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現代の戦争について「はだしのゲンを読んで40年後の今」

2017年3月6日に北朝鮮は4発の弾道ミサイルを発射した
2年前の2017年3月6日に北朝鮮は4発の弾道ミサイルを発射した様子。
これが過去の出来事であり続けることを願いたい。
 Image from BBC news

現代の戦争というのは、核弾道ミサイルによって今後の展開のほとんどが決まる確率が高く その時点で航空戦力が機能しなければ勝敗はついてしまう、というのが現状です。

 

私は、防衛関連については10年ほど米軍に奉職していた時期があり、専門分野ではありますが、この10年ほどで明らかにこれまでとは異なる戦術にシフトしているように考えています。

 

結局、戦争の基本は一撃必殺であって、先に核ミサイルを発射した方が勝利することになります。一昔前は、それから形勢を逆転できる可能性もありましたが、核兵器が発達した結果、現代では巻き返しなどできなくなってしまいました。

 

これで、トランプ大統領が空軍とは別に、「宇宙軍」創設を急ぐ意味もようやく理解できるはずです。つまり、ロシアや中国が北海道や日本海側に侵攻しないのは、自衛隊があるからでなく、米軍が控えているというのも現実味を帯びています。

 

しかし、米軍が日本から撤退することになれば、自衛隊を無力化することはそれほど難しくことではないとロシアは考えているように思います。誤解してほしくないのは、私自身、全ての軍事基地がない平和な日本を望んでいる一人ということです。

 

そのロシアは、実はフランスと並ぶ数学大国で、アルゴリズムなどの分野では欧米諸国を遥かに凌駕する技術を生み出していた国です。中国はアメリカの最新軍事技術を盗んでいるとされていますが、そもそもロシアの最新技術を盗用してきたのがアメリカであったわけです。

 

これらの話は今から10年以上前のことですが、軍事技術というのは一般的な科学よりも先進的であることは間違いありません。ただ、多くの方は戦車や戦闘機、空母、そして銃などに目がいく傾向があります。ところが、もはや戦争自体の定義や戦術が変わってしまっています。

 

そういうわけで、宇宙軍はロシアも中国も進めていますが、日本が世界から半周ほど遅れているのは明らかです。それでも科学技術力が高い日本では、平和利用しか許されていないため、その技術を展開することはできません。

 

それでも、最近はようやく偵察衛星を自力で打ち上げることができました。これまでは、首相官邸で北朝鮮のミサイル発射を確認するのは米軍経由しかなく、しかも米軍は偵察衛星の画像をそのまま日本政府や自衛隊に出さずに、都合のいいところだけを出してきました。

 

だから、首相官邸や自衛隊は民間衛星の衛星画像で解析するしかなく、日本はアメリカに莫大な費用を出しているにもかかわらず何も情報を伝えてくれないため、ようやく自前で偵察衛星を打ち上げるようになったということです。

 

ところが、偵察衛星を管理しているのは、結局、日本ではなくアメリカ国防総省(ペンタゴン)であることがわかりました。とにかく、日本独自の軍事機密情報など持てるはずもなく、全てはアメリカに全面開示しなければなりません。

 

それが74年前の太平洋戦争で大敗し、アメリカを筆頭とした国連軍に無条件降伏をし、ポツダム宣言をしたことでその100年後に当たる2045年までは主権を持てない日本の現実があります。

 

さて、米朝首脳会談が破談で終わった後、北朝鮮が核施設を復旧させていると報道されています。もし北朝鮮からの核弾道ミサイルがピンポイントで日本にある米軍基地や軍事施設を狙うのであれば、発射後、最短5分、遅くても10分程度で着弾し、破壊することになります。

 

戦争の基本は、あくまでも一撃必殺であって、空軍のある米軍基地や航空自衛隊基地は全て第一次攻撃で被弾、稼動不能に陥ることになります。当然、外れれば周辺の一般市民の住宅地を破壊し、米軍基地や自衛隊は戦時の際に、一般市民を助けるどころか射殺前提で排除し、戦闘に専念するのがプロトコールであることから、一般市民は基地には逃げ込むことはできません。

 

近所に米軍基地や自衛隊があるからといって、何も意味がないことに日本国民はこの時、気づくことになります。この時点で、勝敗はすでについており、その後は占領、そして上陸を待つだけとなります。

 

食糧も燃料もつきた状態の中、現在の日本国民のメンタルでは飯が食べられないだけで我慢ができなくなるのは明らかで、急に凶暴になり、空腹によって避難所の至る所でいがみ合いが始まり、スーパーやコンビニの略奪や暴動に発展する可能性もあります。

 

考えたくもない光景ですが、その時、銃をとって抵抗するよりも占領国に食べ物を懇願する情けない事態になるかもしれません。要するに、軍事オタクが戦闘機や兵器の性能を語ったところで何も意味がないということです。

 

最近、私は近所にある図書館で「はだしのゲン」という漫画を10巻全て読みました。約40年ぶりに読みましたが、敗戦というのはとんでもなく恐ろしいことであると再認識しました。これまで70年以上もかけて日本は防衛の努力をしてきましたが、ここに来て毎年のように膨大な防衛予算を使って軍備したところで、果たして意味があるのかもわからなくなりつつあります。

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