人口減少より人口爆発、2055年に100億人になると何が起こるか
(出典:2018年7月3日 Newsweek)
今後、世界人口が80億人を超えようとする中、人口過剰でさらに食糧生産が必要となり、これが温室効果ガスの一層の放出をもたらしているのは明らかです。
具体的に言うと、食料として消費される膨大な家畜から発生するメタンガスであるわけですが、この消費を決定的に減らすためには、地球温暖化抑制ではなく、人口抑制しか方法がないように思われます。
自動車メーカーなどは、温室効果ガスの発生を抑制しようとしていますが、それはほとんど何の結果ももたらすことはないはずです。なぜかと言えば、これは温室効果ガスの大きな発生原因ではないからです。
ところで、プラスチックの廃棄による環境破壊も世界的に問題視されていますが、正確な計算では、地球上に存在する廃棄されたプラスチックの総量は約2億トンにもなると言われています。当然、これは動植物に大変な影響を及ぼしています。
東京の水道原水から有機フッ素化合物 地下水汚染は時空を超える
(出典:2020年1月10日 Yahooニュース)
それというにも、プラスチックと一緒に廃棄されている「有機フッ素」の存在であるからです。これは毒性が少ないとされていますが、実は人体に入ることでガンなどあらゆる健康被害の原因となっていることが明らかになりつつあります。
ほとんどの方は、未だにこの恐ろしさを知らないでいるわけです。また、殺虫剤のもたらす環境被害も甚大であることがわかっています。殺虫剤の使用による環境破壊で、現在までの50年間ですでに鳥類種の約57%が消滅してしまっていると言われています。
また、太陽活動が弱くなっており、これから地球は温暖化ではなく寒冷化していくとの説があり、これが温暖化ガスの抑制は必要ないとする主張の根拠になっています。これは完全にディスインフォメーション(嘘の情報)であると思います。
なぜかと言えば、私たち人類はあらゆる形態の温暖化ガスを放出しており、温暖化そのものは進んでいるのが現状だからです。ちなみに、札幌市水道局では「有機フッ素」をは使われていません。
2019年の世界平均気温、過去2番目の高さ、WMO認定
(出典:2020年3月11日 毎日新聞)
世界気象機関などに所属する欧米の科学者たちは、200年前に産業革命が起こって以来、地球の平均気温は約1.4度上昇したと論文などで発表していますが、これも完全にディスインフォメーションであり、実際はもっと上昇しているものと考えられます。
さらに、地球温暖化による海面上昇も科学者の予想よりも高く、毎年4センチ程度は上昇していることがわかってきました。世界的に著名な科学者たちの一部は、これから地球物理学的な出来事がいつ起こるのかを知っているのかもしれません。
そのような状況になった時、各国政府がそれぞれの国民を統治する全体主義的な体制を導入しようとしているように思います。私の個人的な感想ですが、「アングロサクション・ミッション」という計画名にはどうしても人種差別的な感じを受けてしまいます。
要するに、中国などアジア諸国の人々を排除し、白人種が支配する世界を再構築するという目的があるということです。いずれにしても、地球物理学的な出来事が発生した後、地球の環境を再生することになる時には白人種が地球を統治する世界を形成する可能性があるということです。
【バロンズ】中国を頂点とする新世界秩序とは
(出典:2019年6月18日 WALL STREET JOURNAL)
実は、新世界秩序(New World Order)という概念は、このことを指摘しているように思うわけです。つまり、地球物理学的な出来事の後に誕生する新しい世界秩序(社会構造)です。正直、私はこんなことが起こるとは思っていません。
なぜかと言えば、これまでも欧米諸国からこのような計画が何度も出てきては阻止されてきたからです。12年ほど前にも米中戦争についての非公開情報がありましたが、結局、起こっているのは互いに関税をかけあう貿易戦争だけです。
今年1月初旬、イランのソレイマニ司令官の殺害によって、イランとアメリカとの間に緊張が高まり、イスラエルも参加した全面戦争になる可能性がありました。しかし、イランとアメリカ両国の自制によって戦争が回避されています。
さて、私たち人間の意識には、ある不思議な能力が備わっていると言われています。個人個人がこの能力を自覚することで、現実を変えることは簡単にできるように思います。実際に、一部の人々はこの意識の中にある能力を自覚し始めているのではないでしょうか?
この能力に目覚めることで、環境破壊や戦争を阻止することができるかもしれません。そしてその第一歩は、「情報リテラシー」を身につけることであると思います。私たちの意識の力で世界を良くしていくことはできるはずです。
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