2019年は、すべてにおいて「立て直しの年」となります。いよいよ政府や行政、企業や地域、家庭など一旦全て解体しなければ立て直せないタイミングに来てしまいました。
「リニューアル」とは、一部、または全てを作り替えたり、別のものに取り換えたりして、新しいものに作り直すことを言います。これに対して、「リノベーション」とは、大規模な改修工事を行い、用途や機能を変更して性能を向上させたり付加価値を与えることです。
現在の社会構造では、あまりにもお互いに依存して過ぎており、原始時代であれば全員死んでしまうような状態で生きているわけです。つまり、表向きは民主主義ということで、誰もが死ぬことがないように支えられているためにお金がかかりすぎているということです。
特に、日本を含む先進国すべての問題となっています。インターネットやテクノロジーによって、それぞれの専門分化が進み過ぎたことから、もはや誰も一人では何もできなくなってしまっています。
そのような状況の中では、リニューアルよりも「リノベーション」を行う必要があるということになります。当然、政府が行う「リノベーション」というのが国家債務不履行(デフォルト)です。要するに、国民全ての銀行預金の残高をゼロにし、政府の借金をチャラにし、その証文を燃やすことで無一文になるということです。
しかし、デフォルトに成功した後は、新たな経済システムに転換していきます。そして、その新しい通貨、新しい相場、新しい決済手段を国民が信用することで、生活や社会活動はそのまま残り、再び活動が始まるというわけです。
結局、紙幣に代わる何らかの価値流通媒体は必要なのですが、今のところ最も信憑性が高いのがコストゼロで瞬間発行できる仮想通貨→「暗号通貨」です。つまり、円ではなく、「円コイン」ということですが、これで日銀はいつでも日本をデフォルトすることができるようになるわけです。
いずれにしても、今年4月に年号が変わる時こそ、本格的に「リノベーション」が始められるタイミングです。その工程として、1980年代後半のソビエト連邦がそうであったように経済破綻させるしか方法が見当たりません。
旧ソ連がグラスノスチ(情報公開)という政策によって内部崩壊し、ロシアという国になったように、日本に対しても同じような戦略の下で新世界秩序を進めたいと考え始めているようにも見えます。
これは、日本だけではなくアメリカやヨーロッパでも必ず起きるべきことですが、まずはこれまで日本国民全員が乗船していた船から陸に上げる作業から始まります。
そして、その船に付着している貝殻を全て削り落とし、最新型のエンジンとスクリューを付け替え、ついでに船長(政治家や官僚、日銀総裁)を入れ替え、最後に船主(総理大臣から天皇陛下へ)も入れ替えることになるということです。
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