北朝鮮が非核化交渉の中断を警告 金正恩氏が近く声明を発表か
要するに、欧米諸国が北朝鮮の核ミサイルを隠し持つことを認めれば、朝鮮半島は解放されることになったわけですが、アメリカのトランプ大統領は意図的に米朝首脳会議を交渉決裂させてしまいました。
一方、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)委員長の言い分というのは、「イスラエルは隠し持っているのに、なぜ北朝鮮は認めてくれないのか?」ということです。そして、欧米諸国からの答えは「イスラエル建国など世界秩序を我々がつくったから」に他なりません。
これは、明らかに不公平であり、欧米諸国によるダブル・スタンダード(二枚舌)ではありますが、世の中は不公平というのが、一般的に通用している道理になっています。結局、ブッシュ元大統領や安倍首相のように文字も正しく読めない者が権力の頂点にいるということが現実というわけです。
現在のアメリカのトランプ大統領のような頭が切れる人が国家権力の頂点にいることは、日本ではまず考えられません。小泉元首相などはブッシュ元大統領の前で披露したようなエルビス・プレスリーのモノマネ男でしかありませんでした。
歴史を正しく振り返ってみると、1930年代の日本も今の北朝鮮と同様に、欧米諸国によるダブル・スタンダードによって罠にはめられてしまったわけです。当時の日本の言い分は、「白人国家はアジア諸国を植民地にしているのに、なぜ日本の植民地政策は認めてくれないのか?」ということです。
戦後、GHQ(占領軍)に追い詰められた昭和天皇は、「自分だけは晒し者になってもいいが、国民にはそうさせてはならない…」と主張されました。だから、20年を経て三島由紀夫はそれに耐えきれずに腹を切り、自殺したわけです。
金正恩の場合は、欧米諸国が「死んだことにしてやるから妹の与生(ヨジョン)にトップを譲れ」ということです。これは、ナチスドイツ総統のヒットラーと全く同じであり、その後もアルゼンチンで生きていたことが報道されています。
彼らからすれば、生かしといたほうが後々便利と考えており、インカ帝国の皇帝のように殺さず人質にし、国民に晒し者にした方が占領軍に対してゲリラ戦を試みるようなことはさせないということです。
これまで、日本の歴史学者というのは長く日本国内だけで調査してきたわけで、このような事実を何も伝えずに74年が過ぎ、いよいよ日本人がおかしくなってきた証拠でもあります。
これもアメリカを筆頭に占領軍による作戦の一つなのかもしれませんが、それにしても一部のいわゆるネトウヨ(ネット右翼)による言動と行動についてはデフォルトリセットが必要であると思うわけです。
本日も強い言い方になってしまい、私自身も反省するところがあると感じています。しかし、それほど状況は緊迫していることに目を向けていないということは絶望的になるしかありません。
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