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健康やお金について情報をインターネットで検索する方に
「誤情報が飛び交う大手メディアという存在」

誤情報が飛び交う大手メディアという存在
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2018年度の医学・生理学ノーベル賞を受賞した本庶佑博士は、「常識を疑え」「教科書に書いてあることを信じないこと」「自分の目で確信ができるまでやる」「教科書を疑え」「教科書に書いてあることを信じないこと」「自分の目で確信ができるまでやる」「常識を疑え」と語りました。

 

本庶博士が言うように「科学誌の実は9割が嘘」は、現実社会にも繋がる重要なキーワードとなりそうです。そもそもこれまでの常識にすがってきた人たちが大混乱してしまいような言葉です。

 

マスコミ報道にも同じことが言えます。真実を見抜くことができるかどうかが試される時代になりつつあります。

 

情報というのは、与えられるものではなく、自分で探して見つけるものです。自分の目で見て、話を訊きに行き、最後に自分自身で考えるしかないということです。事実ではないと明らかになった時、後で「間違いでした」と言えない人たちが多くいます。

 

これまでの3つの大型台風と大地震、それとセットになった北海道の大停電にヒントがあるように思われます。ネットで情報を調べるためには、ある程度のリテラシー能力が必要なのは明らかです。

 

最近、立て続けに突然知らない方々から電話がかかってきて、「法務局・公安調査庁の者ですが、是非お話を聞かせてください」と言われました。「今すぐというわけではなく、来月半ばでも2時間ほどお話しさせてくれませんか?」というわけです。

 

そんな話を突然聞いた私は少し驚きましたが、これまで通り、日経新聞を筆頭にウォール・ストリート・ジャーナルやスプートニクの英語電子版から重要だと思われる記事をピックアップし、英語学習とは別に政治・経済・社会上のリテラシー情報として分析・検証を行ってきました。

 

特に、Fake News(フェイク・ニュース)であるニューヨークタイムズやワシントンポスト、CNNをアメリカのトランプ大統領はもう2年以上もウソつきメディアとツイートしており、叩き続けています。アメリカの大統領ともあろう者がマスメディアと毎日のように最前線で激しく闘っているというわけです。

 

ところが、これは本当に凄いことで世界中で毎日のようにトランプ大統領のツイッターを見ている人は、フォロワー登録している人数だけでも5,500万人もいます。しかし、フォロワー以外にも見ていることからその4倍はいると推測しても約1億5000万人が見ていることになります。

 

https://twitter.com/realdonaldtrump
トランプ大統領のツイッターへのリンク画像です

 

ところが、日本人も含め世界中の人々が「たくさんのサイトやブログを見比べれば比較的正しい情報を手に入れられのではないか?」と考えているように思われます。

 

実際に、様々なサイトやブログを見比べてみても、文章が先ほど見たサイトの文章に手を加えただけのものであることがわかることもあります。しかし、ネット上で文章を書かない方からすれば、「様々なサイトで同じようなことが書いてあるから信頼できるだろう」と思ってしまうことになりかねません。

 

そのような状況の中、欧米のマスメディアの記事を日本語に翻訳して分析したり、検証しているサイトもあるため、比較的信頼できそうなものはあります。ただし、そういう専門家や評論家のサイトを読んでいくと、客観的にリスクが書いてあることから恐ろしい事実を知ることになることがあります。

 

意外かもしれませんが、私は自分のことを、割と現実的な考えをしていると考えています。だからこそ、都合のいい言葉だけを信じることはありません。根拠は他の何よりも大切なものです。余計な情報が勝手に入ってくるのがもはやインターネットということになります。

 

例えば、震度4以上の地震が身近で発生したり、急に株価が暴落するようなことがあれば、すぐさまインターネットで調べる方も多いと思われます。当然、それ自体は悪いことではありません。

 

ところが、インターネットというのは、そもそも誰が書いた情報かもわからなく、それが正しいかもわからないものです。そして、無責任なデマが飛び交っているのが現実というわけです。

 

しかし、インターネットに書いてあることを鵜呑みにしたり、100%受け止めてしまったりすると、目指してきた方向から遠く離れていってしまう可能性もあります。信じられるのは、これまで長く実践し、結果を出してきた方だけです。数多くのサイトやブログを見比べるくらいなら、信頼されてきた方を探すことに労力を割くべきです。

 

手軽に情報を集められるインターネットですが、健康やお金に関わる情報は手軽さが仇になることもあります。今よりも不安感が強まったり、恐怖に感じたり、間違った方向に向かってしまうこともあります。

 

健康やお金についてインターネットで検索するなら、ネットの特性やリスクを知った上で調べるようにしてください。正しい情報を通して多くの方が健康になりますように願っております。

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