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日銀総裁、物価見通し「かなり不確実」 23年度後半
(出典：2023年5月30日 日本経済新聞）
3月頃から国内外の情勢が激しくなり始め、7月以降の私たちの生活がどうなっていくのかも予測が難しくなってきました。
ましてや、来年2024年以降の世界経済がどうなっていくのかも予測不可能な状態です。2024年の後半には、日本で新円切り替えが実施される予定です。そして、11月にはアメリカ大統領選挙が行われます。
いよいよ、明日に迫ったアメリカ政府の債務上限引き上げですが、債務不履行（デフォルト）リスクで米国債は売られた結果、金利が上昇していました。しかし、それが「債務上限交渉が合意された…」と報道された後、米国債が買い戻され、結果的に金利が下落したわけです。
だから、金利を生まない金（ゴールド）価格が再び上昇し始めています。6月14日は、FOMCで利上げが決定された継続した後、アメリカの地方銀行が連鎖破綻する可能性があります。また、不動産バブルが崩壊して景気後退が始まると思われます。
政府、マイナンバー「全口座ひも付け」義務化検討 来年の法改正目指す
(出典：2023年5月31日 毎日新聞）
コロナ騒動が始まった2020年2月以降、ほとんどの日本人は不勉強で、政府や製薬会社、メディアに騙されてワクチンを接種したり、マスクを外さないなど不健康になっているだけでなく、今度はマイナンバー登録で自分の銀行口座を政府に差し出すようなことをしています。
なぜいつまでも過ちに気づかないのかと言えば、英語力と情報リテラシー力が低いからです。テレビや新聞の報道内容が理解できないのなら、理解できるまで自分で考える習慣をつけることです。それには、日本語で書かれている記事だけでなく、英語や外国語で書かれている記事を読む必要があります。
結局、怪しければ何もしないほうが結果的に正しいことになり、焦って手を出すとろくなことにならないわけです。2020年は恐怖で思考停止になり、2021年は焦って有害なワクチンを接種したり、無利子・無担保でカネを借りてしまいました。
しかし、2022年にコロナ対策の給付金や補助金が打ち切りになり、2023年は旅行者が多少増えただけで、ほとんどの産業でV字回復を見込めるほど日本経済は復興していないのが現状です。
なぜ米国株の大幅下落予測が激増した？10月中旬までは要警戒、中間選挙の株高アノマリーも通用せずか
(出典：2022年9月18日 MONEY VOICE）
ようやく日経平均株価が上昇してきましたが、上がっている個別銘柄は限られています。しかし、いつ株価が暴落するのかわからないため、企業や投資家たちは戦々恐々としています。唯一、安心してチャートを見られるのは金価格だけです。
ところが、その金価格も急激な円高が始まれば「下落トレンド入り」する可能性もあります。1グラム＝8000円を下回った時、これまで金（ゴールド）に興味のなかった人たちも一斉に買いに来るかもしれません。
なぜかと言えば、もう1年半も金価格が値上がりしているニュースを聞かされ続けてきたからです。ただし、相場には「二番底」という用語があり、もしかしたら三番底、四番底まで用意されていることも考えられます。
私の言っていることを気にする必要などないですが、大事なことはその時が来た時に本当に行動できるかどうかです。だから、私が具体的に日時や価格を予測したところで、ほとんど意味などないことになります。
もはや、専門家が分析するファンダメンタルズ分析（国や企業などの経済状況を示す指標）や、テクニカル分析（過去のトレンドやデータ）など役に立たないというのが現状です。その理由は、人類は500年周期と80年周期で転換期を迎えているからです。
考えて見れば、周期説もテクニカル（アノマリー）分析であり、こうなると予測すること自体に意味があるのかわからなくなってきます。だからこそ、米国債や米株式、そして米ドルの動きをより深く観察するしかありません。
例えば、なぜ金利が上がったのか、なぜドル建て金価格が下がったのかなど、起きていることをまずは確認することです。そして、これからどのような動きをするのか、天井はどこまでか、大底はどこまでかをイメージすることです。
英語だけではグローバル競争に勝てない グローバル化の本質を誤解している日本（上）
(出典：2014年9月15日 東洋経済ONLINE）
英語よりも、本質を見極める力を養え グローバル化の本質を誤解している日本(下)
(出典：2014年10月8日 東洋経済ONLINE）
誰も確信など持てないのは当然であり、そんな時こそ日本語以外の言葉で投稿している外国人たちの意見も聞いてみることが重要です。ツイッターには、英語を日本語に翻訳してくれる機能があります。
片っ端からツイート内容を日本語に翻訳し、自分の考えていることと似ているツイートと異なるツイートを比較することです。事業でも同じことが言えますが、地域差があるのでそれぞれ工夫が必要です。
そうして考えることで致命的な失敗を防ぎ、これからも同じ業種で生き残れるようになるはずです。私たちAtlasは、創業23年を迎え、アメリカ時代から数えると30年も生き残ってきました。業種の変更はありましたが、私が30年も会社経営者で居られたことは事実です。
これまでたくさんの会社が廃業・倒産したのを見てきましたが、サラリーマンという職業がいつまで継続できるかもわからなくなりました。次々と転職することがキャリアになるとは到底思えず、これから相手にされなくなる時代が確実にやってきます。
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2023年6月1日
