ホワイトハウスに「信仰局」 トランプ氏、福音派重視
 (出典:2025年2月11日 日本経済新聞)
無駄が多い政府機関の閉鎖や公務員の大量リストラを成し遂げたトランプ大統領は、「信仰局(Faith Office)」の設置を命令する大統領令に署名しました。
具体的には、反キリスト主義(悪魔崇拝主義)と闘うことを目的としており、キリスト教に対する偏見や差別に対抗するための新組織設置も決定しています。それに対して、政教分離の原則を訴える政治団体は反発しているとのことです。
4年間のバイデン政権時、アメリカ国民はクリスマスの時期に「Merry Christmas!」と言えなくされました。なぜかと言えば、クリスマスはクリスチャンだけのイベントではないという圧力を受けたからです。
無茶苦茶なDEI(多様性・公平性・包括性)政策はアメリカのクリスチャンたちを苦しめ、仕方なく「Happy Holiday」などと言わされたわけです。こうして文化や習慣、伝統を破壊する社会主義者や共産主義者、そして悪魔崇拝主義者たちは、地域や家族をバラバラにしてきたわけです。
DEIの影響は日本にも確実に及んでおり、無宗教の政治団体などが女性の地位向上とLGBT推進を行っています。何がいいのか悪いのかはどうでもよく、とにかく気に入らない組織や個人を片っ端から訴えています。
日本でキリスト教信者が増えた
 (出典:2023年5月31日 アゴラ)
世界で最も宣教(伝道)が困難な国は日本であり、江戸時代にキリスト教が伝わってからクリスチャン人口は1%を超えたことがありません。牧師や神父がノイローゼになるほど、日本人は神やキリスト、そして聖霊(三位一体)についての理解がないと言われています。
いわゆる反キリスト教主義ではありませんが、その割にはカルトの旧統一教会の信者になったり、カトリック系の幼稚園に我が子を通わせています。また、高齢者の中にはキリスト教に偏見を持つ者も多く、決して知識や経験上で判断しているわけでもなさそうです。
そもそも、今の日本人の神はカネであり、お上(政府や親会社)を信じて生きています。だから、カネが貰えなくなれば簡単に裏切り、さっさとカネが貰える組織に転職して同じことを繰り返しているのが現状です。
話をアメリカに戻しますが、トランプによると「特に司法省や国税局、そしてFBI(連邦警察)などの政府機関は反キリスト主義に染まっており、悪魔崇拝主義者だけが出世しやすい職場環境である…」、と語っています。
私は、日本こそ悪魔崇拝者たちの楽園であり、トランプからすれば国会議員や官僚、役人、大企業のサラリーマンたちはほぼ全員悪党であると思います。私が日本の大統領なら、即刻自民党や旧統一教会を解散させます。
ホワイトハウス新部署トップに就任する女性伝道師 昨年、旧統一教会系行事にメッセージ
 (出典:2025年2月7日 産経新聞)
トランプが、ホワイトハウスに設置する「信仰局」トップ(顧問)に任命した女性伝道師のポーラ・ホワイト牧師ですが、実は日本の世界平和統一家庭連合(旧統一教会)関連のイベントにビデオメッセージを寄せていました。
トランプ自身も旧統一教会のイベントにビデオメッセージを寄せたことがあり、大統領就任前に故・安倍晋三の妻、安倍昭恵とも面会しています。昭恵は明らかに旧統一教会と関係がありますが、トランプに対して巨額の寄付金を出している可能性があります。
Paula White
 (出典:WIKIPEDIA)
1億円以上寄付しないとトランプに会えないという話は有名で、何のお土産も出さない石破茂首相よりは重視しているのかもしれません。ところが、このホワイトという女性牧師は世界中で人気があり、福音派のさらに「ペンテコステ」という少し過激な伝道師です。
私が知っている「ペンテコステ」は、トランス状態になって何語だか分からない言語を話し、預言や癒し、そして悪霊を追い出すなどのパフォーマンスを行う変わった礼拝スタイルです。全米各地の大きなホールでペンテコステの礼拝は行われていますが、胡散臭さが感じられます。
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