私たち人類は、強力なリーダーに指導してもらえないとまともに機能しない社会で生活しているわけです。そのような状況の中、地球全体で見ているリーダーシップが存在しています。
そのことを誰かと共有(シェア)できなければ、地球全体を運営できないレベルに達しつつあります。私たちは、そのことに早く気がつくべきであって、早く気がついた「人」から新しい知識を手に、新しい世界に進んでいくということです。
いつの時代も、一人のリーダーに導かれ、難局を乗り切ってきたのが、これまでのホモ・サピエンスの基本構造であるというわけです。
そのリーダーに地球全体を見渡すことが可能な地位を与えないと、私たちは無秩序の中に放り込まれ、そこで殺し合いが起き、人類を支えるインフラである協力関係が崩壊してしまうことになります。
お互いが高度に依存しているグローバル化が進んだ現代では、特にそのような状況に陥りやすくなっており、古代文明の時のように移動すれば別の国に移住できるというような状況では、最早ありません。
例えば、アメリカのトランプ大統領や中国の習近平主席というのは、それぞれ自分の国全体の視野は持ち合わせていますが、人類全てを見る視野を持ち合わせていないのは明らかです。
だからこそ、これまでの国際的な行動や発言を見る限り、実はロシアのプーチン大統領が世界のリーダーである可能性があります。現在、地球環境が急激に変化する中、文明自体を変えなければならないことを、プーチン大統領は一体誰に相談しているのでしょうか?
実際に、現在の最先端科学では、太陽黒点数が減少したことで地球が寒冷化し、本格的な氷河に入ったといった話などに確信を持つことなどできないわけです。可能性の一つとしてはありそうですが、一つ間違えれば致命的な核戦争を起こしかねない可能性があります。
表向きではありますが、世界最高峰の権力者であるトランプ大統領と習近平主席、そしてプーチン大統領が歴史的な世界体制の変更(新ヤルタ会談)を決められるほど簡単なことではないと思うわけです。
そもそも「地球全体」という概念を持って行動している指導者たちは、一体何名ほど存在しているのでしょうか?
そのような状況の中、ロシアのプーチン大統領だけがその概念を持っているように見えます。だからこそ、プーチン大統領の2019年カレンダーが日本で最も売れているという現象が起きているというわけです。
プーチンカレンダー、日本で人気 ロシアで続々報道 驚き広がる
しかし、プーチン大統領のさらに上にいる指導者のことを考えなければ、この歴史的な世界体制の転換という大仕事などできるわけがないはずです。
一方、日本の天皇陛下は日本人だけではなく、全ての人類の幸福を日々を祈っておられますが、軍事力、つまり徹底した実行力がないのは明らかです。しかし、現実問題として祈りだけでは歴史的な世界体制の転換などできるわけがありません。
これまで、いつの時代でもそうでしたが、反対勢力を叩き潰すことができるような軍事力がなければ体制を転換することができなかったわけです。他方、世界の覇権国であるアメリカのリーダーシップは、すでに消滅してしまっているように思います。
つまり、次元の異なる科学力を持ったリーダーが、次の私たちが持つ文明での指導者になるということです。なぜなら、これまでの世界的な指導者の行動を論理的に考えていくと、地球が寒冷化することを教えられているから体制転換できるからです。
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