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ドイツ銀の株価急落、一時15％安－欧州銀行業界への不安再燃
(出典：2023年3月24日 Yahooニュース）
昨年、「2023年は景気後退に突入する…」と言われていましたが、アメリカやスイスで次々と銀行が破綻する中、いよいよ景気後退が現実のものとなりつつあります。
今、わかっていることは必ず債券や株式市場が乱高下するということです。アメリカFRB（連邦準備銀行）は、2022年3月から有害なワクチンを4回、5回と接種するように、急ピッチで利上げを続けてきました。
それが原因で、シリコンバレー銀行やシグネチャー銀行、そしてクレディ・スイスが破綻したのは間違いないことです。今後、銀行の破綻が続くようであれば人々（預金者）は銀行を信用しなくなります。
まず、ファースト・リパブリック銀行の株価は70％以上も下落し、ウェスタン・アライアンスも85％以上も下落し、金融市場全体が銀行株を投げ売りするようになりました。その後、166年の歴史があるスイスの大手銀行クレディ・スイスにも影響が及び、破綻寸前に同じスイスのUBSが買収することが決まりました。
「1929年（世界恐慌）に類似」マスク氏、「銀行破綻はもっと起きる」元FDIC総裁 金融危機再来か
(出典：2023年3月22日 Yahooニュース）
世界各国の金融当局は、何が何でも混乱を収束しようと緊急会合で話し合っていますが、すでに金融危機が起きているものと考えられます。つまり、今は景気後退の直前であり、4月から企業倒産が増えてくるということです。
当然、大企業ではさらに大量リストラを推し進めようとするので、大手英会話スクールに通う人は一人もいなくなるどころか、車や住宅も売れなくなるので全ての企業は経営を悪化させるのは避けられなくなるわけです。
2008年にも似たような状況が起きましたが、巨大なバブル崩壊で私たち日本人も苦しい経済状態が長く続く可能性があります。すでにアメリカの有名投資家やエコノミストたちは、「まずこれから株価が20％程度下落する」、と発言しています。
ツイッターを買収した世界一の資産家であるイーロン・マスクは、「今回の銀行破綻と1929年のウォール街大暴落の危機は似ている…」と発言しています。要するに、近いうちに株価大暴落がやってくるということです。
なぜかと言えば、歴史的にFRBが大幅に利上げすると金融危機が起きていたからです。この1年を振り返ってみても、0.25％から0.5％、そして0.75％が3回続き、それから0.5％、そして3月に0.25％とまるで山を登って下りてくるかのようなサイクルでここまできました。
原油価格は続落、米戦略備蓄の補充先送りで供給過剰懸念
(出典：2023年3月24日 Reuters）
実際に、利上げで株価と債券の下落が続き、これから実体経済にも影響が及ぶとカネを儲けるために働くことはできなくなります。日本には、カネにならないのに仕事をしている人たちが大勢います。
世界的には珍しいことですが、それでも何とか仕事を続けていくのかもしれません。誰かの役に立っているという感覚は大切ですが、危機感がない日本人の多くは何とか生き残っていくように思います。
問題は、極端にカネが回らなくなるので食べ物をスーパーなどで買えなくなることです。預金口座に貯金があったとしても、人々は節制してできるだけカネを使わないように生きていきます。しかし、カネを預けている銀行が破綻すれば元も子もありません。
だから、まだ楽観的に世界を見ている人は少し勉強する必要があります。興味深いのは、景気が悪化するとガソリンや灯油、ガスなどの需要が下がることです。ところが、同じ金融商品である金（ゴールド）価格だけは上昇し続けています。
結局、鉱物資源である銀（シルバー）やプラチナの価格は上がりませんでした。ガソリンや灯油も価格が下がってきており、ガソリンスタンドは安い価格で大量に売りたいとキャンペーンを仕掛けてくる可能性が高いです。
北海道では、春になって暖房器具を使うことが少なくなってきました。灯油やガスの価格を高いと思い込んでいることから、ほとんどの道民は買いだめしようとは考えていません。できるだけカネを使いたくないので、今年の冬まで節約するつもりです。
種子法廃止は「合憲」、農家らの訴え退ける 東京地裁
(出典：2023年3月24日 産経新聞）
食糧危機は秒読み段階に入り、北海道在住者は5月から種まきを始める必要があるように思います。玄米の備蓄分が足りないと感じているなら、必要分を買い増ししてでも食糧危機に備えるべきです。
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2023年3月25日
