札幌・平岸で爆発、飲食店など倒壊 42人重軽傷 12/17 01:31 更新
12月16日午後8時半頃、爆発音が聞こえました。新聞やテレビなどマスメディアでは、札幌の地下鉄駅「平岸駅」近くにある不動産仲介業などが入居する建物で「ガス爆発があり、建物が倒壊している」などと報じられています。
平岸駅であれば、その時私がいた場所から3キロ以上も離れており、単なるガス爆発であればその爆発音が聞こえてくるはずがなく、どれほど大きな爆発かと考えなければならないわけです。そして、その瞬間から私自身の独自のネットワークには様々な情報がもたらされつつあります。
この爆発事故がテロ事件ではないかと疑うと、まず、公安機関の一つである法務局公安調査庁が浮上します。この法務局公安調査庁の最大の関心事は、1995年に起きた地下鉄サリン事件であって、その後継宗教団体に対して札幌では最近、家宅捜査やNHK札幌放送局によるメール誤送信問題などがありました。
今から約23年前、日本各地でテロを行ったのはオウム真理教の信徒たちでした。日本は23年前の事件をどのように処理したのか、再び国際社会全体から注目を浴びているようなのです。
日本の公安当局もそうしたテロ事件を想定している可能性が高く、今から4年前には旭川市でテロ事件を想定した演習が実施されていました。当時、演習が大規模であったころから、IS(イスラム国)に入隊しようとしていたとされる北大生との接点があったものと考えられます。
さらに、2014年に札幌市では連続ボンベ爆発事件が発生しました。北海道警察は当時51歳の主婦の自宅を家宅捜索し、全ての現場周辺にある防犯カメラの映像や声明文を分析し、北警察署近隣の警察官舎で事件が起きた時間帯に近くを走る主婦の自動車がタクシーのドライブレコーダーに記録されていたことなどから、主婦を激発物破裂容疑で逮捕しました。
しかし、主婦は未だに容疑を否認しており、真相はまだ明らかにされていません。この時、使われた爆発物はこれまでの典型的なテロリストのものではなく、異なるタイプの組織がこの主婦に仕込んだとされています。
実際に、数年前から北海道でテロ事件が発生する可能性があるという非公開情報があることや、今年9月6日に発生した北海道大地震との因果関係についても全て否定できるわけもなく、爆発テロが発生し、大混乱となる危険性があるということです。
今後、札幌市内だけではなく、事態は北海道全体や日本各地で一気に揺さぶられていうことになれば、私たち日本人は、最大限の警戒を怠ってはならず、数週間後に控えたクリスマスや正月など、人が多いところや混雑が予想される場所には行かない方が無難であるかもしれません。
最近は、テレビや新聞などでも「テロ事件」とは呼ばなくなりましたが、テロ事件だけで言えば2021年くらいまでは念のため注意が必要であると思います。
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