日本人初の感染関係者 潜伏期間終了まで健康状態を観察
(出典:2020年1月29日 NHK NEWS WEB)
今回の新型コロナウイルスは、ついに中国に行ったことがない日本人にも初の感染者が出てしまいました。
2020年は始まったばかりではありますが、テーマは「金(かね)」か「命(いのち)」か、つまり私たちひとり一人が「人(ひと)」なのか、あるいはそれ以外の「人間(にんげん)」であるのか、その二者択一によってどちらかを選ばされるということです。
そして、ほとんどの「人間」は見事に「金」を選んでおり、そしてこれから日本各地で感染が広がるパンデミックになる可能性が高くなっています。また、大地震や巨大台風、火山噴火なども頻繁に発生するかもしれません。
経済的にも、大企業が次々とドミノ式に破綻していくことで、中小企業の多くが債務不履行に陥っていくものと思われます。そうなれば、30代・40代は自宅のローンを返せなくなり、20代もローンの金利さえ払えなくなります。正に、金か命か、どちらかを選ばされるでしょ
このことは、すでに新型コロナウイルスの感染で全く同じことが起こっています。中国では、春節(旧正月)休みを利用して、約40万人の中国人観光客が日本に観光に来て金を落としていくというわけです。
当然、表向きだけは民主国家である日本の安倍政権は、中国人旅行者を規制することなどなく、北朝鮮やフィリピンのように武漢市から到着した中国人観光客を入国させたり、送還する気が全くないようです。
中国人観光客、送還へ 武漢からの464人―フィリピン
(出典:2020年1月24日 時事通信)
安倍首相、そしてその閣僚・役人たちにとって最も大事なことは、国民の生命より金であることは明らかです。実際に、昨年の台風15号が千葉県を襲った際にも、国民を守ることより新内閣の組閣を強行していました。
つまり、「今だけ、カネだけ、自分だけ」をモットーとした現政権や全国各地の役員たちのように、他人の迷惑を省みない多くの中国人観光客と同じレベルであることがわかるはずです。
また、中国のカジノ企業による内閣府副大臣へのIR(カジノ統合リゾート)贈賄事件も全く同じ流れで進んでいます。当然、このような政府の政策など日本国民は認めるわけにはいかないわけです。
結局、私たちが理解しつつあることは、新型コロナウイルスは長くても2週間程度の潜伏期間があるということです。つまり、自分が感染していることを知らなくてもウイルスが次々とばら撒かれる恐怖があります。
「新型肺炎の感染規模はSARSの10倍」香港の専門家、「武漢はすでに制御不能」と絶望
(出典:2020年1月24日 Business Insider)
そして、感染の過程でも突然変異が起きる可能性があり、さらに強力なウイルスに進化することもあるというわけです。次の段階は、日本で2次感染、3次感染によるパンデミックが起きないことを心から願っています。
さて、見事に「金」を選んでしまった安倍首相は、武漢在住の邦人(日本国籍者)を政府が用意したチャーター機(全日空)で帰国させるという、諸外国では当然のことをさも自慢げに発表しました。
ところが、感染者である可能性が高い帰国者を、一時的に隔離しないという方針に対して、私は大変驚いています。具体的には、まずは帰国者全員に健康カードを配り、一旦自宅に帰宅して数週間は経過観察するというものです。
どう考えても、誰も住んでいない東京オリンピックの選手村などに一旦隔離し、ウイルスに精通した複数の専門医とその医療スタッフに観察させる必要があるのは火を見るよりも明らかです。
武漢からチャーター機到着数人が体調不良 発熱やせき 厚労省
(出典:2020年1月29日 NHK NEWS WEB)
この通り、危機意識を全く持ち合わせないのが総理大臣であるからこそ、多くの日本人も同時に地獄を見るようになるわけです。まず、安倍首相にマスクなしで帰国者との団らんを楽しんでもらいたいと思います。
今後、私たちの家族や同僚が新型コロナウイルスに感染することになれば、あるいは全国各地でパンデミックになれば、その帰国者自身が苦しむことになるりかねません。これで全く楽観視できなくなりました。
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