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身を粉にして働き6000万以上の投資資産を築いた40代夫婦「もう労働したくない」
(出典：2023年2月26日 MONEY PLUS）
コロナからの復興が実現しない中、大企業は大量リストラで早期希望退職者を募集し、今いる会社に嫌気がさして転職を繰り返す人たちが増えています。しかし、「もう働きたくない…」という人はサラリーマンを辞めてどのように生活していくのでしょうか？
結局、選択肢としては自分で起業するか、投資で食っていくかしかないように思います。しかし、自分の感情をコントロールできない人が投資を始めても損するだけです。そもそも、金融についての知識や経験がなければ弱肉強食の資本主義では生き残れません。
実際に、成功している投資家のほとんどが長期計画で株式を保有しています。彼らは、パンデミックや戦争、金利上昇、そして景気後退が起きても焦らず、感情をコントロールしています。しかし、株価大暴落が起きればさすがに狼狽するかもしれません。
戦後、資本主義の総本山であるアメリカが世界経済を引っ張ってきましたが、米国株は乱高下しながら上昇してきました。2008年のリーマンショックでは株価が半値まで下落したり、2022年は下落相場が続いていましたが、現在は落ち着いているように見えます。
投資の神様・バフェットが年次株主総会で述べたこと…インフレ、ビットコインなどに言及
(出典：2022年5月10日 MONEY INSIDER）
一方、保有している個別銘柄の価格が動かなくなり、塩漬け期間が10年以上の投資家もいます。いつか上がると思って放置しているわけですが、生活資金に余裕がなくなるとさすがに損切りしたくなるものです。
株式を保有していることを忘れている投資家もいますが、気づいたら価格が10倍になっていて大きな利益を手にすることもあるわけです。逆に、デイトレードで毎日のように売買している投資家はいつか大きな損失を被るかもしれません。
つまり、取引回数が増えるとそれだけリスクも高くなるということです。例えば、カジノに行くと最初は勝たせてくれますが、最終的に収益分を全て回収されて賭け金まで失うことになるのがパターンです。
何度も取引していると、それだけ罠に落ちる確率が高くなり、保有していれば本当の意味でその企業の魅力が理解できるようになります。自分が応援している企業の株の価値は、長期間保有していないとわかりません。
日本人の約8割が知らず知らずのうちに騙されている…「フェイクニュース」はこうやって拡散される
(出典：2023年1月17日 Yahooニュース）
大事なことは、自分の生業（なりわい）を持ちながら国内外の情勢を分析していくことです。日本で生活しながら、金融市場を通して世界情勢を考えることで、産業や金融の知識はさらに深まっていきます。
できれば英語で書かれている報道記事を読む習慣を付け、国際感覚を磨きながら新しい商品やサービスを発明したり、提供することができるようにしたいものです。下手にあれこれ考えて行動する人は、いつか落とし穴に落ちてしまいます。
周囲の人々が次々と落とし穴に落ちる中、自分だけは焦らずに行動して難を逃れるようにする必要があります。全く動かずに、現金を銀行預金に入れておくのも一つの手ですが、2023年は何が起きるかわかりません。
少しずつインフレ率が上がっていますが、2024年は物価高で何も買う気になれないかもしれません。しかし、その分価格が安くなるモノも出てきますので、今のうちに商品やサービスの価値を品定めしておくことです。
「利益が飛んだ」 円安でFX取引過去最大 急な円高で悲鳴も
(出典：2022年8月5日 朝日新聞）
コロナ後は、若い世代の間で経済的に豊かになることを諦める風潮があります。起業しても成功する確率が低いので、スマホの闇バイトで犯罪に手を添えたり、詐欺師に騙されることが増えています。
実は、金融市場でもいい年して欲の皮がかなり張っている投資家が大勢います。極端なレバレッジをかけた取引をしている投資家たちは、やがて一晩で全資産を失うことになるどころか、追証に耐えられなくなって借金まみれになるかもしれません。
例えば、ただのギャンブルでしかないFX（外国為替証拠金取引）は、最大レバレッジが25倍もあり、100万円しか持っていないのに2500万円を前借していることになります。レバレッジが高いほどリスクが高く、2500万円など一瞬で溶かすほどの威力があります。
結論として、強制ロスカットを利用してもギャンブルで勝つのは胴元だけです。しかし、その胴元でさえ廃業の危機にあるのが2023年です。
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2023年3月2日
