アメリカ民主党でも、バーニー・サンダーズ上院議員を支持する真面目な人々がいます。サンダース議員は、貧しい若者たちの負担になっている名前だけの奨学金ローンの利息の引き下げや、労働者の最低賃金を引き上げなければならないことを主張しています。
サンダーズ議員は、2年後の2020年大統領選挙の民主党候補に再び名前が挙がっています。しかし、貧しい若者たちや労働者たち側の社会主義政策は、同じ民主党の中に潜り込んでいる議員によってことごとく邪魔をされているようです。
中には人殺しでも何でもするような民主党議員もおり、それらの議員が移民をもっとアメリカに入れようとしています。表向きには、アメリカの憲法が定める人権を守るなどと、今さらながらキレイ事を唱えているわけです。
今や、リベラル派や人権重視などのアメリカの知識人層というのは、完全にそれらの思想や知識が洗脳という勉強でされており、これも日本と同様に、アメリカ人でさえ学校で教えられたことがそのまま通用すると思っているとことがあります。
特に、一流大学を卒業した勉強が得意なだけなエリートが、「自分は正義に従って行動する選ばれた人間」、と思い込んでいることでいよいよおかしくなりつつあります。
通常、40代にもなれば、世の中が自分の思うようにはいかないということと考え、人生は苦労が多いものであることを悟るものです。その証拠に、もっと柔軟に考えて生きていくことを多くの日本人は、いい歳になると分かってきます。
ところが、そのような人の成長がアメリカ人には見えてきません。アメリカのような覇権国に生まれ育っているため、傲慢にならざるを得ないというわけです。
アメリカ民主党の傾向として、自分では責任を取らないという行動が見受けられています。これは日本の旧民主党でも同じですが、山ほど苦しい問題のある中、自分でが悪者になってでもその問題に取り組む、ということをしません。
世の中にたくさん存在する苦労する仕事は共和党に任せ、自分たちは口だけはキレイ事を言い続けるだけで、苦しい生活をさせられている国民に対して何もしていないのが現実です。だからこそ、外国との問題になった時に何もできなくなるわけです。
富裕層の得になるように動く民主党の政治家たちが、外国との問題になった時に問題に関わろうとしないで、キレイ事ばかり言っています。CNNやニューヨーク・タイムスが記事にしているようなキレイ事には表向き賛同しているだけです。
「アメリカに難民として入国してくる外国人を助けよう」、と口では言いますが、結局何もしないくせに自分たちは正しいと主張しています。このように、民主党を支持する人たちが偽善者であることの証拠となっていることをトランプ大統領は日々ツイートしているわけです。
そして、この間にも民主党内に潜り込む勢力があります。彼らは、わざとグローバリズムに反対し、反グローバリズムを訴えています。ところが、これまで彼らが自身が最もグローバリズムに加担し、洗脳されています。
例えば、アメリカ各地で銃乱射事件などが起きており、連日ニュースで報道されています。そうすると、必ずアメリカの世論では銃規制賛成派と銃規制反対との間で議論が起きることになるわけです。
いずれにしても、賛成派も反対派もその問題に目を向けてるのには変わりがありません。
実際に、エリートたちは賛成でも反対でもどちらでも気にしていません。なぜなら、私たち庶民が賛成や反対と問題に目を向けた瞬間、どちらかの枠に入らせることが本当の目的であるからです。それよりも、現実の構成員になってもらうのが目的です。
現在の社会構造上、苦しいことや悲しいことが多々あるのが現実です。ところが、それを改善しようとすると急に気持ちが重くなり、なかなか人生を変えることができない人々で溢れることになるというわけです。
人間というのは、自分は正しいと思い込む性質があります。日本にも多くの人間がすでに深い洗脳にかかっており、新しい出会いを良しとすることはなく、前提として非難・批判することしかできなくなっています。
さて、今、世界で起きていることに関して、複雑な理論で考えることが求められていますが、その難しさから私自身が孤立していることを強く感じています。しかし、このようなことがなぜ起きているかを知っているからこそ、私は英語のみならず、情報リテラシー教育を施すことが、自分に出来る最大の努力だと考えています。
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