自民党の出世の掟は、今どきエリート議員の感覚には合わないようで
(出典:2021年4月8日 講談社)
実は、元総理大臣の安倍晋三(山口県1区)のルーツは、朝鮮半島にあるとこれまでSNS上で言われ続けてきました。また、妻の昭江の生家(松崎家)は、森永製菓創業家の森永家と繋がりがあり、事あるごとに韓国語(朝鮮語)を話したがります。
結局、自民党の国会議員数である381議席のうち、衆議院の比例区で当選した80人と参議院の108人は平凡な人間の集まりであり、誰が議員をやっても同じです。しかし、残りの193人の中には政治家として非凡な才能を持っている者もあります。
少なくとも約30人は実質的に日本を守ろうと動いており、テレビのニュース番組に出ることはありません。さらに、比例区と参議院の議員たちは、名簿から順番に当選する仕組みであるうちは、各派閥のトップに従うだけの「風見鶏」です。
彼らは、日本国民や現地の有権者のことを少しも考えたことがなく、ただ選挙に落ちて仕事を失いたくないだけの「小物」です。来週から町の掲示板に立候補者の顔ポスターが貼られますが、小物に投票しても有権者に何の恩恵ももたらすことはありません。
小選挙区から立候補している政治家たちは、自分選挙区の地盤をしっかり抑えていないのがほとんどです。政治家同士にも、格上や格下の序列があります。例えば、親や親戚が大物政治家であれば、若い頃から序列では格上に見られることになります。
例えば、小選挙区でギリギリ当選した議員の多くは最初から格下です。つまり、所属先の政党の票だけで国会議員になれただけの存在です。結局、政党には労働組合や新興宗教団体などの「組織票」がある以上、「清き一票」など幻想であるわけです。
衆議院選挙ってなんだ? 用語解説 北海道の特徴は?
(出典:2021年10月11日 NHK)
日本では、18歳以上の全国民に一人一票の選挙権が与えられてますが、小選挙区制によって平等ではなくなっています。1996年以降は、1つの選挙区で1人しか当選しないため、優勢が確定的な候補がいると支持しないアンチ層は「投票しても仕方ない…」と諦めてしまいます。
だから、地元で認知度が高い安倍や麻生は、選挙戦を真面目にしなくても当選してしまいます。また、この2人に挑戦して同じ選挙区で戦おうとする者はいません。それほど、日本の有権者は森友学園や桜を見る会の違法性について何も知らないということです。
自民党総裁選挙で高市早苗に投票した114票のうち、父(祖父)の代から新興宗教団体から支援を受けながら政治をやっているのは30人ほどいます。今回、宏池会の岸田政権が誕生したことで、自民党は内部分裂が始まっています。
岸田派VS二階派VS麻生派VS石破派「仁義なき」自民党の公認争い【西日本編】〈dot.〉
(出典:2021年10月12日 Yahooニュース)
内部分裂が始まると、必ず内部告発が出てきます。現役の自民党議員や秘書、その他の利害関係者が週刊文春の記者にスキャンダルを暴露するわけです。そして、野党の支持率が少しずつ上昇していきます。
もし自民党が、10月31日の衆議院選挙で過半数を取れなかった時、自民党の若手議員を中心に野党と団結しようとする動きが出てくると思われます。その際、立憲民主党の枝野幸男代表だけは協力しないかもしれません。
立憲民主党は、元首相の菅(かん)直人や野田佳彦が現役の国会議員として残っています。自民党の小泉進次郎や河野太郎の背後にいるCSIS(アメリカのシンクタンク)は、枝野にも張り付いているようです。
枝野は、立憲民主党の代表になってから自分の意見を述べたことがなく、自民党の政策に反対することを述べて後、自分から一度も動くことはありませんでした。おそらく、国民とまともにコミュニケーションを取ったことはほとんどないと思います。
菅直人氏、枝野幸男氏、安住淳氏ら 国民の選択肢を奪ったダメ野党6議員
(出典:2021年10月11日 Yahooニュース)
安倍・麻生・甘利の3Aと同等レベルの悪人であり、これまで9回(埼玉5区)も当選できたのはJR東日本の労働組合のおかげです。かつて、「日本のディープステート」と呼ばれた東京電力のように、JR東日本にも国会議員を洗脳しようとする勢力がいます。
東電や関電は、福島原発の後に権力を失いましたが、JRの労働組合は未だに永田町や霞が関で権力を振りかざしているのが現状です。政治というのは、政治家や官僚だけの世界ではなく、大企業や大学なども深く食い込んでいることがわかります。
私たち民衆が知らない政治の世界では、日々既得権益を得るために様々な組織や個人が結びついているということです。だから、誰に投票するとかではなく、SNSでも日本全体を考えて発言する必要があります。
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