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第27回 終末の中東大戦争 ?エゼキエル戦争への道?
(出典：2022年5月9日 Youtube@日本人の知らない聖書の真実）
「ハマス・イスラエル戦争は、第三次世界大戦のトリガーとなる…」と語る人たちというのは、おそらく旧約・新約聖書を熟読しているように思います。
ウクライナ戦争が始まった時も同じような反応が出ていましたが、一般的な日本人の感覚としては日本も戦争に巻き込まれるとどこかで思っているはずです。しかし、それが10年後ではなく、来年であるとすればもはや一刻の猶予などないということです。
コロナが起きる前から繰り返し伝えてきたように、来年2024年は2020年に次ぐターニングイヤーであり、まず11月にアメリカ大統領選挙が実施予定です。アメリカでは、いよいよ景気後退に突入したとしても選挙戦は大いに盛り上がります。
中立を捨て反イスラエルに立ち始めた中国 中東勢力図が米中覇権の分岐点に！
(出典：2023年10月18日 Yahooニュース）
もし選挙でトランプに負けても、バイデンの任期は2025年2月まで残っています。支持率の低下から、それまで大統領でいられるかどうかはわかりませんが、その空白期間こそが台湾有事が引きこされる絶好のタイミングです。
第三次世界大戦という意味は、世界中で戦争状態になることです。つまり、ウクライナ（ヨーロッパ）やイスラエル（中東）、そして台湾（アジア）などで同時に戦争となり、終戦後に「大戦」と呼ばれることになっているわけです。
ハマスとイスラエルの戦いでは、開戦2週間で双方で5000人以上が犠牲になっており、1000人以内の紛争という壁をいとも簡単に破って一気に戦争状態に入っています。実際に、イスラエルのネタニヤフ首相はハマスに対して宣戦布告しています。
そもそも、パレスチナは国家として国際社会から認められておらず、無国籍の小規模な武装組織ハマスに宣戦布告すること自体が異常です。しかも紛争レベルで宣言したため、明らかにイランとの戦争を意識しているものと考えられます。
国連安保理ロシア提出の“ハマスを非難しない”決議案 否決
(出典：2023年10月7日 NHK NEWS WEB）
イランがハマスに資金提供や武器供与を行っているのは本当のことですが、その背後にはロシアがいます。ハマスの政治指導者ハリド・マシャルは、何度もロシアを訪問しており、ロシア製の最新兵器を供給されているのは確実です。
例えば、ハマスの軍事ドローンがイスラエルの戦車を破壊している動画がアップされていますが、ウクライナとの戦闘シーンによく似ています。また、ロシアのメドベージェフ安全保障会議副議長が、自身のSNSで「ハマスがイスラエルに侵攻すると予測していた…」、と投稿しています。
つまり、ロシアはこの戦争が約2600年前に書かれた旧約聖書のエゼキエル書に書かれている通り、長期化することを知っているということです。そして、ウクライナ戦争のように長引くということです。
また、ロシアがウクライナを一気に制圧しなかったことも同じで、イスラエルの軍事力でガザのハマスなど簡単に制圧できるはずです。しかし、あえて制圧しないことでイスラエルも聖書の通りに動いていることがわかります。
イスラエルの諜報機関モサドは、世界トップレベルの諜報能力を持っており、メディアが報道するモサドの失敗は意図的に拡散させている可能性が高いと思います。なぜかと言えば、国防費の予算が増えるからです。
焦点：ワクチン未接種者どう守る、先行イスラエルに新たな難題
(出典：2021年3月3日 Reuters）
要するに、イスラエル政府は自国民を見殺しにしたということになりますが、日本政府と同様に自国民のことなど1ミリも考えていないわけです。そういう意味では、イスラエルと日本は表裏一体です。
世界一のワクチン接種国は日本ですが、イスラエルは1回目と2回目の接種率が世界一でした。ネタニヤフ政権によって半強制的に実施されたワクチン接種キャンペーンは、徹底的に行動を制限されたため、未接種では生活できないところまで国民を追い込みました。
一方、日本は菅・岸田政権が弱々しく、自治体もほとんど機能していないので接種しなくても何も変わりませんでした。戦時であるイスラエルと平時である日本の違いは大きく、人命軽視レベルはイスラエルのほうが断然上です。
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2023年10月25日
