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菅・IOC・経団連によって、何としてでも開催される東京オリンピックの弊害①

更新日 2021年7月21日

 

熱海土石流、遺族も恐れる「盛り土」の所有者を初直撃 「警察を呼ぶぞ、警察を!」
2021年7月20日 Yahooニュースへのリンク画像です。

(出典:2021年7月20日 Yahooニュース)

 

熱海の「伊豆山」で発生した土石流災害の原因を作った、土地所有者と乱開発した個人名が公になり、メディアに報道され始めています。

 

現在の熱海という名称は、鎌倉時代までは「阿多美」という漢字があてられていました。熱い海となったのは江戸時代からであり、伊豆半島の「伊豆」はこの土石流があった伊豆山から名付けられています。

 

犯人とされているのは、産業廃棄物を含んだ盛り土を作った天野二三男という不動産管理会社の経営者と、盛り土を放置した現所有者の建設会社会長の麦島善光です。

 

崩落が起きた伊豆山一帯の山林を所有する名古屋を本拠地にする「ZENホールディングス」の実質的なオーナーで、県内の寺院やリゾート施設を買い買い漁り、過去には脱税で実刑判決を受けています。

 

亡くなった18名の遺族や被害を受けた地元住民への謝罪はなく、会見も開かずに行政やメディアから逃げており、土石流災害被害者の遺族らからは怒りの声が上がっています。「御神体」である伊豆山は、麦島善光が大量のソーラーパネル設置したために大きく削られています。

 

結局、この山全体が「神の山」であり、参拝するための神社が土石流崩壊地点の真横にある「本宮社」であることがわかりました。昔は、本宮社に本殿があったようですが、立派な建物が周囲にあったと思います。

 

伊豆山神社は、京都の公家に逆らって鎌倉幕府を作った武家政権の源氏や北条氏の神社でもありました。戦国時代には、豊臣秀吉が伊豆を攻めた際に戦場となり、昔の伊豆山神社は消失しています。

 

つまり、今残っている別荘地や本宮社の周辺もは、数えきれない戦死者の骨が埋まっており、夜になると怨霊が漂っているものと考えられます。本宮社が戦争で焼失したため、当時の人々は谷底に現在の伊豆山神社を建てたわけです。

 

富士山 あす2年ぶりに山開き 北口本宮冨士浅間神社で開山前夜祭 一般参拝者も神事に参加
2021年6月30日 Yahooニュースへのリンク画像です。

(出典:2021年6月30日 Yahooニュース)

 

各地にある神社のほとんどは、山の麓と中腹、そして頂上に建てられています。歴史が浅い札幌でも、藻岩山の山麓には「伏見稲荷神社」があり、中腹と頂上には「藻岩山神社」があります。

 

あの富士山にも山全体が「神の山」であり、それを参拝するために麓には「富士浅間神社」と「上賀茂神社」があります。伊豆山は修験者が修行する山でもあり、弘法大師(空海)が修行した場所と言われています。

 

全国各地にある霊山と呼ばれる山は、一部を除いて土地開発をするべきではなく、自然本来の姿のままで維持される必要があります。ところが、西洋式の科学技術が広まった結果、土建業者や政治家、公務員、そして土木工事の専門家である大学教授にそのような認識は全くありません。

 

当然、そこに住んでいる住民にも認識がないので、寝ていたら土砂崩れで命を落とすことになりかねないわけです。だから、不動産開発と称して木を伐採し、ブルドーザーで土を掘って産業廃棄物を捨てた場所に住宅地を建てるというようなことが起きてしまいます。

 

「カネ万能時代」の今、神仏への信仰心など持たない日本人は、平気で御神体の草木を切り倒し、神社や寺を荒らすことを何とも思っていない風潮があります。そもそも、神道や仏教の精神を持っていないので「カネで何でも買える…」と信じ込んでいます。

 

静岡県の川勝知事や熱海市の斎藤市長にしても、18人が亡くなったことへの責任があります。130棟もの家を破壊し、住民の人生を踏みにじった罪は相当重いということです。私たち日本国民も、「税金さえきちんと払っていれば問題ない…」とはいかなくなりました。

 

本日、いよいよ東京オリンピックが始まりましたが、今回の土石流災害で中止しなければならないことがあったと思います。世界中のメディアが、感染拡大する状況での開催を危険視していますが、ワクチン接種の危険性についても私たちには同じように見えてきます。

 

東京オリンピック閉幕後、諸外国の代表選手団が帰国した日本では、さらに大きな苦難が待ち受けています。最近、震度6以上の地震が起きていないため、地下に溜め込んだマグマが急激に噴出するかもしれません。

 

「大魔神」シリーズ全3作 予告篇集 1966年

(出典:2017年7月2日 Youtube@kenshiro minami)

 

1966年に制作された3部作の「大魔神」は、時代劇と特撮が融合された日本映画です。各作品はそれぞれ独立したエピソードがありますが、戦国時代に悪人が陰謀を巡らせて民衆が虐げられると、穏やかな表情の石像だった大魔神が復活して動き出し、破壊的な力を発揮して悪人を倒すというストーリーです。

 

要するに、大魔神というのは「南海トラフ巨大地震」であり、「富士山噴火」のことを意味しています。日本政府や各自治体、一部の大企業によって民衆が苦しむ中、いよいよ悪人が根絶やしにされることになります。

 

貴源治、教訓にできなかった兄の姿 角界に大麻問題、再び―大相撲
2021年7月20日 時事通信へのリンク画像です。

(出典:2021年7月20日 時事通信)

 

一部の既得権益者たちのためだけに東京オリンピックを開催したことで、不正で儲けてきた人間たちの資産はゼロになります。地鎮や鎮魂のために開催されている大相撲ですが、引退した双子の兄の「貴ノ富士」の弟、「貴源治(源氏=鎌倉=関東を治める)」が大麻使用で問題となっています。

 

菅政権とIOC(国際オリンピック委員会)のバッハ会長、そして経団連がカネを儲けるために何としてでも開催される東京オリンピックは、死者が出ても観客がいなくても成立させようと見せかけようとするはずです。

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