「コントロールの喪失」の恐れがあるとしてGPT-4を超えるAIの即時開発停止を全技術者に対して6カ月間求める公開書簡、イーロン・マスクやスティーブ・ウォズニアックなど1300人以上が署名
 (出典:2023年3月30日 Gigazine)
世界中の人々がAI(人工知能)チャットのChatGPTを利用していますが、AI自体はすでに人類がコントロールできない、つまり人類の知恵では制御できない段階に来ている可能性があります。
自己学習するAIや感情を持ったAI、さらに戦争のための兵士となるAIなどが存在しているのは間違いなく、最終的にはインターネット回線を遮断しなければならなくなる事態が予想されています。
そういう意味では、2023年は世界が大きく転換する「シンギュラリティ」の最初年であるように思います。早くても、私たちは2025年までに世界的な経済恐慌や食糧危機、そして大災害を経験しながら世界が転換していくものと考えられます。
倒産ラッシュ到来 借入金が返せない、物価高が重荷
 (出典:2023年3月31日 日本経済新聞)
2020年2月から始まったコロナ騒ぎは、2022年2月頃に収束しましたが、その直後にウクライナ戦争が引き起こされたことは人為的なものと強く感じます。実際に、この3年間で大量の失業者で溢れ、借金が返済できない企業倒産も増えています。
リモートワークの普及によって、オフィスに通勤せずに楽してきたサラリーマンたちの多くは、自分たちのスキルが低いことを思い知らされるようになりつつあるようです。この3年間、何も学んでこなかった人間はいよいよ淘汰されていきます。
暴力、革命、戦争、病気、そして大量死…。太陽活動と共に過激化する世界で生きる
 (出典:2023年3月25日 In Deep)
一方、世界ではウクライナ戦争によってロシアと中国を中心としたBRICS側と、欧米諸国を中心としたG7側の政治的・経済的な対立で分断が決定的になり、食料やエネルギー価格が上昇するインフレが起きています。
当然、貧しい生活を強いられている人々は抗議運動に参加するようになり、イギリスやフランス、ドイツ全域で100万以上の大規模なデモが起きるようになりました。また、イスラエルではネタニヤフ首相の自宅を襲撃するなど、激しい動きが始まっています。
2019年までに、このような激動の時代に突入すると予測していた日本人は少なく、東日本大震災後の2012年から2019年までほとんどの日本人は平和ボケして暮らしていたのは明らかです。
しかし、2020年からの3年間より、2025年までの3年間のほうが、さらに激しい変化に見舞われることになります。3年間を何とか乗り越えたとしても、これから対応できなくなって精神的に病んでしまう人たちが増えてくると思います。
地球ですでに起こった「もう1つのシンギュラリティ」…それは何か?
 (出典:2023年3月31日 DIAMOND online)
その一つがAIが原因の社会変容であり、シンギュラリティという現象です。簡単に説明すると、シンギュラリティとは「AIが人間の知能を超える」と言う意味です。要するに、普通の人間には予測が不可能となるわけです。
予測ができないということは「制御」もできなくなるわけで、例えばある地域に住んでいる住民たちが事故や事件、あるいは災害でいきなり大量死することもあり得るということです。昨年11月にOpenAIが利用開始したChatGPTは、現在バージョンが4にまで発展しました。
ChatGPTは、ユーザーが入力するあらゆる質問に答える能力を持っていますが、司法試験に合格するほどの能力があると言われています。その他、論文や作曲、プログラミング、そしてホロスコープまであらゆることを制作できるところまで来ています。
すでにAIを使ってデザインや画像、動画を自動で生成したり、報道記事や本の執筆のアドバイス、法律相談、そして英語学習など考えられる限りのサービスが提供されています。このペースでは、3年後の2025年にはほとんどの知的な仕事がAIによって置き換えられているかもしれません。
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