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「誤解」という日本語の使い方を誤解している人間たち

自分の考えは誤解されていると感じる場合、多くは説明不足なのでは?
自分の考えは誤解されていると感じる場合、多くは説明不足なのでは?Designed by Katemangostar

最近、明らかに「私はこういう経験をした」に対して「それとは異なる経験をした」ならばわかりますが、「だからあなたは間違っている」という思考回路になる人間が増え始めています。

 

彼ら・彼女らは、なぜ他者の経験を否定しておきながら、自分の経験は絶対だと信じ込むのでしょうか?

 

私たちは、誰でも他者と異なる人生を歩んでるわけであって、異なる経験をするのも当然の話であるわけです。しかし、なぜ自分の経験は絶対だと信じて疑わないのに、他者の経験は間違えている、という前提で物事を話すのでしょうか?

 

繰り返しになりますが、異なる人生を歩んでいるのだから、異なる経験をするのは当然のことです。それはどちらが正しいとか間違っている、という話ではありません。それなのに、自分の世界だけが正しいと考えるような不思議な人間たちが大勢存在しています。

 

それよりも、「自分は異なる経験をした。しかし、この違いはどこから来るのだろうか?」と考えていくことで話がさらにおもしろくなるのですが、そのような思考にはならないようです。

 

そして、これまた不思議なのが、そういう人間たちはよく「誤解」という言葉を使う傾向があります。「誤解」というのは読んで字のごとく、「誤った理解」のことを指します。そこには必ず「事実」があって、その事実にそぐわない理解が「誤解」に当たるということになります。

 

それなのに、根拠のない主観的な意見をもとに他人の意見を「誤解」と判断する人間がいます。「誤解」という言葉を使うのであれば、その根拠は事実でなくてはなりません。「自分のまわりではこうだから」「自分は聞いたことがないから」「自分はこう思っているから」などというのは根拠にはならないわけです。それは経験が異なるだけであって、誤っているわけではないということなのでしょう。

 

それがもし反証となるデータを伴っていたら、「どちらが正しくてどちらが誤解か」が検討できるようになります。しかし、根拠がなければそれはただの難癖というものでしかありません。

 

今の時代、「誤解」という言葉を使うだけで、「自分は真実を理解しているが相手はわかってない」というレッテルを貼ることができるようになりました。だからこそ、「誤解」という言葉はより慎重に使う必要がある言葉になりつつあるわけです。

 

いずれにしても、「自分が正しい」を前提として考えてしまい、結果的に他人を理不尽に否定してしまうことは誰にでもあることです。気を付けていても私ですらそうやってしまう可能性があります。では、どうすればそうことをしない人でいられるのか、です。それには知的好奇心が必要であると思います。

 

つまり、「自分は無知であるからこそ、世の中には知らないことがいっぱいあり、それを知りたい!」と思っていればこそ、他者が言っていることを問答無用に「間違っている」と決め付けたりはしなくなるということです。

 

「自分とは異なる経験をしたからこそ、その違いをどこからやってくるのだろうか?」「その時、どのような感覚があるのか?」というような知的好奇心が必要になります。

 

なぜなら、「知りたい」と思っていなければ、その人の人格についての話が出てくるわけがないからです。気になるのは、その情報が正確かどうか、そしてその意見に正当性があるかどうか、それだけのはずです。

 

理不尽で不条理な人格否定や根拠のないネガティブな攻撃を見ていくと、多少なりとも嫌な思いはします。しかし、そういう人間ばかりではないことも私は知っています。そういう人間がまだ社会にいるのもまた仕方がないことではあります。なぜなら、私にはそれだけ多くの方が関係しているからです。

 

最後に、コラムについてのお問い合わせでは、「同じ経験をした」と言ってくださる方から連絡もただいております。コラムを読んでくださっている会員様も教室内でそのお話をしていただいているようです。今後も誠心誠意、できることをコツコツやっていきたいと思います。

 

ちなみに、根拠がある反論や異なる意見、私が知らなかった事実関係の指摘には興味深く拝見いたします。心機一転、2020年のターニング・イヤーに向けて前進していく所存です。

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