ワクチン接種でアナフィラキシー17人、全員が女性…息苦しさ・吐き気
(出典:2021年3月10日 読売新聞)
現在、日本国内でワクチンの接種が実施されていますが、ファイザー社製の新型コロナウイルス向けのワクチンの効果と副作用については様々な報道が出始めています。
まずは、医師や看護師など医療従事者が中心ですが、先週、厚労省はワクチン接種を受けた医療従事者17人がアレルギー症状の「アナフィラキシー」が出たと報告されています。20代から50代の全員女性とのことですが、女性の看護師の割合から考えると当然のように思います。
新型コロナワクチンの接種実績
(出典:厚生労働省)
国内でアナフィラキシーの症状が出たのは25人で、今週は50代の男性にも症状が出たと報告されました。この1ヵ月でワクチン接種を受けたのは約45万人で、そのうち約1万5000人がすでに2回目の接種を受けています。
症状としては吐き気、めまいなどですが、全員が治療を受けて症状は改善したと報じられています。医療機関からの報告では、そのうち7人がワクチン接種と関係があり、1人は評価不能というものでした。
そのような状況の中、厚労省は諸外国で報告されているようなアナフィラキシーは、ついに日本でも報告されるようになって、イギリスや中東諸国などでワクチン接種後に死亡数が増えていることを増大していることを明らかにしました。
死亡した多くは、基本的に基礎疾患を持つ高齢者に集中しており、ワクチン接種によって血管内皮に損傷を与え、血栓が出来て脳卒中や心筋梗塞などの「血栓閉塞症」の合併症を引き起こす可能性があるというわけです。
世界各国で接種されている、ファイザー製とアストラゼネカ製のワクチンによって死亡した因果関係については欧米のマスメディアは報道していませんが、基礎疾患を持つ高齢者の接種は危険であるように思われます。
4月12日スタートの高齢者ワクチン接種“第1便”は札幌市と江別市へ
(出典:2021年3月17日 Yahooニュース)
政府や道によると、医療従事者の次は高齢者の接種が始まるとのことで、それまでには「国内外で起きている本当のこと」を日本政府やマスメディアは国民に伝える義務があります。
一般的に「高齢者」とは80代以上を指していますが、免疫反応は60代と比較して弱くなっているのが普通です。海外では、2回目のワクチン接種後は80代の約30%に中和抗体が得られず、60代のほとんどは中和抗体を得ているということです。
ちなみに、「中和抗体」とは人体内にあるタンパク質の活動を抑えることができる抗体のことであり、新型コロナの表面にある突起「スパイクタンパク質」の働きを抑制するためにワクチンがされています。
理論上、ワクチン接種をすればウイルスに感染しにくくなるか、感染しても重症化しにくくなるというわけです。ところが、接種しても中和抗体を持てない80代には効果がないことがわかってきました。
今後、ファイザー社は80代にも効果が生まれるために、何度もワクチンを接種させようと開発研究をさらに進めていくものと考えられます。しかし、本当に感染に対する強力な免疫を確保できるかどうかの確信は全くない状態です。
つまり、ワクチンを接種しても80歳以上は免疫ができる可能性が低いので、これから新型コロナウイルスに感染するリスクがあるということです。
Age-dependent immune response to the Biontech/Pfizer BNT162b2 COVID-19 vaccination
(出典:2021年3月3日 medRxiv)
例えば、イギリスでは基礎疾患を持つ80代がワクチン接種後に新型コロナに感染して死亡しているという報道が増えてきています。その原因は、接種後に白血球の一種であるリンパ球の数値が低下し、むしろ感染症にかかりやすくなったからです。
Experimental vaccine death rate for Israel’s elderly 40 times higher than COVID-19 deaths: researchers
(出典:2021年3月1日 LIFE SITE)
イスラエル国内の高齢者のワクチン死亡率が高いなど、先に始まった海外での結果を知ってしまうと、私たちは日本の高齢者にワクチンを「接種させてはならない」という主張を展開する必要があるかもしれません。ワクチンそのものに効果がないのであれば、その前に中止しておくべきです。
もし80代以上高齢者で、基礎疾患を持つ人々が接種後に感染した場合、政府や厚労省の責任問題となるように今から予測し、そのリスクに対してひとり一人が対応していくことが求められています。
|