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ロシアの最新型高機能迎撃ミサイルによって世界的な影響が拡大中

ロシアの最新型高機能迎撃ミサイル S-400
ロシアの最新型高機能迎撃ミサイル S-400 Image fromSputnik International

今回のテーマは、ロシアの世界的に拡大しつつある影響力についてです。ロシアの動きとしては、北方領土問題だけで、今年に入って注目されなくなっています。

 

ロシアの動きは、米中貿易戦争の影に隠れてしまっていますが、その中国の巨大IT企業であるファーウェイの創業者の娘で副会長の孟晩舟氏をアメリカが起訴しました。アメリカの大手通信Tモバイルから技術を盗もうとした罪に問われていると報道されています。

 

この逮捕をめぐり、アメリカと中国の関係がさらに悪化しているわけですが、今後の米中協議では何らかの妥協が成立し、米中関係は緩和するとの見方があります。それでも、米中の対立はこれからさらに激しくなることは明らかです。

 

このように、マスメディアの報道は米中関係に集中していますが、決してロシアの動きが止まったわけではないく、むしろアメリカと中国が対立していることで、その裏で多くの時間とエネルギーを溜めているロシアは軍事力での影響力を拡大しているというのが現状です。

 

実際に、ロシアが複数配備した最新型の高機能迎撃ミサイルのS-400は、シリアから東ヨーロッパ、そして北極圏に配備されており、広大な空域をロシアの防空圏としていることから、米軍(空軍)の自由な活動を困難にさせているというわけです。

 

これまでアメリカが覇権国としての前提にあったのは、圧倒的な軍事力でした。必要であれば、世界のどの地域でも軍を動員して敵を攻撃する能力が、結局は覇権を維持するための前提になっていました。

 

しかし、ロシアのS-400が米軍を迎撃する能力があり、これを米軍が恐れて戦略を変更しなければならない時、世界の一部の地域ではロシアが制空権を握っており、アメリカの軍事的な覇権の前提が崩れつつあることを示しているということになります。

 

ロシアの高機能迎撃ミサイルシステムのS-400は、約600キロの飛行物体を探知し、400キロメートル離れた地点で撃墜できる、今や最も高機能な迎撃ミサイルとの呼び声が高い軍事兵器とされています。

 

実際に、巡航ミサイルや超音速の戦闘機、また地球の裏側から成層圏を飛行してくる大陸間弾道ミサイル(ICBM)なども探知することができ、危険の及ばない位置で撃ち落とすことができるというわけです。

 

一方、ライバルであるアメリカのパトリオット・ミサイルとの決定的な違いは、全方位の目標を見つけ出し撃ち落とす能力にあります。現在のアメリカのミサイルでは、指定された180度の範囲しか探知することができません。

 

さらに、発射装置を準備し、戦闘態勢を整えるのには約30分もかかり、目標を攻撃できる距離もたったの180キロとロシアのS-400と比較すると半分以下となっています。これはミサイル防衛だけでなく、アメリカがミサイルを発射する時間的な猶予は一切ないことを示してます。

 

そのため、中国やシリア、そして将来的にはイランのようなロシアの同盟国だけではなく、サウジアラビアやトルコ、インドなどのアメリカの同盟国もS-400の購入を決定しており、インドネシアも導入を検討していると言います。

 

今現在、S-400はシリアから東ヨーロッパ、そして北極圏というロシアに比較的近い地域に配備されていますが、将来的に中国やイラン、さらにアジアの他の地域に配備されるようなことにでもなれば、アメリカの軍事的は限定されることになり、覇権がロシアの方に移る可能性も出てくるということです。

 

ロシアは、すでに南米のベネズエラにも軍事拠点を築いており、アジアにも確実に影響圏を拡大しつつあります。例えば、ロシアの影響があるベトナム、ミャンマー、そしてインドネシアなどもロシア製兵器の購入に踏み切っており、関係が強まっているようです。

 

例えば、ロシア製の潜水艦や戦闘機、輸送用ヘリコプターなどもを購されており、アメリカの制裁下にあった時期に、武器の中心的な供給先になったのがロシアに決まったということです。ただし、東南アジア諸国には兵器を保有しているにもかかわらず、何の戦略もないように思います。

 

あるいは、将来的に世界はアメリカと中国という2つの陣営に二極化することが予測されていることからも、ロシアは二極型の秩序に抵抗し、ロシアの影響圏という第三極を、新世界秩序としての目標にしている可能性もあります。

 

いずれにしても、2020年に入るや否や、何らかの新世界秩序が形成されるか、または大きな戦争による世界的に無政府状態になるという2つの可能性があるのは明らかです。どちらの方向になるのかは、結局ロシア次第なのかもしれません。

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