「日本人は中国と米国のどちらを選ぶのか」とならないために【怒れるガバナンス】
(出典:2021年5月23日 時事通信)
いよいよ収束が見え始めた新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な蔓延)は、大きく分けて2つの側面があります。
1つ目は、中国共産党を解体して国内を4つに分割させようとする動きです。実際に、中国と欧米諸国は1840年に起きた「アヘン(阿片)戦争」と似たような関係にあります。中国は、欧米諸国が必要な最先端技術を生み出せますが、欧米諸国にはそのような余裕はもうありません。
今後、時代が西洋文明から東洋文明に移行してくることで、これからさらに巨額の資金が中国や東アジアに集まることになるのは間違いありません。
1840年当時の中国(清国)の発明は、茶と胡椒、絹、そして陶磁器(チャイナ)でした。この高価で質の高い商品を手に入れるため、西洋の富が一方的に東洋に流れていきました。
ところが、イギリスはインドで製造したアヘン(ヘロイン)を清国に輸出し、逆に東洋から西洋に富が逆流していきました。その後、アヘン販売を禁止していた清は、アヘンの蔓延に対してその全面禁輸したわけです。
清国当局は、イギリス商人の保有するアヘンを没収・処分したため、反発したイギリスとの間で戦争となりましたがイギリスの圧倒的勝利に終わり、1842年に南京条約が締結され、イギリスへの香港の割譲の他、清にとって不平等条約が結ばれました。
中国共産党建党100年、「中国の夢」は実現するか?
(出典:2021年3月31日 Yahooニュース)
現在、大量の生活必需品が中国から欧米諸国に輸出され、その対価として巨額の富が中国へ流れています。中国は核兵器を保有しており、1840年のような軍事力だけでは中国共産党を解体することはできません。
そこで、世界支配層は生物化学兵器を武漢にばらまいてウイルス騒動を起こし、民主化と感染症を組み合せた戦略で一党独裁の求心力を奪おうとしました。2003年に「SARSウイルス」で実験した際、中国の権力構造が混乱したのは明らかです。
その後、上海閥と太子党など他の勢力の内紛が始まり、ロックフェラーの手先である上海閥が没落しました。その前の1989年に起きた「天安門事件」では、鄧小平政権を崩壊させようと仕掛けたことがわかっています。
「米軍ウイルス持ち込み」の根拠は?新型コロナウイルス感染源めぐる米中舌戦
(出典:2020年5月26日 BUSINESS INSIDER)
今回、この2つを組み合わせたのが香港の雨傘運動と連動させたウイルス騒動であり、2019年秋に「世界軍人オリンピック」が武漢で開催された会場に、ワクチンで感染させたアメリカ(米軍)代表の兵士を現地に派遣しました。
感染者を生きたまま派遣するには、まず弱毒化されたウイルスに感染したまま飛行機に乗る必要がありましたが、時限爆弾のようにセットされたウイルスは時間が経つと強毒化し始め、翌年1月23日には大騒動となったわけです。
世界支配層は、この2つの騒動によって中共解体を仕掛けましたが、共産党幹部と人民解放軍による人海戦術で抑え込まれ、見破られた後に中国は報復として世界支配層の本拠地である北イタリア(バチカン)とイギリス(王室)にウイルスをばらまいた可能性があります。
予測されたアメリカ不正選挙を後押しした新型コロナの流行
(出典:2021年5月25日 ガジェット通信)
2つ目は、アメリカ大統領選挙で敗北が濃厚だったバイデンと民主党を当選させるため、世界支配層の配下にあるGAFAやマスメディアに指示を与え、アメリカの有権者を混乱させるためにトランプ政権を攻撃したことです。
医学会や製薬会社、そしてマスメディアなどが総動員されたアメリカ大統領選挙では、集計マシーンを遠隔操作する不正選挙が明かになりましたが、以前のバイデンではない影武者を大統領に据え、何とかごまかしながら演出しているのが現状です。
1840年のアヘン戦争時と大きく異なるのは、中共は清朝の時のような組織ではなく、新戦略である「超限戦」で防御していたことです。つまり、世界支配層からの攻撃がいつ来るかいつ来るかと待ち構えていたということです。
人民解放軍には、いくつもの諜報機関が存在していますが、外交や軍事、医療など様々な分野で研究されていたものと考えられます。一方、生物化学戦争で敗北したのが欧米の世界支配層のほうです。
アメリカ大統領選挙でクーデターを起こし、トランプ政権から権力を奪ったことは成功したように見えてますが、これまで世界の見本であった民主主義の信用と権威が消滅するという失態を演じることになってしまいました。
「替え玉大統領」のバイデンでは、米軍の占領下にある日本と韓国の首脳としか会うことができない状況にあります。世界支配層の配下にあるアメリカ陸軍の内紛が起きる中、トランプ陣営につく海軍と海兵隊、そして宇宙軍は2022年11月の中間選挙まで慌ただしい任務を遂行しています。
|