ホーム > すべての「人」へ、今、起きている本当のことをあなたに 米中貿易戦争から米中軍事戦争への可能性について④
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アメリカによる中国通信のHuawei(華為技術集団)排除にしても、イギリスやフランス、ドイツの動きを見ていると、決してアメリカの言いなりには動いていないのが現状です。
結局、アメリカと中国による「最先端ハイテク競争」の結果、世界一のスマートフォンを売り上げるiPhoneのAppleがいよいよ倒産するということです。iPhoneスマホは、70ドル以上と価格が高い超ハイエンド製品では売上は1位ですが、その次にいつの間にかHuaweiのスマホが売れているようです。
そして3位が韓国のSamsungで、4位に同じ中国の格安スマホであるXiaomi(シャオミ)が続いています。実際に、中国との最先端IT技術競争でAppleは、すでに中国から死刑宣告を受けているものと思われます。
なせかと言えば、Appleスマホの代名詞であるiPhoneの90%以上は、実はホンハイが中国で生産しているからです。だからこそ、米中貿易戦争の次の戦場となるのが12月に実施予定の台湾総統選挙であるわけです。
ところが、米中が互いに25%もの関税を掛け合っていることで、すでにAppleは確実に潰れることが決まっています。そして、決して痛み分けとはならずに台湾総統選挙に立候補を表明しているテリー・ゴウ率いるホンハイ(鴻海工業集団)も潰れることになるかもしれません。
もはやHuaweiどころの騒ぎではなく、世界のサブライチェーンを守ることまではトランプ大統領も習近平主席もできないというのが現状です。さらに、AppleやHuaweiに電子部品を供給しているアメリカのシリコンバレーにある電子部品の開発企業も潰れることになるはずです。
今や、世界中で誰もが1万円程度(100ドル)の安価なロー・エンドのスマホを持っている時代です。インドでは、先ほど紹介したXiaomiなどの格安スマホを使っている人がほとんどです。このように、世界中の大衆がスマホを持っているということです。
それを、トランプ政権が全てのサプライチェーンを壊そうとして、GoogleのAndroidやiPhone、そしてHuaweiでさえ使わせないようにしようとしています。そうすれば中国は完全に音を上げると考えているようです。
このような目先の勝利だけで本当に考えているのなら、トランプも含め、アメリカ人というのは本当に狂っているとしか思えないわけです。図体ばかり大きく、ジャンクフードばかり食べている肥満人間が多いわけです。
アメリカの大都市郊外に行けば、体重が150キロぐらいあるような肥満人間をたくさん見かけますが、今度こそ自分の重さで自己崩壊していくように思います。それに対して、支配階級であるトランプの娘イヴァンカと夫のジャレット・クシュナーのような190センチを超えるスレンダーな人間もいます。
実際に、アメリカでは体格によってその人の社会的階級がわかるような社会構造になっています。当然、例外はありますが、その多くが食生活によってその人生が決められているというのが現状です。 | ||
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