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高い？安い？大手英会話教室の料金相場【2020年版】
(出典：2021年1月4日 みんなの英語ひろば）
コロナ禍の中で、多くの大企業が大量リストラを実施していますが、大手英会話スクールのレッスン料金が高すぎることが気になります。
ただし、営業が紙でプリントされた料金表を出してくるので価格交渉しにくい面があり、できたとしても相当な交渉力は必要です。レッスン数を多く購入する「スケールメリット」で交渉しても、効果はないものと考えられます。
営業が嫌がらない言い方もありますが、スクール側はレッスンチケットを売れさえすればいいので入学金を無料にすることもあります。最初から入学金を取るつもりがなく、春のキャンペーンで半額や無料にするのが普通です。
価格交渉は何度もできないこともあり、1回で希望金額を提示するという強い意志が必要です。基本的に、大手英会話スクールのセールストークは、「いつやるの。今でしょ？」です。つまり、即決以外は入学を期待していません。
「コロナで収入が減ったから安くして？」などと、率直にストレートに言ってみれば少しは効果があるかもしれませんが、支店長や東京本社の人間はそういう個人的な事情よりも「売り上げ」のことしか考えていないのが現状です。
「ディール（交渉）」の名人であるドナルド・トランプを見ていても、交渉がボクシングのような殴り合いであり、相手が涼しい顔をして法外な料金をふっかけてくることを普通と考えています。
【2021年】英会話教室の費用相場は？大手15社の料金を比較してみた
(出典：ALL-EIKAIWA）
要するに、年間40万円もするような大手英会話スクールのレッスン料金など半額の20万円であるように相手を殴り倒してやればいいわけです。当然、相手も何か言いながら殴り返してきますが、急に相手が不利になる瞬間があります。
営業が強気で法外な料金表を提示してくるのは、支店長や東京本社が背後にいて支えてくれていると思っているからです。英語をしゃべるだけの営業や受付など、他に何の能力もないからそんな仕事をさせられているわけです。
彼女たちには、価格交渉などの駆け引きの楽しさを理解するにはさらに時間が必要です。マニュアルに書かれた通りにしているので、「押してダメなら引いてみな」が理解できず、どちらも全く同じ反応を示してきます。
コロナ禍で会員数が激減した大手英会話スクールの経営者の多くは、「ただ英語を教えてさえいればカネがもらえる」としか考えていません。国内外の情勢に興味がなく、難しいことに関わりたくないというスタッフがほとんどです。
彼女たちの本音は、「早く書類とカネだけ振り込んでくれ…」と思っています。だからこそ、私たちは交渉にその心理を利用するべきです。相手と痛み分けで、お互いに損をしない程度の金額を提示し、彼女たちの言い訳を用意させます。
相手を追い詰めすぎると、交渉そのものが不成立になる可能性が高くなってしまうので、提示した金額の25％増で手を打てるよう落としどころを目標にします。オークションとは全く逆ですが、これが世界中で行われている外交やビジネス上のディールです。
価格が高すぎる大手英会話スクールの場合、料金表に書かれている価格を真に受けず、堂々とディスカウントを要求することが重要です。ちなみに、大手スクールの外国人講師は個人で教えていることも多く、マンツーマンで教えている紹介サイトをチェックすることもできます。
コロナ禍で「使い捨て」の外国人 雇用保険も副業も、生活保護もダメ
(出典：2020年4月13日 Yahooニュース）
今の時代は誰でも副業をすることが多くなり、需要が高い外国人講師はすぐに生徒がついてしまいます。もはや高いカネを払って、英会話など習う時代ではありませんが、サポートやレッスン場所があることは心強いと感じるはずです。
入会者数を限定する英会話スクールというのは、無料体験レッスンを受けて良い感触を得たということは自分以外の人もポジティブに入会を考えているということになります。「明日、入会する…」と思ったら、定員オーバーになることもありえるわけです。
だから、入会申し込みは無体験レッスン後に決めることが大切です。時間が経ってから申し込みを入れると、新規申し込みを1時間前に締め切られていたこともあります。コロナ禍の中では、ソーシャルディスタンスを維持するためになるべく人数を入れないようにしているスクールもあります。
特に、主要ターミナル駅近くにある英会話スクールは都会のど真ん中にあるため、忙しい中でのやり取りとなり、思った以上に最初のレッスンを受けるまでに時間がかかることもあります。それより、まずは始めてみることが重要です。
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2021年4月7日
