それぞれの潜象・現象を理解するために重要な映画をご紹介します。いずれも映画として面白く、迫力があります。また豪華俳優陣が出演しており、私がこれまで書いてきたことがさらに理解しやすくなると思います。
ゴールデンウィーク、及び自粛の時に観ておくことで、無知であることから逃れるようにしておきます。無知とは、「危機から逃れられないことが決定的である」という意味です。文章を読むのが苦手な方は、映画を観るのが一番です。
①ウイルス感染
・「アウトブレイク」 1995年製作 アメリカ
(出典:2014年10月24日 Youtubeムービー)
すさまじい伝染力と死亡率を持つ未知の病原体の脅威と、それに立ち向かう人々の姿を描いたパニック・サスペンス。ベストセラー・ノンフィクション『ホット・ゾーン』(飛鳥新社刊)でも扱われたエボラ出血熱の事件をモチーフに、科学的根拠に基づくリアルでスリリングな恐怖が展開する。 出演:ダスティン・ホフマン、モーガン・フリーマン、ドナルド・ザーランドほか
・「コンテイジョン」 2011年製作 アメリカ
(出典:2011年12月6日 Youtube:シネマトゥデイ)
地球規模で新種のウイルスが感染拡大していく恐怖を描いたサスペンス大作。接触感染により数日で命を落とすという強力な新種ウイルスが香港で発生。感染は瞬く間に世界中に拡大していく。見えないウイルスの脅威に人々はパニックに襲われ、その恐怖の中で生き残るための道を探っていく。 出演:マット・デイモン、ジュード・ロウ、グウィネス・パルトローほか
②大地震
・TSUNAMI ツナミ 2009年製作 韓国
(出典:2010年8月23日 Youtube:シネマトゥデイ)
2004年、歴史上類を見ない死傷者を出したインドネシアの大津波。インド洋で遠洋漁船に乗っていたマンシクは津波に巻き込まれ、密かに想いを寄せていたヨニの父親を失う。この事故をきっかけにヨニへの気持ちを隠してきたマンシクが、ついにプロポーズを決意する。しかしそのころ、高さ100メートル、時速800キロの超大型津波が迫っていた。 出演:ソル・ギョング、ハ・ジウォン、パク・チュンフンほか
③経済破綻
・国家が破産する日 2019年製作 韓国
(出典:2019年7月28日 Youtube:株式会社ツイン)
1997年に韓国で実際におこった通貨危機の裏側を描いた社会派ドラマ。1997年、韓国経済は急成長を遂げ、いつまでも好景気が続くと多くの国民が信じて疑わなかった。そんな中、韓国銀行の通貨政策チーム長ハン・シヒョンは通貨危機を予測していた。政府は非公開の対策チームを招集するが、国家破産まで残された時間はわずか7日間しか残されていなかった。
出演:キム・ヘス、ユ・アイン、ホ・ジュノほか
・マネー・ショート 華麗なる大逆転 2015年製作 アメリカ
(出典:2016年1月25日 Youtube:パラマウント・ピクチャーズ〈日本版〉)
リーマンショックの裏側でいち早く経済破綻の危機を予見し、ウォール街を出し抜いた4人の男たちの実話を描いた。5年、ニューヨーク。金融トレーダーのマイケルは、住宅ローンを含む金融商品が債務不履行に陥る危険性を銀行家や政府に訴えるが、全く相手にされない。そこで「クレジット・デフォルト・スワップ」という金融取引でウォール街を出し抜く計画を立てる。そして08年、住宅ローンの破綻に端を発する市場崩壊の兆候が表れる。 出演:クリスチャン・ベール、ライアン・ゴズリング、スティーブ・カレル、ブラッド・ピットほか
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