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ヨーロッパでのビザ更新を「ドイツ」と「フランス」の外国人局で行った

ビザ更新のイメージ画像

どの国でも就労ビザを更新する時は疲れるものです。様々なトラブルも発生する中でビザが切れる期日直前までは気を緩めることができません。

 

多くの日本人がフランスやイギリス、イタリア、スペインなどを中心に就労ビザや学生ビザ、あるいはフリーランス用のビザを現地の外国人局で更新しますが、中にはその国から強制退去になるという話を聞くことさえあります。

 

私自身、20歳前後の大学生の頃に約1年半をイギリスとフランス、ドイツ、スペイン、イタリアで暮らしたことがありました。最初は旅行ビザでイギリスに入国しましたが、その後は各国に1ヵ月ほど滞在し、特技であった空手をヨーロッパ各地で教えながらフリーランス用のビザを更新した経験がありました。

 

かれこれ30年ほど前の話であり、あくまで個人の体験談としてお読みください。あくまで実際のビザ更新についてはお住まいの各外国人局にお問い合わせの上、ご相談されますようお願いします。

 

当時、ベルリンの壁が崩壊した1989年から3年後のことで、渡英して1ヵ月後にはユーレイル・パスというヨーロッパ大陸を列車でいつでも行き来できるフリーパスを購入し、近代文明の中心地であったヨーロッパの全てを見るためにまずはドーバー海峡を渡ることにしました。

 

私の旅行ビザは1ヵ月で切れる予定でしたが、現地に住んでいたドイツ人に聞いた話ではフリーランス用のビザがあり、すぐにでも取得することができることが分かりました。

 

そこで、日本人駐在員が多いドイツのデュッセルドルフに居を構え、市役所内にある外国人局に行き、必要な書類を確認し、パスポートの写真や更新の書類、税理士による収入証明書、そして家賃と光熱費などの証明書を提出しました。

 

ただ、イギリスで1ヵ月ほどほぼ毎日イギリスの空手道連盟WUKO(現在はWKF)で空手指導をしていて連盟に所属しているイギリス人税理士に所得税など税金関係のお世話をお願いしていたわけです。

 

税理士に収入証明書をお願いすると手数料はいくらかかかりますが、高校時代にインターハイや国体など高校空手で活躍し、日本代表にまで選ばれた経験のあった私に対してとてもよく面倒をみてくださいました。

 

ドイツでフリーランス用ビザを取るのにも収入が足りていなかったこともあり、彼自身が私の保証人になってくれることで証明書を発行してもらえることができたというわけです。

 

そして1週間ほど経って、デュッセルドルフ市役所内にある外国人局から手紙が届き、2日後に訪問しました。ところが、ドイツ人によるお得意の担当者の気分による一貫性のない対応を前に、滞在証明書を再発行しなければならなくなりました。

 

延長した旅行ビザはあと1週間で切れることもあり、一時的な滞在許可書をその担当者にお願いしましたが、「私では何も力にはなれない」とまで言われ、その後も担当者がいると聞いていたタイミングで後日出直すもなぜか不在でした。

 

このような状況などは別に驚くことではないにせよ、日本での対応と比べると勤勉体質のドイツ人と言えども所詮はヨーロッパ人だということを実感した瞬間であったわけです。その後、1週間で収入証明書を用意できるわけもなく、結局、証明書は本人同伴でないと提出できないため、イギリス人税理士にわざわざドイツまで来てもらい彼と一緒に外国人局へ向かいました。

 

そこで対応していただいたのは穏やかなドイツ人女性で、イギリスから書類がまだ来てないことかたも確認ができないため、一時的な滞在許可書をすぐに出してもらいました。このようになし崩し的に6ヵ月の滞在延長が認められました。

 

そして、3ヵ月後にフランス・パリに引っ越しをした直後、デュッセルドルフの外国人局から書類が届いたとの電話があり、改めてパリ市内の外国人局へ収入証明以外の必要書類を提出し、証明書が認められるかを聞いてみました。

 

フランス人担当者:「20歳で空手の先生?しかもフリーランスですよね?今後、1年間は自分でお金を稼ぐことか可能ですか?」

 

20歳の時の私:「ロンドンとデュッセルドルフの外国人局では問題なしと言われたのですが、パリではどうなのでしょうか?ビザ更新の書類に、収入証明書(第3者からの証明書含む)と書かれていますが…」

 

フランス人担当者:「とりあえず担当者にあなたの事情は書いておくから、担当者と交渉してください」

 

20歳の時の私:「だから、あなたは担当者ではないのでしょうか?そもそも誰が私の担当者なのでしょうか?」

 

外国人局の担当者ではないと彼はいっていましたが、それでも私のつたないフランス語で話を丁寧に書きとめ、その案件をファイルにはさみ、担当者に届けてくれることになりました。

 

最後に、一体誰が私の担当者なのかを聞いていましたが、「誰でも同じ権限を持っているから違いはない」と言われたことから、私が感じたのはイギリス人もドイツ人もフランス人も誰も責任を持ちたがらないことがはっきりとわかった瞬間であったと思います。

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