北朝鮮が撃ったミサイルの正体、日本の発表を見て知る韓国国民
(出典:2021年3月26日 Yahooニュース)
先日、弾道ミサイル2発を日本海に発射した「北朝鮮」は、早いうちにミサイルを発射して脅すような外交をやめ、話し合いで決める外交に転換していくものと思われます。
なぜかと言えば、過去2回開催されたドナルド・トランプと金正恩との米中首脳会談は、金正恩の考え方に大きな影響を与えたからです。だから、バイデンが表に出たままではミサイルは何度も発射されることになります。
2019年以降の金正恩は、ビジネスマンのトランプの影響によって北朝鮮の経済開発に関心を寄せるようになり、北朝鮮には国際的なリゾートホテルを建設する計画があると言われています。
韓国資本や欧米の国際金融資本と提携する可能性が高く、大規模なプロジェクトが立ち上がることになりそうです。このような国家プロジェクトは、北朝鮮と韓国の関係を改善し、コロナ後の大きな目玉になります。
長期的な予測としては、金正恩の独裁体制は国民の反乱によって転覆されますが、以前より金一族が中国かロシアに亡命することは想定内であると言われています。そして、必ず北朝鮮主導で韓国と南北統一を果たす時がやってきます。
日韓関係、改善できないのはなぜ? 韓国側の事情とは
(出典:2021年3月24日 朝日新聞)
一方、「韓国」についてですが、日本では韓国企業のネイバー社が運営するLINEの個人情報問題を始め、コロナ前から韓国と日本の外交関係が悪化の一途を辿っています。私は、近いうちに日韓が国交断絶する可能性があると見えています。
韓国の文在寅大統領は、就任前から北朝鮮との統一を目指しており、慰安婦問題などを持ち出して意図的に日本との外交関係を断ち切ろうとしていました。韓国の半導体関係の企業は、南北統一を前に工場をベトナムに移しています。
近い将来、生産拠点の中心は韓国国内ではなくベトナムになっていきます。いずれにしても、南北統一されれば韓国の財閥は解体され、北朝鮮が主導して朝鮮半島は一つに統合されていきます。
ターニングイヤーである2024年までは、台湾や韓国、そして日本はグローバル社会から軍備を増強することを求められますが、それは中国と北朝鮮の脅威に備えるためであり、中国への対応は困難を極めることになるということです。
日本の防衛費が増加している! 「着々と準備を整える日本に警戒せよ」=中国
(出典:2021年3月24日 exciteニュース)
最後に、私たちが住む「日本」では、無観客で東京オリンピックが開催される可能性はまだ少し残されていますが、開催に対してあらゆる問題が欧米メディアから指摘されていきます。また、日本は中国との緊張関係から軍備を増強せざるを得なくなりつつあります。
さらに、中国軍の積極的な動きから、国内の反対が強くても核兵器の開発を開始するほどまでに危機を感じるようになるかもしれません。これまでも、日本の自衛隊は東アジア全体にとってバランサーの役割を果たしてきました。
再軍備は防衛的なものであり、中国本土に先制攻撃するなどあり得ないことです。それよりも、中国に対抗するための地域的な脅威となり、国力の低迷から復活するきっかけになると思います。なぜかと言えば、地政学リスクを受けることで経済的に回復することがあるからです。
特に、コロナ後に疲弊した日本は今度こそ経済的に復興する必要があります。極限まで自尊心を失くしてしまった日本人ですが、復興すれば香港やシンガポールに代わるアジア経済のハブになるはずです。
元米陸軍情報将校が明かす「敵がソ連から北朝鮮、中国に変わり、日米が運命共同体でなくなった本当の理由」
(出典:2014年8月25日 現代ビジネス)
2020年代の日本は、米軍撤退によってアメリカ覇権から自立し、東アジアへの依存を深めていくことになると思われます。特に、日本は台湾やインドと協力してアジアの政治的・経済的ハブ国になることが求められているということです。
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