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共和党のトランプ大統領の政敵であるアメリカ民主党支持者の多くが、ウォール街にある証券会社や投資銀行で資産運用を担当しているわけです。
結局、彼ら自身が株価を上下させ、富裕層の顧客に利益を与えて手数料を稼いでいます。ところが、トランプ大統領だけがそれぞれの局面で世界をどちらに動かすのか、何をするのかを知っているため、金融市場全体が振り回されることになっています。
世界中で戦争を引き起こしながら、イスラエルと軍産複合体に利益を与えているネオコンのジョン・ボルトン安全保障担当は、ついに解任されました。同時に、中国への関税引き上げも延期されたことで、株価が上昇し始めています。
つまり、アメリカ民主党の資金源であるウォール街にダメージを与えたことで、むしろトランプ大統領側（共和党）の選挙資金が増えたことになりました。全ては、トランプ大統領の口先（ツイート）で動いていることを証明しています。
トランプ大統領のツイッター https://twitter.com/realdonaldtrump
英語が上手く読めない方は、「Donald Trump 日本語訳」がお勧めです。
トランプ大統領（日本語訳）のツイッター https://twitter.com/mishimadou
「対立陣営は損をし、自分の陣営は儲ける」というように、アメリカ大統領選挙の戦いというのは、金融市場を操作することによる「資金調達戦争」であるとも言えそうです。
今、世界各国で自動車の販売が減少しています。しかし、景気後退に突入したにも関わらず、株価だけはなぜか上昇しています。しかも、ウォール街にいる人々の仕掛けとは全く反対方向に動いています。
そういう意味では、トランプ大統領は巧妙な連立方程式を直観によってツイッターに書いて動かしていることがわかります。当然、ツイートする前にはチームで巨額の資金を株式に仕込んでいるわけです。
結局、トランプ大統領の暗殺を防いでいるのはアメリカ陸軍（U.S Army）の諜報機関ということになります。これまで、金融業界と諜報機関の世界をコントロールしていた勢力を排除したことや、となっては、欧州発の金融危機が迫る今となっては、アメリカ民主党にはもはや戦力が残っていないと思われます。
ＥＣＢ：マイナス金利深掘り、ＱＥも再開－ドラギ総裁が押し切る
アメリカFRB（米国連銀）に続き、ついに欧州中央銀行（ECB）もマイナス金利を決定したことで、世界中が急激に経済を収縮させています。これによって、欧州発の金融危機が起こる可能性が高くなっています。
いずれにしても、トランプ大統領の直感とマーケティングのセンスの良さは、アメリカ国民の社会保障である株価維持と選挙資金稼ぎ、そして戦争を煽る戦略による国力浪費防止をたった一人で、しかもツイートだけで実現していることがわかります。
現在の世界秩序というのは、アメリカのトランプ大統領とロシアのプーチン大統領、中国の習近平国家主席の3名によって動かされており、彼らが約500年も中心であった西洋文明から東洋文明に転換していくと考えられます。
【米露首脳会談】プーチン氏、「譲歩」なしで成果 狙いは大国が尊重し合う“新ヤルタ体制”？
今、台風や大地震など世界的な気候変動によってそれどころではないですが、幸運にも大戦争（第3次世界大戦）に突入しないで済んでいることを考えると、まだ状況はマシなのかもしれません。
世界秩序の維持と転換というのは、私たちには想像もつかない大変な役割であるわけですが、北朝鮮やイスラエルなどの核ミサイルの恐怖が正気に戻しているとはいえ、暴走を食い止めながら自滅する方向へ向かっているのを抑え込んでいるのを見ると、私たち人類は幸運な時代に生きていると言えそうです。
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