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北朝鮮の亡命政権「自由朝鮮」の動きとクーデター

F-15E ストライクイーグル
韓国ソウルの駅で、金正男氏の息子ハンソル氏と名乗る男性の動画に関して伝えるニュース Image from AFP

 

これまで北朝鮮からの多くの脱北者を支援し、マレーシアの空港内で暗殺された金正男(キム・ジョンナム)の息子、金漢率(キム・ハンソル)をアメリカで保護している反政府組織「自由朝鮮」が突然、姿を表しています。

 

ベトナムで開催された第2回米朝首脳会議が物別れに終わった日、スペインのマドリッドにある北朝鮮大使館を襲撃し、コンピューターのハードディスクなどを盗み出した組織とされているのが、自由朝鮮です。

 

この組織の実態はあまり知られておらず、アメリカの諜報機関CIAの全面的な支援を受けているとの情報があります。代表者の一人として、人権活動家のエイドリアン・ホンという人物であることは、スペイン最高裁の発表で明らかになりました。

 

ホンは、すでに数年前から北朝鮮の体制転換を目指す臨時政府の樹立を構想しており、暗殺された金正恩の兄である金正男(キム・ジョンナム)に代表に就任するように依頼しましたが、拒否されたとされています。

 

また、2011年にアラブ首長国連盟、アブダビの大手紙とのインタビューで、エイドリアン・ホンは、「《アラブの春》は北朝鮮でこれから起こるドレスリハーサルにすぎない」と述べ、北朝鮮で民衆蜂起による革命を起こす計画があることを明らかにした。

 

さらに、韓国の大手紙「朝鮮日報」によると、ホンはカダフィー大佐打倒後のリビアで暫定政府の樹立を手助けするために、CIAとコンサルタント契約を結んだとされており、リビア訪問には「アラブの春」の民衆蜂起の過程を学習する目的もあったとされています。

 

こうしたホンの活動を見ると、2011年に起きたようなチュニジアやエジプトなど中東全域の革命運動である「カラー革命」や「アラブの春」を仕掛けたセルジャ・ポポヴィッチと似た人物であるように思えてきます。

 

今、明らかになっているのは、「アラブの春」で革命運動を主導する青年組織のトレーニングを行ったのは、セルビアのベオグラードに本部がある「非暴力抵抗戦略センター(CANVAS)」という組織ということです。

 

ちなみに「CANVAS」は、セルビアの独裁的なミロシェビッチ政権を打倒し、その後は「カラー革命」を準備した中核メンバーが、世界各地の民主化要求運動を支援する革命コンサルタントとして立ち上げた組織です。この組織がアメリカの資金援助を受け、CIAの指令で動いている証拠が次々と報道されています。

 

「CANVAS」のチーフインストラクターで、組織のスポークスマンとなっている人物がセルジャ・ポポヴィッチですが、「革命ビジネス」というドキュメンタリー映画で、自分たちが「アラブの春」を各国で計画し、トレーニングした実態を詳しく話しています。

 

それによると、民主化要求運動が起こる約1年くらい前から組織のメンバーのトレーニングを行っていた事実を明らかにしており、「自由朝鮮」に金正恩体制を打倒できるほどの協力者が北朝鮮国内にいるのかどうかはわかっていません。

 

しかし、水面下では着々と準備が進められている可能性があり、アメリカの軍事覇権を維持するためには、何とか北朝鮮のレアアースを手に入れ、中国の供給独占体制を阻止しなければならないわけです。

 

アメリカにとって、これは死活問題であって、これまでのような米朝首脳会議のように金正恩との交渉を何年も続ける余裕はなくなりつつあります。

 

今後、交渉による北朝鮮の抱き込みが不可能と判断すれば、北朝鮮国内で政変が始まる可能性もあり、軍事的な動きを見せるかもしれません。

 

案外、その時期は近いかもしれないわけですが、日本にとっては米軍との協力で何とか弾道ミサイルを迎撃する必要があるということです。

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