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今の段階で皇位継承問題について決めておかねばならない理由
(出典：2022年1月24日 Yahooニュース）
昨年10月30日の衆議院選挙で自民党が単独過半数を取り、総裁であった岸田文雄は総理大臣としてその前の菅義偉や安倍晋三とは異なる政権運営を始めました。
その中で最も注目されるのは「女性天皇を認める」、という立場です。岸田政権は1年持たないと言われていますが、それまでの間に「皇室典範」を改正できるとは思えません。
日本国憲法では、男女の平等（憲法24条）に書かれている通り、「天皇は男性しかなれない」という皇室典範そのものが憲法違反であると解釈できます。少なくとも、内閣法制局ではすでにそのように判断しているものと考えられます。
「愛子天皇」待望論と20代以下の「男系男子」のいる「4つの旧宮家」復帰シナリオの実現度
(出典：2022年1月11日 Yahooニュース）
内閣法制局の判断は、これからタイミングを見計らって公表されることになります。実際に、世論（せろん＝国民）調査で「女性天皇を認める」という日本国民は80％を超えています。ちなみに、世論とは（よろん＝国、NHKなど）が使用する言い方です。
この日本国民の圧倒的な多数意思は、安部派（清和会）など自民党の反日＝反皇室派が抵抗することは難しくなりつつあります。なぜ安部や高市をはじめとする右翼の人たちは、そこまでして天皇家を恨んでいるのでしょうか？
自民党内で、清和会と宏池会（岸田派）が熾烈な権力争いを展開する中、岸田は「新しい資本主義」について説明しようとせず、法律改正の議論もしないで相変わらず優柔不断に、のらりくらりと時間をかけているだけです。
皇室典範という法律は、国会で多数決を得ることで改正することができます。現在の日本国憲法2条に「皇位は、世襲のものであって、国会の議決した皇室典範の定めるところにより、これを継承する。」と書かれています。だから、皇室典範を参照します。
昭和二十二年法律第三号 皇室典範
(出典：e-Gov）
「第一章 皇位継承 第一条 皇位は、皇統に属する男系の男子が、これを継承する。」と書かれていますが、つまり「男系の男子」を「「女性および女系の皇統も認める」と改正することで愛子さまが次の天皇になれるということです。
愛子内親王（20歳）は、昨年12月1日に儀式上の成人となってメディアへお披露目（宣言）されました。要するに、次の天皇陛下は秋篠宮の長男である悠仁内親王（15歳）ではないことがわかります。
日本の国家体制は、すでに愛子さまの結婚話まで出していることから、上皇陛下（祖父）と同様に今上陛下（父）も生前退位されることが決まっていると思います。今上陛下は現在61歳なので、85歳で譲位された上皇陛下のことを考えると、20年以上先の話ではあります。
だから、愛子さまの結婚相手を決める必要があると水面下で動いているのは間違いありません。特に、宮内庁は旧皇族の家系に生まれた男性を養子にし、愛子さまと婚姻させる可能性が高いと思います。
なぜかと言えば、どうしても男系天皇の「YAP遺伝子」が必要だからです。YAP遺伝子は、近隣諸国の中国人や韓国人、フィリピン人などには存在していないとされています。別名「親切遺伝子」と呼ばれ、日本人特有の親切心や勤勉さはこの遺伝子の影響が関係しているように思います。
自分のことを差し置いて他人の為に尽くすことのできるYAP遺伝子について、GHQトップのマッカーサー元帥には理解できなかったようです。主君の為に命を捧げる切腹や、天皇や国の為に命を惜しまず戦える特攻隊は外国人からすると異質です。
だから、日本という国に脅威に感じ、戦後の日本を占領軍は徹底的に改革し、皇族制度を廃止にしたわけです。要するに、天皇とは国の権力者というより、天の声を聞き優れた霊能力のある血筋のことです。
結局、旧皇族と結婚して生まれた子どもに遺伝子がつながれば女性天皇でも問題ないと、残りの20％の保守や右翼も納得することになります。問題は、愛子さまご本人がどのように判断されるかにかかっていることです。
将来の天皇陛下といっても、好き嫌いや相性もあります。「逆バイバイ」など、幼少の頃に指摘されていたようなアスペルガー障害がまだ残っているかもしれません。今回は、小室圭という謎の人間と結婚した眞子さんの場合とは大きく異なります。
悠仁さま進学先「臆測に基づく報道、いかがなものか」 宮内庁が苦言
(出典：2022年1月24日 朝日新聞）
あれだけ大騒ぎになったので、天皇陛下の弟である秋篠宮の次女、佳子内親王の結婚は慎重にならざるを得ません。皇室の結婚話は、女性週刊誌やテレビのワイドショーなどで簡単に取り上げられやすくなっています。
今年のNHK大河ドラマは「鎌倉殿の13人」で、「13人」は1（ひ）3（さ）人（ひと）と読めることから、昨年まで未来の天皇候補であった秋篠宮の長男、悠仁さまと関係がある可能性があるかもしれません。
眞子さんも結婚の報告を上手に乗り切ったことで、まだ15歳の悠仁さまの将来も悪いものではないことを願っています。悠仁さまは結婚しても民間人にはなれないので、これから5歳年上の愛子さまのサポート役としてご活躍されると思います。
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2022年1月25日
