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アフガニスタンや日本に住む全ての人の携帯電話は監視されている

更新日 2021年9月7日

 

スノーデンの警告「僕は日本のみなさんを本気で心配しています」
2016年8月22日 現代ビジネスへのリンク画像です。

(出典:2016年8月22日 現代ビジネス)

 

欧州メディアと国家機密をめぐる報道 -日本の秘密保護法成立によせて(下)
2014年2月2日 Yahooニュースへのリンク画像です。

(出典:2014年2月2日 Yahooニュース)

 

2013年、アメリカの国家安全保障局(NSA)による国民監視システムの存在について、元職員の「エドワード・スノーデン」はガイドラインをしっかり決めた形で、イギリス・ガーディアン紙の記者に情報をリークしました。

 

その記者の名前はグレン・グリンワルドで、スノーデンがリークした情報がアフガニスタンに関係していることを本人のブログで説明しています。実際に、NSAがアフガニスタン全土で監視システムを導入されているようです。

 

具体的に、NSAはバハマやメキシコ、ケニア、フィリピン、そしてアフガニスタンに住んでいる人々の携帯電話の会話を傍受し、記録するシステムを開発していました。そして、その情報を保存する権限をNSAは持っています。

 

だから、全ての携帯電話で話された通話やメール内容を、検索すればいつでも確認できるようになっています。スノーデンの決めたガイドラインによって、最近までアフガニスタンの国名は伏せられていましたが、グリンワルドが公表したことでタリバンは警戒するようになりました。

 

一方、この監視システムの開発者やその家族たちも命が危険にさらされる可能性があり、世界中で大騒ぎになっているわけです。その後、「ジュリアン・アサンジのウィキリークス」も、アフガニスタンが対象国であることをリークしました。

 

タリバンはSNSを「武器」にする方法を心得ている
2021年8月26日 C net Japanへのリンク画像です。

(出典:2021年8月26日 C net Japan)

 

欧米メディアは、タリバン幹部や部隊ではSNSを使用していると報じています。司令部の記者会見場にはノート型パソコンが並び、公式ツイッターで重要なことを発信しています。当然、幹部と現場との連絡もスマホでインターネットを経由しています。

 

つまり、タリバンの動きは全てアメリカの情報機関(米軍やCIA)にも把握されていたのは間違いありません。だから、バイデン政権がタリバンの侵攻を把握していたことがわかります。意図的に、アフガニスタン政府を崩壊させたものと考えられます。

 

今回、米軍がアフガニスタンを支配する約10年前、当時のソビエト連邦がアフガニスタンに駐留していました。1979年、アフガニスタンの社会主義政権を支援するため、ソ連は反政府組織のムジャヒディンを崩壊させようとアフガニスタンに侵攻しました。

 

1980年に大ヒットした映画「ランボー3怒りのアフガン」で、当時の緊迫した情勢が表現されていましたが、結局、1989年に撤退するまで約10年もソ連軍は戦争していました。そしてその2年後、ソ連邦は崩壊し、解体されたわけです。

 

大英帝国時代のイギリスは、死や拘束を免れた生存者がわずか1人という悲惨な状態で、1842年にカブールから撤退しています。アフガニスタンに関わった大国は、必ず崩壊したり、支配力を弱めてしまいます。

 

ヘンリー・キッシンジャー「アメリカはなぜアフガニスタンでの戦争に失敗したのか」
2021年9月5日 Yahooニュースへのリンク画像です。

(出典:2021年9月5日 Yahooニュース)

 

今回、米軍が20年ぶりに撤退したことで2年後の2023年にアメリカ連邦政府が崩壊し、解体されるフラクタルであることは明らかです。首都ワシントンD.C.は、ホワイトハウスにバイデン大統領が住んでいないことからすでに全く機能していないと思われます。

 

また、連邦政府の財務状況はコロナ財政支援で悪化する一方で、いつデフォルト(国家債務不履行)が起きても不思議ではない状況にあります。

 

1979年のアメリカはカーター政権で、その時、安全保障担当補佐官だったのが外交政策を立案している故ズビグニュー・ブレジンスキーでした。ブレジンスキーは、第二次世界大戦が起きて、外交官であった父親の住むカナダに避難したポーランドの貴族の家に生まれています。

 

通称「黒いヨーロッパ貴族」と呼ばれていましたが、ソ連に蹂躙されたポーランド生まれだからか、強烈な「反共産主義者」で社会主義やソ連に対する激しい憎しみを持っていました。

 

ブレジンスキーは、アフガン紛争が起こった1979年にカーター大統領に「アフガニスタン人の抵抗を継続することが不可欠」と提案しています。そのためには、反政府組織ムジャヒディンへの資金や兵器の提供、そして技術的なアドバイスをすることでした。

 

さらに、隣国のパキスタンや中国にムジャヒディンを支援するように働きかけ、ソ連のアフガニスタンでの行動を平和への脅威として国連に訴えました。要するに、ソ連をアフガニスタンから追い出すという提案をしてきたということです。

 

The Grand Chessboard: American Primacy And Its Geostrategic Imperatives ハードカバー 1997/10/9
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(出典:Amazon.co.jp)

 

今後、アフガニスタンではこれからさらにテロ行為が増え、混乱するのかもしれません。なぜかと言えば、現在のアメリカ国務省や国防総省の政策立案者の中には、ブレジンスキーが1997年に書いた著書「ザ・グランド・チェスボード」の戦略を研究しているからです。

 

「アメリカによる世界戦略のバイブル」と呼ばれているこの本(英語のみ)を読んでみると、中国と韓国、そして日本の東アジア共同体の抑止とその発展の妨害と書かれています。現在の激変する国際情勢を理解するには、英文を読めることが必須です。

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