐欺商法が多かった日本でも、最近はさらに誰かを騙さなければカネを稼げなくなりつつあります。社会構造そのものが腐敗しており、「今だけ、金だけ、自分だけ」でいると気づかないうちに悪事に加担するようになります。

 

犯罪行為ででカネを騙し取るということは、逆に言えば自分も騙し取られる可能性が高いということです。全てを会社や他人のせいにして、自分は「運が悪かった…」というのは、離職や離婚の原因となっていきます。

 

正気な人の精神構造では、心理的に投資や強盗、詐欺では乗り切れないようになっています。ただし、もはや失うモノがない上に運が向いている人がごく稀にいます。道を踏み外したくなければ、地道に働くしかないのが現状です。

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