「人」と「人間」の定義については一番下の※をご覧ください。
2019年に入って1ヵ月ほどしか経っていませんが、同じ列車に乗車する「人」と、そうではない「人間」がはっきりと見えてくるような出来事が起きており、以前よりもさらにわかりやすくなりつつあります。
なぜなら、「人間」は、「人」から離れやすいようにこれでもかと嫌な面を見せているからです。これまでのように我慢をさせられ、自分の気持ちに嘘をつき、誤魔化し、いよいよ「人」と合わせるのに疲れてきていることが自分でも分かってきているように見えます。
具体的に言うと、「人間」は何となく「人」とは話が噛み合わないことを感じていたり、お互いに予定が合わなかったり、気まずさなどのためにしばらく連絡がとれなかったりと、少しずつズレが現れてきていることにも気づいているものと思われます。
いよいよ今上陛下の御退位まで残すところ100日を切りました。それは、5月以降には持ち越せないものの選択をする期間でもあるようです。要するに、ありのままの本当の自分に戻るのに必要のないものは、2018年に置いておくべきであったという教訓でもあるかもしれません。
結局、次のフェーズに上がる時というのは、これまで順調であったことが一旦ストップし、それから自然と新しいことにチャレンジするというお知らせが来るものです。
特に、昨年の12月は、1年の中でも最も明確に見えやすい状態で人間関係が表面化し始めた時期のように思います。様々な現象の中でも、特に人間関係の選択がシビアに起きているのを皆さんも感じられているのではないでしょうか?
11月までは一緒に生活していたり、働いていた人たちの中でも、少しずつズレを感じていたのに、見て見ぬフリをしていたのが、とうとう誤魔化せなくなり、表面化することではっきりとしたズレを見せられているように思います。
そして、さらに今年は同じ列車に乗らない「人間」、同じ方向へ向かっていかない「人間」は、「人」であるあなたに寄り添えなくなって来ることから、あなたが提案している日時や場所、そしてやり方について、「人間」はあなたの意見とは全く異なることを主張し、失礼な態度を取って見せていると考えられます。
それは、「人」と「人間」では共感することがない状態にいるわけですから当然のことであって、とてもわかりやすい現象が起きていると考えるべきです。今後、本当のありのままの自分に戻るのには、一緒に学び合い、成長していける仲間であることが重要になってきます。
昨年の秋頃から、すでに考え方の近い「人」たちが集まり始めているように感じていると思われます。その「人」たちは、過去であなたと同じような境遇にいた「人」たちです。お互いに過去で何らかのことが起こり、最後まで成し遂げられなかったことを、また巡り会うことで今度こそ成し遂げようと約束していたのかもしれません。
今、その「人」たちと手を取り合い、同じ目的に向かって分かち合い、支え合いながら「人」の役に立つことをして行く流れに自然に進んで行くものと思われます。生きとし生けるものが幸せであるように、「人」同士で力を合わせ、それぞれの才能を発揮し、役割や使命を果たしていくということです。
※これから自責を知る「人」は粛々と生きていくことができます。なぜなら、「自然=自分」を貫いて生きていくようになるからです。その結果、圧倒的に幸福度が変わっていきます。顔つきが良くなり、動きも変わるので年齢など関係なく、ますます「人」は輝いていきます。
一方、「人間」はこれまで以上に他者を妬み、不平不満を言うようになります。それによって顔がさらにくすみ、体全体がしぼむことにも気付くことはありません。残念ながら「人間」を待っているのはこの世からの退場です。つまり「死」です。
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