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【日経平均株価4万円台突入】脳がコントロールできない状態(バイアス)から逃れることも必要

更新日2024年3月5日

 

【詳しく】日経平均株価終値で初の4万円台史上最高値を更新
2024年3月4日 NHK NEWS WEBへのリンク画像です。

(出典:2024年3月4日 NHK NEWS WEB)

 

昨日、とうとう日経平均株価が史上最高値を更新しました。振り返ってみると、日本の1980年代のバブルやアメリカのITバブルは約4年続いています。

 

今回は、「AI(人工知能)バブル」であり、AIとは関連のない銘柄まで便乗しています。バブル相場の初期の特徴は、より多くの個人投資家が株式市場に参加するのを意識した動きになることです。

 

実際に、テレビや新聞などで日経平均株価が急騰していることが伝えられ、すでに投資家の一部が利益を得ていることが演出されます。最近では、2017年頃にビットコインなど仮想通貨バブルが起きた時と似ています。

 

当然、プロの投資家が市場から撤退した時に市場に参入する素人が増えるので、熱いのか冷たいのかの適正な温度がわからなくなり、全身が麻痺してくると酒で酔っぱらったような気分で投資が続けられていくわけです。

 

もはや株式市場には酔っ払いしか残っておらず、お互いに何を言っているのか聞き取りにくくなったところで今回のAIバブルが弾けることになると思われます。その間、テレビや新聞、SNSなどでバブル崩壊するかしないか、賛否両論で意見が分かれるのを聞かされます。

 

株高、新NISA…でも「投資ストレス」に注意臨床心理士作成の「己を知るチェックリスト」で認知バイアスの認識を
2024年2月26日 Yahooニュースへのリンク画像です。

(出典:2024年2月26日 Yahooニュース)

 

残念ながら、世界最大手の資産運用会社ブラックロックやゴールドマン・サックスなどの担当者以外、誰も株価が暴落する日時を知りません。だから、匿名のアカウントで投稿している自称・投資家の意見など聞くものではありません。

 

結局、相場が上がっている時に有利なのは、すでに売却することを決めている人です。一方、これからまだ売買を続けると決めている人は不利であり、いざ暴落が始まった時に頭を切り替える時間で大幅ロスするわけです。

 

なぜそのようなことに陥るのかと言えば、給与や収入がなかなか上がらない中、株式だけが上がって資産を増やしている状態にあるからです。つまり、脳が認識の歪みや偏り、先入観という意味のいわゆる「バイアス」にかかっているということです。

 

まず、不都合な情報を過小評価する「正常性バイアス」にかかっているだけでなく、このまま投資を続けても問題ないと思う「現状維持バイアス」、そしてやめてしまうと今までの自分の行動が無駄だったような気持になる「喪失不安バイアス」にもかかってしまいます。

 

つまり、自分の脳で欲望をコントロールできなくなるということです。だから、保有していた株を売ると相場が上がったように感じ、株を買うと相場が下がったように感じてしまいます。もはや、世界は自分を中心に回っていると思い込んでいる状態です。

 

ヘッジファンド、マグニフィセント7の大半を売り越し-ゴールドマン
2024年2月21日 Bloombergへのリンク画像です。

(出典:2024年2月21日 Bloomberg)

 

それに対して、相場の上げ下げに全く惑わされない投資家もいます。いつも冷静沈着で、目標に向かってコツコツ積み重ねるタイプの人は、利益を得ても損益を出しても一喜一憂しません。生まれつきの性格なのか、成熟してそうなったのかはそれぞれですが、今回のAIバブルは中央銀行バブルでもあります。

 

要するに、2008年に起きたリーマンショックの対応策としてアメリカFRBや日銀など中央銀行が始めた「金融緩和」の後遺症であるということです。金融危機の始まりは不動産バブル崩壊であり、それから金融機関の破綻、米国債の金利上昇が起こって株価暴落が起こるという順番です。

 

欧米のヘッジファンドは、すでに米ドルや米国債、日経やダウ平均株価に対してショートポジションを仕込んでおり、レバレッジを数十倍もかけています。また、金融危機が起きれば現金化の代表格である金(ゴールド)が投げ売りになるかもしれません。

 

金の国内価格、3カ月ぶりに最高値 米景気の減速懸念で
2024年3月4日 日本経済新聞へのリンク画像です。

(出典:2024年3月4日 日本経済新聞)

 

昨日、円建て金価格も1グラム=1万1093円の史上最高値を更新しましたが、さらに価格を上げるには一時的な調整が必要です。もし9000円台に下落した場合、絶好の買い場がやってくるかもしれません。

 

今年7月3日の新紙幣交換に向け、現金(5000万円以上)ではなく、金(ゴールド)の現物を保有することは安全策の一つであるように思います。インターネットによる売買が普及し、誰でもクリック一つで売買できるようになった金融市場ですが、便利だからこそ脳が言うことを聞かなくなっています。

 

少なくとも、資産運用は余剰資金のみで済まし、最終的に現金化することを目的として市場から距離を置くことも必要です。ただし、金(ゴールド)の現物は増やしてもリスクにはなりにくい状態が続いています。

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