Martin Armstrong Sees Trump "Landslide"; Fears Desperate Deep State Wants War & Martial Law
(出典:2024年10月28日 Zero Hedge)
ドナルド・トランプの「地滑り的勝利」は、選挙前からカマラ・ハリスよりも高いとされていましたが、「接戦」になるという嘘はまたしても主要メディアが報道したものでした。
結局、トランプが大差で勝利したことで、傭兵として雇われたアンティファなど武装集団も暴動を起こせなかったようです。少なくとも、民主党の支持者が多いワシントン州シアトル市やイリノイ州シカゴ市などで数千人が集まった程度で収束しました。
一方、選挙で敗北したハリス陣営が暴動や内戦を引き起こす、というオルタナティブ・メディアの予想も外れました。意外なことに、ハリスはあっさりと敗北を認め、選挙は残った選挙区で再集計されています。
私が予想したのは、開票に数週間もかかった上、ハリスが敗北をなかなか認めない中で全米各地で暴動が引き起こされるというシナリオでした。ところが、何も起きないまま肩透かしを食らったような感覚に陥っています。
ただし、2025年1月20日までバイデンとハリス(副大統領)の任期は残っており、それまでの間に起きる事象に油断してはいけません。なぜかと言えば、民主党支持者の中には絶対に受け入れないとする人たちが一定数存在しているからです。
〈アメリカ大統領選〉トランプ勝利も? ハリスを悩ます“四重苦”とアメリカの分断…ニューヨーク市民の声は
(出典:2024年11月5日 Yahooニュース)
実際に、主要メディアの報道を信じ切っている民主党支持者は多く、彼らはハリスが勝利すると思っていたようです。選挙が接戦になることすら予想していなかったようで、この一週間はショック状態にあり、ようやく立ち直りつつあります。
だんだんと自分を取り戻しているようで、これから反トランプの抗議運動を展開する可能性はなくはなりません。一方、共和党支持者の多くがトランプ勝利は当然の結果ということで、不正投票を糾弾するつもりはなさそうです。
しかし、自分たちの周囲には不法移民の姿を見ることがあり、まだまだ不安を感じている状態です。一刻も早く1000万人の不法移民(アメリカ生まれも含む)を国外に追放させ、平和を取り戻したいと考えているわけです。
日本人妻が思わず逃げ帰った…「今のアメリカ」の凄まじい生きづらさ 銃、コロナ、トランプ、そして…
(出典:2020年11月3日 FRau)
私自身、20年以上もアメリカで暮らし、市民権を取得して投票した経験があります。支持政党はないですが、前回、前々回の大統領選挙と同様、今回もドナルド・トランプに投票しました。必ずしもトランプ支持ではありませんが、トランプが勝利しなければ日本に住んでいる私たち日本人にも影響が及ぶと思っていました。
アメリカでは、日本生まれでカリフォルニア州でアジア人系移民と見られていた私は、多くのヒスパニック系の人々と出会いました。メキシコから不法入国してきた人や、ビザがないままアメリカで暮らし続けていた中国人もいました。
彼らには投票権がなく、アメリカ大統領選挙と縁がなかった人たちです。つまり、自分の意思が全く反映されない国で生活しており、いくら英語が流暢に話せたしても人生設計の構築には限界があります。
いっそのこと、トランプに追い出される前に自国へ帰国するのがいいと思います。アメリカで経験したことは自国でも十分通用するはずですし、人生をゼロからやり直すことができるかもしれません。
トランプ暗殺未遂は氷山の一角――米有権者の12人に1人が「トランプ当選阻止のための暴力はOK」の衝撃
(出典:2024年10月13日 Yahooニュース)
また、トランプを毛嫌いするある一定数(約6%)の民主党支持者たちが、選挙結果を認めずに暴力に訴える可能性があります。アメリカの人口の6%は1500万人であり、州兵を含む軍経験があるのはそのうちの1%、つまり15万人もいるわけです。
さらに、アメリカでは人口とほぼ同じ3億以上の銃(未登録も含む)が存在しており、単純計算で1500丁の銃が使われることになれば内戦を引き起こすことは十分に可能です。だから、私はコロナ騒動の際にアメリカ在住の日本人に帰国するよう促しました。
この4年間をどのように乗り越えてきたのかはわかりませんが、職業やステータス、そして住んでいる州や地域によって違いはあったと思われます。しかし、日本人がアメリカで生活するのは本当に大変なことであり、これからさらにそのことを強く感じることになるでしょう。
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