現代の社会構造である金融資本システムの中で生きている私たちは、食料を手に入れるためや賃貸料を払うためにお金を稼がなければならないということで、日々生きることの目的ではないことに流されながら暮らしているように思います。
つまり、マネー(日本円)というのは単なる紙であって、目的ではないということです。ところが、そのマネーによって完全に幻想の世界を本当の現実と捉えている人間が大勢います。
「その想念が本当の現実である」、と受け止める現実が本当の世界となっていくことからもわかるように、想念そのものだけが体験する現実を決定していることになるというわけです。ちなみに、「想念」とは心の中に浮かぶ考えや思いのことです。
そして、想念は無意識の状態にまで浸透することからも、この想いを表面化させるには様々な工夫が必要になってきます。結局、想念、つまり想いを最もわかりやすく表現できる方法が、「何かにワクワク」することではないでしょうか?
実際に、「ワクワクする」という表現は主観的・客観的に考えてもとても効果的で、無意識な状態に浸透するまで想念は今以上に浮き上がってくることがあります。つまり、何もしなくても「ワクワクする」ことに集中するだけで表面化されていく、ということです。
そもそも「ワクワクする」ことが何かという事を理解すれば、何をするべきか知るために常に細かい所まで気を配る必要がなくなります。簡単に言えば、「自分が楽しい」と思うことを毎秒、毎分どのようなことでもいいのでそれを実践していきます。
これは一生の職業となるようなことではなくても構いません。今ある自分が持っている全ての選択肢の中から可能なことで全ての選択肢を考え、英語を勉強したり、近所を散歩したり、車を運転したり、友達にLINEするなど、それが全ての選択肢の中で最も「ワクワクする」ことであると気付いたらそれがやるべきことになるというわけです。
なぜなら、それが今本当に最も「ワクワクする」ことであって、「ワクワクする」感情がそれが次にするべきことだと教えてくれるからです。そして、一見単純な「ワクワク」が、実は大きな「ワクワクする」ことに繋がっていることに気付くはずです。そうすれば本当にそこへ繋がっていくかもしれません。
一見回り道に見えるかもしれませんが、「ワクワク」で繋がることが実際には最も近道であり、最も直線的な道になる可能性があります。だからこそ、毎秒毎分シンプルに選択をし、可能な選択肢の中から自分がその瞬間に最も「ワクワクする」ことで、自分が実際に最も上手く行動に移していきます。
そして、それ以上やることが無くなったら、次に自分が最も「ワクワクして」、最も上手くやれることを探し、それが何であっても実行に移すことです。なぜなら、「ワクワク」する感情がそれと繋がっていると教えてくれることがあるからです。
要するに、これが人生の仕組みであり、このようにして「ワクワク」したことで私たちの周りにいる方々と共有された喜びに満ちた現実が得られるというわけです。
最近、私自身ができるだけ「ワクワク」するように心掛け始めたところ、これを無意識でも浸透していくことになれば、実際その通りになるということが自ずからそれが証明されていくと考えています。
ところで、人の想念を結集すると現実は確実に変化するということが世界中の研究者の間で注目されているようです。なぜなら、研究者の間でも、現実とは人間の集合意識が作り出しているものであるという共通認識があるからです。
ある特定の期間、世界の戦争や紛争を減らすために約7000名の想念を結集した実験がありましたが、この期間には世界の紛争は72%も減少したとされています。だからこそ、もし私たちが集合意識で想念を結集すると、マスメディア以外の情報公開が進んでいくものと考えられます。
しかし反対に、情報公開を抑圧しているマスメディアを支配している勢力は、人の集合意識が現実を変化させることをよく知っているようです。
これは彼らがこれまで行ってきた手法ではありましたが、私たちの集合的な想念を結集すると、これに打ち勝ち、本当の情報公開が実現できると思います。
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