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ロシア国営・政府系メディアから見えてくるロシア人の世界観

更新日 2022年3月31日

 

スプートニク(日本語版)
SPUTONIKへのリンク画像です。

(出典:SPUTONIK)

 

私たちAtlasは、ロシアの国営メディアRT(ロシアトゥデイ)や政府系メディアのスプートニクなど、ロシア側の報道記事からウクライナ情勢を分析しています。

 

なぜかと言えば、日本のマスメディアは欧米メディアの報道記事をそのままコピペし、翻訳した内容を一方的に流しているだけだからです。だから、ロシア側に有利になるような報道は排除され、報道されることはほとんどありません。

 

コロナ&ワクチン騒ぎ以降、英語を読まない(読めない)日本人の多くは、欧米の世界観だけを容認する方向に誘導されています。

 

私たちAtlasは「会員制語学スクール」であり、10ヵ国のコースをマンツーマンレッスンで提供しています。しかし、ロシア語を習う受講者は少なく、スプートニク日本語版や自動翻訳を利用することで「今、本当に起きていること」を中立な立場で理解するしかありません。

 

当然、ウクライナ戦争で巻き添えになったウクライナ国民の悲しみは深く、戦争そのものを反対することは大事なことです。そのためには、ロシア側の報道からも現実も知っておかなければなりません。

 

露、ウクライナ住民を大量連れ去りか プロパガンダに利用も
2022年3月29日 Yahooニュースへのリンク画像です。

(出典:2022年3月29日 Yahooニュース)

 

欧米や日本のメディア報道だけを信じ、ロシア側の報道を全部フェイクニュースとするのは危険です。しかし、ロシア側の報道にも真相とはかけ離れた「認知戦」が仕込まれています。西側メディアと同様、情報操作が行われています。

 

結局、一体何が本当に起こっているのかを理解するためには、ロシアが世界情勢をどのように見ているのかを知ることです。私は、15年以上前にロシアのウラジオストックに滞在したことがあるだけで、後は北海道在住のロシア人と多少の親交があります。

 

日本でも、ウクライナを支援する声が高まるにつれ、ロシア人やロシアに関するあらゆるものが憎しみの対象となっているように思います。そのような集合的な感情に流されていくと、日本もウクライナのような「この世の地獄」になる可能性があるわけです。

 

憎しみの感情を制御できない一部の人たちは、これからの人生が良い方向へ向かうとは思えません。コロナ騒ぎで起きたような集合的な感情に巻き込まれないためにも、欧米の報道だけに支配されないようにしなけれればなりません。

 

ただし、ロシアも欧米側に対抗するためにプロパガンダを用いた報道を流しています。ロシア国営メディアのRT(ロシア・トゥディ)などは、西側メディアの報道内容とは全く逆のことを意図的に流し、フェイクニュースのレッテル貼りを徹底しています。

 

「ウクライナ人に同情し、ロシアを憎む…」という欧米側の流れには乗らず、中東のアルジャジーラやオルタナティブ・メディアなどのメディアもチェックし、何が起こっているのかを総合的に把握しておく必要があります。

 

YouTube、ロシアメディアを日本を含む世界でブロック ウクライナ侵攻関連の偽情報の削除も
2022年3月14日 ITmediaNEWSへのリンク画像です。

(出典:2022年3月14日 ITmediaNEWS)

 

残念ながら、ロシア系メディアのユーチューブチャンネルやSNSのアカウントは、3月に入ってから次々と削除され、グーグルやフェイスブックなどの言論統制によってサイトもつながりにくくなっています。

 

ゼレンスキーが日本の国会で演説した日の前後は、RTやタス通信、プラウダ、そして日本語版があるスプートニクのサイトが閲覧できなくなったことがありました。だから、ゼロヘッジ(英語版)などのアルファブロガーの情報を読むしかなかったわけです。

 

ウクライナ侵攻が始まった2月24日以降、ロシア各地で侵攻に抗議する抗議デモが始まって、すでに数十万人のロシア国民が拘束されていると欧米メディアは報道しています。つまり、ロシアは言論統制を敷いているということです。

 

また、ロシア国営放送の女性職員が生放送中にプラカードで抗議したり、ウクライナに派遣された若いロシア軍兵士の母親が反戦を訴えるなど、ロシア国内でも反戦意識が高まりつつありような印象を受けてしまいます。

 

ところが、どう考えても欧米側からカネを受け取っているとしか思えません。プーチン政権の支持率を下げるために、クライシスアクターを使っているのは明らかです。ロシア国内のメディアや欧米のロシア専門家の書いた分析を見ると、ウクライナ侵攻を支持する意見が多いことがわかります。

 

ロシア政府系機関の世論調査軍事作戦「支持する」が74%
2022年3月24日 NHK NEWS WEBへのリンク画像です。

(出典:2022年3月24日 NHK NEWS WEB)

 

ロシアの政府系機関の結果では、軍事作戦を支持するロシア国民は70%を超え、不支持を大きく上回っています。ロシアでも、軍事作戦についての情報源は国営テレビであり、日本とほとんど変わりありません。

 

軍事作戦の支持率が高い背景には、国営放送で情報操作を行っているからです。ただし、日本人とは異なり、ロシア人の多くはナポレオンやヒットラーなどが侵攻してきた歴史を忘れず、西側の脅威が250年も子孫に伝わっていることがわかります。

 

また、プーチン政権の支持率もウクライナとの緊張の高まりにつれて上昇が始まり、侵攻後はさらに高まっていることを考えると西側よりもプーチンのほうがまだマシと考えているように思います。

すべての「人」へ、今、起こっている
【ウクライナ戦争は続く】 ロシアのウクライナに対する政治的、経済的、軍事的戦略②
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