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東部制圧「3月までに」 プーチン氏が指示か ウクライナ軍分析
(出典：2023年2月5日 毎日新聞）
本日2月24日は、ウクライナ戦争が始まってちょうど1年が経ったことになります。そして、ロシア軍が攻勢を始めたのはどうやら本当のことだったことがはっきりしました。
なぜかと言えば、プーチン大統領が3月までにウクライナ東部の2州（ドネツク州・ルガンスク州）と南部の2州（へルソン州・ザポリージャ集）計4州を、完全制圧するよう指示を出しているからです。
ロシア軍の攻勢によって、ウクライナ軍とロシア軍双方の兵士が毎日約800人が戦死していると報道されています。数々の戦場を経験してきたジャーナリストたちは、アフガニスタンやイラク、シリアよりも激しいとユーチューブなどの動画で発言しています。
第2次世界大戦でノルマンディー上陸作戦を敢行した、米軍を中心とした連合軍とナチスドイツとの戦いの激しさに匹敵すると証言しています。だから、「ロシアが不利…」と言い張る自称・専門家がただの御用学者であるということです。
この戦争の情勢に注目している世界中の軍事専門家たちは、ロシア軍よりもウクライナ軍の死傷者が10倍以上もいることを否定しなくなりました。具体的には、ロシア軍の歩兵部隊は人海戦術で突撃を何度も繰り返しているようです。
｢ロシア軍に包囲された街｣バフムート緊迫の行方
(出典：2023年2月23日 東洋経済ONLINE）
Straight Calls with Douglas Macgregor
(出典：Youtube@StraightCallsDouglasMacgregor）
一方、ウクラナイナ軍の砲兵部隊がアメリカ製の「ハイマース（高機動多連装ロケット砲）」で狙い撃ちしています。また、ジャベリン（携帯式ロケット砲）とドローン攻撃で、ロシア軍の戦車部隊を破壊しています。
対するロシア軍は、地上と上空からの攻撃を避けながら一歩ずつ前進しています。両軍とも、1日1キロしか前進できない状況が半年以上も続いており、最前線に駆り出された戦闘経験が少ない20代前後の新兵が次々と犠牲になっているわけです。
そのような状況の中で、ウクライナ軍の陣地に向かって突撃しているのが、民間軍事会社ワグネルで戦闘員として雇われた30代以上の傭兵たちです。激戦地となったドネツク州バフムートでは、ロシア軍が包囲して何とか攻略しようとしています。
しかし、ウクライナ軍も勇敢に戦っており、TikTokの動画には前線の生々しい戦闘の状況を伝えています。戦闘シーンのライブ中継もあり、「ネオナチ思想」で洗脳されたウクライナの兵士たちが必死になって要衝バフムートを守っているわけです。
広島市教委も当惑「こう大きな話になるとは思わなかった」 “はだしのゲン” 教材から削除… 撤回求める声 相次ぐ
(出典：2023年2月22日 Yahooニュース）
2次世界大戦中の日本人も、満州や東南アジアに派兵された自分の息子たちを誇りに思い、「鬼畜米英」などと叫んで竹やりで訓練させられた映像が残っています。私の祖父は両方とも戦争に取られましたが、父方は沖縄で戦死し、母方は朝鮮半島で終戦を迎えました。
戦争を肯定していた当時の日本人は愚かで、ある意味狂っていたのは明らかです。そして、現代の日本人も危険なワクチンを接種するなどカネや出世に狂ったり、アイドルやカルト宗教、プロ野球、サッカー・ワールドカップに狂っています。
日本人だけに限ったことではなく、世界中の人間が政治家や役人、メディアに騙されて集団的幻想で狂った状態にあります。戦争前のウクライナの人口は約4400万人でしたが、戦争が始まって約1000万人が隣国のポーランドやヨーロッパ各国、そして日本に避難しています。
また、残りの1000万人のウクライナ東部に住んでいたロシア系ウクライナ人はロシアに避難しています。日本のメディアは、多くのウクライナ人が強引にロシアに連れて行かれた、などと報道していますが、彼らの母国語はロシア語です。
「6月にロシアがなくなる？」木村太郎と4人の専門家が読み解く ウクライナ侵攻“結末のシナリオ”
(出典：2022年3月14日 FNNプライムオンライン）
「4月末までには、ロシア軍がウクライナの占領地帯から撤退するのではないか…」軍事侵攻まもなく1年 中村逸郎教授に聞く
(出典：2023年2月20日 Yahooニュース）
問題は、ロシア語とウクライナ語の違いを全く知らない日本人が、報道番組で流れてくる内容を信じていることです。大学教授などの自称・専門家は「御用学者」であり、とにかく「ロシアが悪い…」の一点張りで予測を外してばかりいます。
外国語や外国文化、戦争、国際政治、金融経済のことを何も知らないで生きている多くの日本人は、ただテレビやラジオでニュースを聞いているだけで、自分たちだけは平和に暮らしていると思い込んでいます。
いつまでも「平和ボケ状態」は続いており、まさか日本が戦争に巻き込まれるとは考えていないようです。ところが、日本の若い世代の一部は世界大戦の恐怖を肌で感じ始めているように思います。
それは、自分はまだ若いので早死にしたくないという思いがあるからです。
ただし、戦争が起きると年齢が若い人たちから戦場に送られることになります。自民党では、世界に対して日本国民を代表したメッセージを送る力はなく、アメリカの属国でいることが国益であると考えています。
しかし、いつまでもアメリカが日本を守ってくれる保証はなく、やがて日本は近隣国のロシアや中国、北朝鮮と仲良くすることが求められるようになります。だから、国民ひとり一人が憲法9条の改正（改悪）を阻止し、日本を中立国として主張する必要があります。
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2023年2月24日
