千葉の停電、全面復旧まだ先…印西・四街道市などは全域解消見通し
当然、電力が止まっている千葉県にお住まいの方は、パソコンやスマホに電波が来ていないのでこのコラムを読めないはずです。
台風15号は、首都圏の一角で財政力が全国上位の千葉県をたったの数時間で壊滅状態にしていきました。千葉県の停電と交通途絶は深刻な事態のようで、気温が30度を超しているのも気になります。
1995年に発生した神戸の震災の時は、今よりも支援が早かったと言われていますが、あれから20年以上経ってテクノロジーが進歩していますが、幾度も災害の経験を積みながらなぜ支援体制が進化していないのでしょうか?
まず、千葉県の状況を見て思ったことは、ちょうど1年前に発生した北海道大地震と全く同じであるということです。戦後、巨額の予算が投じられた北海道のインフラでしたが、災害対策はあまりにもお粗末であったことが明らかになりました。
一方、台風15号による高波の影響で東京湾に面した横浜の護岸が崩壊し、工業地帯に海水が流入、多くの工場や事業所で機械が損壊するなど被害が出ているようです。被害は甚大で、一部で停電や断水が続いており、被災は数百社に上り、復旧の見通しも立っていません。
最近、横浜市市長がカジノ誘致を優先させたことが原因なのでしょうか?神奈川県では、京急電車とトラックが衝突した事故や、川崎で起きたカリタス学園のバス襲撃事件がこの数か月で起きています。
政治や行政、そして立法の無責任さがあからさまになりつつある今、いよいよ日本経済の崩壊が起こることになりそうです。来年の今頃、安倍政権は消滅していると思いますが、政府もまだ存在しているのでしょうか?
【台風15号】護岸崩壊、工場に海水 数百社被災か、横浜
結果として、「政府や安倍政権の言うとおりに生きていることで命すら落としかねない」ことが分かってきました。そして今後、自然環境の変容によって台風はさらに強力になり、それに大地震と連動していくものと思われます。
だからこそ、自給自足や自己防衛によって備蓄と防御体制を取っていく必要性があるということです。そのために、私は様々な局面からコラムを書いてきましたが、残念ながら政治や経済の話題ほど読んでもらえていないことがわかっています。
つまり、ほとんどの日本人はいざとなった時、「政府が助けてくれる」「自衛隊が何とかしてくれる」と思い込んでいるということです。ところが、千葉県や横浜の状況を見ると、政府や東京電力の発表は言い訳だけで、まだ復旧に至っていないのが現状です。
さて、最も大事なことは、関東圏には住まないことです。政府や安倍政権、そして大企業が発表すること信じてはならないということです。実際に、彼らは何かあったら自分たちだけ災害用のヘリコプターですたこら逃げるでしょう。
ちょうど1年前に震度7を記録した北海道胆振地震ですが、その20分後には北海道全域がブラックアウト(停電)しました。その時、私は札幌にいましたが、そのことを踏まえてこれからの災害で備えるポイントをまとめておきたいと思います。
実際に、千葉県ではインターネットが利用できなくなっています。当然、スマホも電波が来ていないので使えません。今のところ使えるのはAMラジオだけなので、しかも乾電池だけで動く携帯ラジオは必須です。
また、ガスコンロ式のストーブ、飲み水、そして米や缶詰を、最低1か月分は確保しておくことです。さらに、ソーラーシステムを構築し、AC100Vインバーター(正弦波)、そして定格1500W以上のものを用意する必要があります。
それがあれば、家庭用のエアコンや洗濯機などあらゆる家電を動かすことができます。安いインバーターでは動きませんが、2万円程度のインバーターはアマゾンでも購入することができます。
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