ARMY ROTC SCHOLARSHIPS
(出典:U.S.ARMY)
20代の頃にアメリカに住んでいた私は、大学院に進むために奨学金制度について調べていました。そこでアメリカ陸軍の予備役将校訓練課程(ROTC)に申し込み、Army Scholarshipを得ることになりました。
このような経歴を持つ日本人は少なく、同期でもアメリカ生まれの日系人と韓国系が一人ずついたと記憶しています。当時、大学で国際関係学(International Relation)の学士を取得したため、戦争や外交についてはかなり詳しかったように思います。
だから、ウクライナ侵攻が始まった時も、両軍の戦略や戦術、外交交渉などに注目し、最初は英語で情報収集していました。しかし、西側メディアの嘘が目立ち始めたので、ロシア語の情報をDeepLで翻訳したり、ネット上のあらゆる情報を精査してきました。
来月50歳になる私は、これまで30年以上も世界情勢を見てきました。そのうちの22年は、10ヵ国語のコースを提供する語学スクールを運営しています。日本国内では、誰の力も借りずに独自の分析をしてきたのは間違いありません。
今回、ウクライナ戦争が始まったことでこれから日本を含む西側世界の歴史が大きく変わることを強く実感しています。アメリカではアジア人ということで差別され、日本では意見をはっきり言うことで村八分に遭ってきました。
しかし、まだ若いのでこれから日本で活躍することはできると思います。問題は、日本では本当に優秀な人材を採用しないことです。そのことはワクチン接種で明らかになりましたが、大きな組織ほどこれからダメージが目に見えてくるようになります。
「戦争は起こすもんじゃない」 ウクライナの光景に胸痛め―沖縄戦で避難誘導・93歳金城さん
(出典:2022年6月23日 時事通信)
まだ20代、30代の若い人たちは「戦争で死にたくない…」と思っているはずです。また、幼い子どもを持つ親は死ぬわけにはいきません。ところが、80年前の第二次世界大戦では多くの若者が世界各地に送られて、その地で戦死したわけです。
ウクライナ戦争は、そう意味では第三次世界大戦までのプロセスであり、パンデミックやインフレ率の高騰、そして食糧危機を引き起こしていることを考えると、もはや避けられなくなりつつあります。特に、77年も平和であった日本など例外中の例外としか言いようがありません。
「普通の日本人」にとってこれまでは「平和な時代」でしたが、私にとってこの約40年間は戦いそのものでした。世界平和を享受できず、一人悶々として国内外の問題を指摘し、人々に「気づき」を与えてきました。
米駐留費負担、5年で1兆円超 政府調整、同盟強化へ増額
(出典:2021年12月8日 時事通信)
この40年の間には、湾岸戦争やアフガン・イラク戦争の他、世界中で紛争や内戦が起きましたが、日本だけは戦争の脅威に晒されませんでした。だからこそ、用心棒代としてアメリカに巨額のカネを取られてきました。
日本はアメリカの属国であり、自民党を中心に歴代総理はアメリカのディープステートの無理難題に従いながら、表向きには豊かでも生活が厳しい貧困国になったわけです。だから、日本人の誰もが戦争だけは避けたいと思っています。
今の日本人にロシア軍や中国軍と戦う気力や体力はなく、ウクライナ人のように逃げられなくなって殺されるしかありません。しかも、同じ日本人に殺されることになります。岸田政権が「国民殺し」に精を出している中、集団ヒステリーを起こした人たちが政府のやっていることを真似します。
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(出典:2022年6月23日 Yahooニュース)
中国人やロシア人を恨むほど交流がない日本人にとって、激しい憎しみは自分の同級生や同僚、上司、家族へ注がれています。そもそも、外国と戦争をするための義理などないので、日本人同士で殺し合うことのほうが現実的です。
つまり、中国と戦争したいと考えているのは一部の狂信者であり、新興宗教団体に所属している人間たちです。有事の際、最初に対峙するのは自衛官たちですが、今回のウクライナ戦争で動画を見て、強い恐怖を感じたと思います。
このように、自衛官だろうが警察だろうが日本人は誰も死にたくありません。当たり前のことですが、手足を吹っ飛ばされて、残りの人生を障がい者として生きることに抵抗を感じています。要するに、何も知らないままカネだけを受け取って適当に仕事していただけのことです。
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