紙幣を使った通貨経済というのは、結局、国民を支配するためのツールであって、私たちが何も考えずにお金を使っている限りは、この支配体制からはいつまでたっても逃れることができません。
今回、政府が発表した新紙幣の顔を見ると、3人が全て外国で教育を受けた人物であることがわかります。まずは新1万円札の渋沢栄一ですが、明治維新以降に「フランス」に留学した経験があります。
アルフォンス・ロスチャイルド家で寝泊まりしていたことが分かっており、かなりお世話になっていたようです。帰国後、第一国立銀行を創立し、それが現在の日本銀行になりました。この話からも渋沢栄一が一体何者かがわかるはずです。
次に、新5千円札の顔である津田梅子も、岩倉使節団の留学生として7歳の時にアメリカに留学しています。しかも、アメリカで敬虔なキリスト教徒の夫婦の元で育てられ、クリスチャンとしてその後も生きています。
幼い頃に渡米したため、20代になってから帰国した後は、彼女自身、完全に日本語を忘れており、当分の間は通訳が必要であったとも言われているように、いわゆる帰国子女です。後に英語学校「女子英学塾」(現在の津田塾大学)を設立しました。
そして、新千円札の顔である北里柴三郎もドイツに留学し、ベルリン大学医学部で破傷風ワクチンを研究しました。研究を終えて帰国した時、慶応大学の創始者である現1万円札の顔である福沢諭吉が北里柴三郎のために医学部を創設し、医学部初代学長に就任しています。
現千円札の野口英世は、アメリカのロックフェラー医学研究所の研究員になる前に、北里柴三郎の弟子になり、医学研究所で学んだという話があります。
このように、顔触れをみていくと、全員欧米諸国の留学生であり、しかも支配層であるロスチャイルド家やロックフェラー家が関連した場所や組織に出入りしていたことが明らかになっています。
要するに、現紙幣の3人とは人脈的には変化がない3人が、政府によって紙幣の顔に選ばれたということです。
政府は、2020~2024年のタイミングでこの新紙幣を発行すると公表するわけですが、その際、3年前のインドのように預金(引き出し)封鎖を実施する可能性があります。突然、旧紙幣が使えなくなるように仕向け、旧紙幣1万円が新紙幣1000円と交換という理不尽な国家詐欺を働くということです。
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これまで汗水流して働き、貯金をしてきた方にとって2020年以降は、正念場になるように思います。これが新時代である令和時代の動きであり、令(零=ゼロ)に戻す動きが始まりつつあります。
政府と日銀が、キャッシュレスと金融緩和を推進する動きの中、新札切替えが行われることになれば、当然タンス預金封鎖やデノミネーションという政策を行うのは誰の目にも明らかです。今回、発行するのが5年後の2024年ということで気持ち悪さを感じてしまいます。
実際に政府は、戦後すぐの1946年(昭和21年)には預金(引き出し)封鎖を実施しています。当時、新紙幣の発行が間に合わず、旧紙幣にシールを張ったという話もあります。残り5年もあるのならば、かなりの準備ができるというわけです。
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