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アメリカで本当に内戦(シビルウォー)は起きるのか?② 「1776年の建国時に戻るために内戦も厭わないアメリカ人たち」

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アメリカで本当に内戦(シビルウォー)は起きるのか?② 「1776年の建国時に戻るために内戦も厭わないアメリカ人たち」

更新日2024年11月15日

 

映画『シビル・ウォー アメリカ最後の日』内戦で崩壊したアメリカを体感せよ
2024年10月15日 Newsweekへのリンク画像です。

(出典:2024年10月15日 Newsweek)

 

このコラムは、アメリカ時代に米軍に所属していた私が、紛争や戦争に関する知識や経験に基づいて書いています。

 

数年前から、第三次世界大戦やアメリカ内戦が始まる可能性について指摘してきましたが、それは私がカリフォルニア大学でIR(国際関係学)を専攻していた時から学んできた専門分野でもあります。

 

仕事や旅行でアメリカ50州を全て回り、様々な人たちと接してきたことでアメリカの文化や生活、習慣などを熟知しているつもりです。しかし、本を出版したことがなく、一介の語学スクール経営者の情勢分析など誰が知りたいでしょうか?

 

それでも、もう35年以上も英語の文献を読み続け、国防総省(米軍)、CIA(ニューズウィーク誌)、そして大手シンクタンク(フォーリン・アフェアーズ)などレポートを愛読してきたことで、その資格があると思っています。

 

実際に、元米軍やCIA分析官が書いた著書やコラムを大いに参考にしていますが今、世界は大きく揺れ動いていることがわかります。私には全米各地に友人がいますが皆、職業や政治思想は違えど愛国者が多いと思います。

 

民主党支持者にも愛国者はいますが、どうしてもドナルド・トランプを好きになれないようです。また、ニューヨークやロサンゼルス、サンフランシスコなど大都市在住の友人たちは、2020年以降の治安悪化にため息をつく日々を送っています。

 

「内戦や武力衝突リスク」を左右する「3つの特徴」 2度目の紛争を回避した国の多くが持つ志向性
2024年10月4日 東洋経済ONLINEへのリンク画像です。

(出典:2024年10月4日 東洋経済ONLINE)

 

私の友人や知人には人種差別主義者やカルト、ネオナチはいませんが、クリントンから始まって、ブッシュ、オバマ、トランプ、そしてバイデン政権の30年でアメリカが2つに分断(分裂)したことを認識しています。

 

つまり、普通のアメリカ人たちが政府に対して強く憤っているということです。最近、日本政府に対して日本人も批判し始めましたが、銃がなくては暴動も革命も起こせないのが現状です。とにかく、内戦に参戦するのは貧困層よりも中間層(専門職)であるのは間違いありません。

 

ところが、テレビや新聞などでは、暴動を引き起こすのは貧困層や黒人のような印象を与えています。そもそも、貧困層は病気がちな人が多く、楽物依存のジャンキーはまともに自分の頭で考えることができません。

 

米国の銃問題
CNNへのリンク画像です。

(出典:CNN)

 

日本でも同じことが言えますが、日本はこの30年で貧富の格差が広がり、特に若い世代が貧しく、生活が苦しいことで政府を倒そうとする動きが起きないわけです。その代わり、「闇バイト」で高齢者を襲って金品を奪う盗難や強盗事件が増えました。

 

しかし、今回のアメリカ大統領ではどうしてもトランプを受け入れたくない中間層、つまり既得権益を奪われた大企業幹部や普通のサラリーマンたちが、銃を乱射するなど突然、暴力的になるということです。

 

それに対して、トランプの支持者には土地や仕事柄、銃の扱いに慣れている者が多く、躊躇なく反撃するかもしれません。ただ、今のところは何も起きておらず、アメリカ国民のほとんどがトランプを正式な大統領だと認めているようです。

 

実は、このように油断している時こそ事件や事故が引き起こされることがあり、内戦が完全に回避されたとは思えません。1776年に、イギリスからの独立を宣言したアメリカはその100年後に内戦(南北戦争)を経験し、その160年後である現代にも受け継がれているはずです。

 

アメリカでは、今でも多くの人々が聖書を呼んでおり、信仰心を大事にしています。どこに行っても「Living Bible(聖書に根ざした生き方)」を垣間見ることができるので、現地では英語力と聖書の知識が必要です。

 

「大草原の小さな家」 ドラマ放送から50年で記念イベント 米国(2024年3月撮影)
2024年3月26日 Youtube@APF BB Newsへのリンク画像です。

(出典:2024年3月26日 Youtube@APF BB News)

 

私は、1970年代のドラマ「Little House on the Prairie(大草原の小さな家)」が大好きで、206エピソード全てのDVDを持っています。アメリカの国民的作家ローラ・インガルス・ワイルダーによる児童小説シリーズが原作で、西部開拓期に中西部を幌馬車で移動しながら暮らす一家の物語です。

 

アメリカ開拓時代の理想的なクリスチャン一家が描かれていますが、クリスチャンだからといって困難が全くないわけではなく、19世紀にも現代人が体験する人間関係などの様々な問題はすでに存在していたことがわかります。

 

そんな中で、アメリカ人は神を恐れつつ、祈りを持って神と人に対して誠実に取り組んでいたわけです。しかし、神ではなく金を崇拝しているアメリカ人は、既得権益を奪われるより守る(殺す)ことを選ぶかもしれません。

 

トランプ支持者たちの信仰心がどれほどのものなのかはわかりませんが、アメリカ人であれば誰もが理想としている国家体制や価値観、倫理観を持っていると思います。要するに、アメリカは1776年の建国時に戻るため、内戦が起きることも厭わないということです。

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