「所得倍増」へ分配強化 自民・岸田氏が経済政策―総裁選
(出典:2021年9月8日 時事通信)
自民党総裁選に立候補している岸田文雄・前政調会長は、賃上げ支援や再分配を強化すると表明し、「令和版所得倍増」を目指すと強調しました。
ちょうど60年前、自民党の池田勇人首相は「所得倍増計画」を発表し、日本をさらに経済成長させるために国民のモチベーションを上げました。その後、1970年代後半までの高度成長経済の起爆力となったわけです。
バブルが崩壊した1991年以降、日本は30年も不況が続いています。30年もどん底の不景気なのが日本の現実です。だから、野党は介護福祉や医療制度の充実で社会的弱者を救済することをやめなければならなくなっています。
それよりも、勤勉で優秀な労働者(中小企業の経営者やエンジニアなど)たちを中心とした政党にする必要があると思います。それは、いわゆる上級国民ではなく、高度な教育を受けた中流階級の人たちのことです。
全トヨタ労連、衆院選は「同じ志の人」と連携 立憲ににじむ距離感
(出典:2021年9月17日 Yahooニュース)
親が政治家や官僚、大企業の幹部ではないため、自分で努力して経営者になったり、サラリーマンをしながらも研究熱心で結果を出してきた中産階級の人たちは、現代の「士農工商」によって上級国民になることはできないわけです。
問題は、中産階級のサラリーマンでもしっかりとした政治見識のある人たちが、SNS上で実名を名乗らないまま政治発言をすることです。あるいは、「今だけ、カネだけ、自分だけ」で何の政治発言もしないのであれば誰からも相手にされなくなります。
結局、「サイレント・マジョリティー」などただの不満分子であり、ワクチソ接種後にそのまま静かに存在自体が消滅することになります。何も主張しないか、偉そうに意見を主張する人間たちの両方が役立たずであるのは間違いありません。
その代表的な政党が立憲民主党と国民民主党であり、お互いに意地を張り合うだけで国民のために何もしてこなかったことで、多くの有権者は呆れかえっています。2年前の見苦しい野党の権力争いで、がっかりさせられたわけです。
自民党と公明党に選挙で勝てなくても、勤勉で善良な労働組合の組合員たちの意思に従うような政治を行う必要があるはずです。なぜ勤勉ではなく、善良でもない多くの日本国民のために過剰に税金を徴収されなければならないのでしょうか?
「日本の賃金は米国の6割」韓国にも抜かれた日本の凋落
(出典:2021年9月23日 Yahooニュース)
そんなことをしているから、日本全体がすっかり貧乏になってしまっています。正直、21年前に私は日本に戻ってくるべきではなかったと後悔しています。無能な人間ばかりが出世をし、優秀な人が我慢を強いられる時間が長すぎます。
今後、能力が高い中産階級の意思を代表する政党を作らなければ、国民全体のための政治などできるわけがありません。まずは、福祉と医療問題を予算削減以外の提案を出し、それに口だけで反対する勢力を黙らせることから始めます。
中身がないまま自民党に反対し続けてきた立憲民主党では、もう何もできないのは明らかです。例えば、元ニセコ町長であった逢坂誠二・衆議院議員は、「立憲民主党に入ってからおかしくなった…」と北海道の有権者が口々に話しています。
つまり、財源がないのなら借金してまで介護や医療を支える必要はなく、自衛隊の予算は増やさずに、首相自身が北朝鮮や中国に直接訪問し、外交交渉するだけで解決するようにすればいいだけのことです。
「コロナの女王」岡田晴恵さんは7位に コロナ専門家、出演回数ランキングが激変
(出典:2021年9月11日 Yahooニュース)
日本で生まれ育った知識人に多いのが、日本の基準だけで政治や経済を判断することです。英語や外国語を満足に話せず、テレビや新聞を通じて日本国内だけで偉そうなことを言っている自称・専門家など、国民のために何の役に立たないのは明らかです。
分かっていることは、札束で頬を叩かれている感染症や医療の専門家たちが、テレビでワクチンを接種させるために理屈をこね回して発言しているだけで、国民の命を危険に晒していることに気づいている人は少数であることだけは確かです。
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